85 / 99
85 フレンド登録
しおりを挟む
今日は休暇だ。
昨日は融合異世界の魔法側にいったので、明日は科学側にいくことになるのだろうけど、どこへ行くのか。
その辺りがはっきりしないな。
さて何をするかな。
そういえば、ゲームの世界の俺のキャラと融合異世界は同じだったな。
ゲームの世界で買った物は持ち込めるのか?
「ゲームの世界の物は、融合異世界に持ち込めるということで合っているか?」
問う先はコア・ブレインだ。
「合っています。現時点で、持ち込めない物は確認されていません。ただし、融合異世界での物はゲーム世界で使用するのは避けた方がいいでしょう」
「それはどうして」
「ゲーム世界では、運営が様々な物を設定していますが、たまに希少価値が出てしまうものが存在します。いわゆるレアものと呼ばれる出現頻度は著しく低い物です。融合異世界ではありきたりでも、ゲームではないか少ないものがあると推測されるためです」
「なるほど。分かった。ならゲーム世界で買い物がしたい」
「資金をキャラクターに渡しておきます。右手薬指に指輪を装着してありますが、そこに金貨30枚分のチャージをしておきます。ゲーム世界ではこの右手を支払機にかざすと決済されます。盗難の可能性がないのが特徴です。街の外には出ないでください。教会でログイン・ログオフができます」
「分かった」
「ここからゲーム世界に入りますか?」
「ここからでいい」
「では、リクライニングシートに横になってください」
リクライニングシートに横たわると…
「ではログインします」
次の瞬間、教会の1室に転送されていた。
ベッドの上で横になっていたので、そこから起きると部屋から出て場所を覚えておく。
ここからログアウトするかもしれないからな。
「よし、場所は覚えた」
教会を出て街を歩く。
初めての体験だな。
今日はグリーンもいないので、本当にゲームをしている感じがすごくする。
まずはどこへいこうか。
衣服を購入しに行こうと思ったが、どこに何があるか分からない。
道ばたに細工品を並べている男がいたので聞いてみることにした。
「あ~、悪いけどここいらへんで衣服を売っているところしらないかな」
「あ?品物を見てくれるじゃないのかよ。あっちへ行ってくれ」
「すまん」
けんもほろろ、あっさりと排除させられてしまった。
でもそれを見ていた人もいたらしく、
「マップで確認すればいいじゃん」
と言ってくれる人が現れた。
女の子だよな?
「初心者か。頭の中でマップオープンって言ってみて」
言われたとおりに言ってみる。
すると、脳裏にマップみたいなものが広げられた。
なるほど、どこに何があるのか分かる。
「ありがとう、助かったよ」
「何、いつかどこかで借りを返してくれればいいや。アキラって言うんだ。言っとくけど女だからな。成人もしているから間違うなよ」
「俺はハジメ。アキラありがとう」
「いいってことよ」
その後、別れる前にフレンド登録も教えてもらって、登録してから別れた。
フレンド第1号だ。
昨日は融合異世界の魔法側にいったので、明日は科学側にいくことになるのだろうけど、どこへ行くのか。
その辺りがはっきりしないな。
さて何をするかな。
そういえば、ゲームの世界の俺のキャラと融合異世界は同じだったな。
ゲームの世界で買った物は持ち込めるのか?
「ゲームの世界の物は、融合異世界に持ち込めるということで合っているか?」
問う先はコア・ブレインだ。
「合っています。現時点で、持ち込めない物は確認されていません。ただし、融合異世界での物はゲーム世界で使用するのは避けた方がいいでしょう」
「それはどうして」
「ゲーム世界では、運営が様々な物を設定していますが、たまに希少価値が出てしまうものが存在します。いわゆるレアものと呼ばれる出現頻度は著しく低い物です。融合異世界ではありきたりでも、ゲームではないか少ないものがあると推測されるためです」
「なるほど。分かった。ならゲーム世界で買い物がしたい」
「資金をキャラクターに渡しておきます。右手薬指に指輪を装着してありますが、そこに金貨30枚分のチャージをしておきます。ゲーム世界ではこの右手を支払機にかざすと決済されます。盗難の可能性がないのが特徴です。街の外には出ないでください。教会でログイン・ログオフができます」
「分かった」
「ここからゲーム世界に入りますか?」
「ここからでいい」
「では、リクライニングシートに横になってください」
リクライニングシートに横たわると…
「ではログインします」
次の瞬間、教会の1室に転送されていた。
ベッドの上で横になっていたので、そこから起きると部屋から出て場所を覚えておく。
ここからログアウトするかもしれないからな。
「よし、場所は覚えた」
教会を出て街を歩く。
初めての体験だな。
今日はグリーンもいないので、本当にゲームをしている感じがすごくする。
まずはどこへいこうか。
衣服を購入しに行こうと思ったが、どこに何があるか分からない。
道ばたに細工品を並べている男がいたので聞いてみることにした。
「あ~、悪いけどここいらへんで衣服を売っているところしらないかな」
「あ?品物を見てくれるじゃないのかよ。あっちへ行ってくれ」
「すまん」
けんもほろろ、あっさりと排除させられてしまった。
でもそれを見ていた人もいたらしく、
「マップで確認すればいいじゃん」
と言ってくれる人が現れた。
女の子だよな?
「初心者か。頭の中でマップオープンって言ってみて」
言われたとおりに言ってみる。
すると、脳裏にマップみたいなものが広げられた。
なるほど、どこに何があるのか分かる。
「ありがとう、助かったよ」
「何、いつかどこかで借りを返してくれればいいや。アキラって言うんだ。言っとくけど女だからな。成人もしているから間違うなよ」
「俺はハジメ。アキラありがとう」
「いいってことよ」
その後、別れる前にフレンド登録も教えてもらって、登録してから別れた。
フレンド第1号だ。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。
超越者となったおっさんはマイペースに異世界を散策する
神尾優
ファンタジー
山田博(やまだひろし)42歳、独身は年齢制限十代の筈の勇者召喚に何故か選出され、そこで神様曰く大当たりのチートスキル【超越者】を引き当てる。他の勇者を大きく上回る力を手に入れた山田博は勇者の使命そっちのけで異世界の散策を始める。
他の作品の合間にノープランで書いている作品なのでストックが無くなった後は不規則投稿となります。1話の文字数はプロローグを除いて1000文字程です。
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
♪イキイキさん ~インフィニットコメディー! ミラクルワールド!~ 〈初日 辰みっつの刻(8時30分頃)〉
神棚 望良(かみだな もちよし)
ファンタジー
『みなさん!こんにちはっ!私の名前は、大事 守香!やっと、ネコさんに会えました!
もう、嬉しくて、嬉しくて!早速、自分のタブレットを取り出して、職場に報告しようとしたのですが・・・・・・。
あ、あと、ネコさんのご厚意で、お茶に呼ばれてしまいました!ただ、これが、もう、嬉しさの連続で・・・・・・』
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる