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72 見学にお邪魔します
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食事を終えても、時刻は5時20分。
普通に考えれば、こんな朝早すぎな時刻に印刷所に行っても迷惑なだけと思ったが、やることはない。
まぁ、なんとかなるかと思い直し、印刷所に行ってみることにした。
行ってみると印刷所は、早朝という時間帯にも関わらず煌々と電気が点いていて中で印刷機が動いているような音がしていた。
少し大きい、バタンバタンという音もする。
何かの機械が動いているのかな。
「入る?」
と、ハジメが聞いてきた。
「行きましょう。きっと大丈夫」
ここまで大きな音を立てて作業をしているのだから、誰か来ても問題ないのじゃないかしら。
だから、ハジメには言い切った姿を見せた。
印刷所に入るためのところに小さい小槌と丸い板がぶら下がっている。
これは多分中の人に周囲の騒音は関係なく来客が来たと伝えるための魔法具と見た。
3回叩く。
コンコンコン。
「はーい」
中から声が聞える。
内側でカギが外される音と共に中から女性が出て来た。
「あら、いらっしゃい。忘れ物?」
「見学に来ました!」
ちょっと大丈夫かなぁ。
「ん?あ、印刷所の見学かぁ、どうぞ入って」
良かった。
受け入れて貰えた。
普通に考えれば、こんな朝早すぎな時刻に印刷所に行っても迷惑なだけと思ったが、やることはない。
まぁ、なんとかなるかと思い直し、印刷所に行ってみることにした。
行ってみると印刷所は、早朝という時間帯にも関わらず煌々と電気が点いていて中で印刷機が動いているような音がしていた。
少し大きい、バタンバタンという音もする。
何かの機械が動いているのかな。
「入る?」
と、ハジメが聞いてきた。
「行きましょう。きっと大丈夫」
ここまで大きな音を立てて作業をしているのだから、誰か来ても問題ないのじゃないかしら。
だから、ハジメには言い切った姿を見せた。
印刷所に入るためのところに小さい小槌と丸い板がぶら下がっている。
これは多分中の人に周囲の騒音は関係なく来客が来たと伝えるための魔法具と見た。
3回叩く。
コンコンコン。
「はーい」
中から声が聞える。
内側でカギが外される音と共に中から女性が出て来た。
「あら、いらっしゃい。忘れ物?」
「見学に来ました!」
ちょっと大丈夫かなぁ。
「ん?あ、印刷所の見学かぁ、どうぞ入って」
良かった。
受け入れて貰えた。
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