運命のいたずら世界へご招待～

93 魔力は増えて現在２万ポイント

結局、コア・ブレインにお願いしてサポートについてもらうことにしました。
場所は、ハジメと同じだけど位相をずらして見えない触れないようにしました。
話している内容は一応聞いている。
後で話す必要があるかもしれないからね。
盗み聞きみたいだけど、まぁ仕方が無い。

私の魔力は、ゲームが1,600くらいで、現実では１万３５９９ポイントだったはず。

「間違えていないわよね？」
「ゲーム上の記録も現実と同じになっています。現在数値は、約２万です」
「増えているわよ。現実の数値が」
「封印が少しずつ解けていますので、日々増加傾向にあります。封印が完全に解けると約２億ポイントになります」
「そういえば、お婆ちゃんがそんなこと言っていたなぁ」

２億って、何の冗談かと思ったけれど、本当だったんだ。

「ただし、こちらの数字も日々微増傾向なので、１0０万単位で変動があるかもしれません」
「え…増えているの？封印が解けつつある今も？」
「はい。有名な魔力研究家が前世にいますので、転生しても魔力が集まるように細工をしたようです」

何よ、その魔力研究家って。

「魔法の精度も最たるものがあり、微少魔法から極大魔法まで自由自在のようです」
「極大魔法はいいとして、微少魔法って？」
「魔力消費が小数点以下のものを指します」
「魔力消費が小数点って何だろう」
「繊細な作業時専用の消費魔力は小数点以下の数値になります」
「知らなかった」