29 / 112
29 パンフレット
しおりを挟む
一般的に魔法文明社会で、書籍や文献などは手書きか魔法による自動記述かになる関係上大量生産には向いていない。費用もかなりかかるので、パンフレットの様に無料で配布できる代物ではないのだ。
しかし、ハジメが持っているのは紛れもないパンフレット。
大量に生産し、無料で配っても問題ないとなると、やはりこの世界のどこかに大規模な印刷工場があるのだろう。
もちろん、その工場は魔法側のではなくて科学側のもの。
一体どこから…。
ハジメからパンフレットを受け取って、最後のページの下に小さく『飛鳥印刷所』とあった。
…ん?
飛鳥?
うちの親戚か?って、そんな家知らないから単なる偶然だろう。
しかしよく出来ている。
普通の印刷だけでなく、QRコードに似た全く別のもの。MQコードとか書いてある二次元バーコードが載っている。
どうやって使うのか?スマホはないし、なんらかの魔道具か?
「ああ、その使い方はこうですよ」
親切な人が教えてくれた。
コードの上に手をかざして
「コードオープン」
これだけ?
簡単だわ。
コードが手のひらに転写されて、この転写されたコードをパンフレットに掲載のお店に行って見せるとお店ごとの特典が受けられるという。
本当にスマホの機能そのまま。
しかし、ハジメが持っているのは紛れもないパンフレット。
大量に生産し、無料で配っても問題ないとなると、やはりこの世界のどこかに大規模な印刷工場があるのだろう。
もちろん、その工場は魔法側のではなくて科学側のもの。
一体どこから…。
ハジメからパンフレットを受け取って、最後のページの下に小さく『飛鳥印刷所』とあった。
…ん?
飛鳥?
うちの親戚か?って、そんな家知らないから単なる偶然だろう。
しかしよく出来ている。
普通の印刷だけでなく、QRコードに似た全く別のもの。MQコードとか書いてある二次元バーコードが載っている。
どうやって使うのか?スマホはないし、なんらかの魔道具か?
「ああ、その使い方はこうですよ」
親切な人が教えてくれた。
コードの上に手をかざして
「コードオープン」
これだけ?
簡単だわ。
コードが手のひらに転写されて、この転写されたコードをパンフレットに掲載のお店に行って見せるとお店ごとの特典が受けられるという。
本当にスマホの機能そのまま。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる