8 / 27
8 混乱した婚約破棄
しおりを挟む
お気に入り 3
初回公開日時 2021.09.24 17:24 文字数 572 累計ポイント 4,874 pt
ジャンル 恋愛
完結:この作品は、他の小説とは独立した作品となっています。
話のタイトル:だ、だれだっけ?
---本文
卒業パーティーで、生徒会長の挨拶のあとに飛び入り?で入って来た王子が叫んだ。
マイク付きで。
「おれは、あいつと婚約破棄するぜ」
痛い。
痛すぎる。
「誰?」
王子の婚約者を知らない人多数。
というか、婚約していたんだ。
「破棄される婚約、いや元婚約者は恵理という女だ」
ああ、あの子か。
さっきの生徒会長の小さな女の子。
演台に隠れてしまいそうだが、とても優秀で誰にでも優しい。
しかし
「真実の愛に目覚めたんだ。その相手と婚約する。名前は…恵理。いや、違う。恵理じゃなくて」
「この学校に恵理なんて名前2人居たか?」
ざわざわし始めるが、次なる人は出てこない。
「思い出したぞ、恵理…かだ」
「…は?」
列の最前線にいた人の疑問な声が届いたのか、
「恵理…かだ」
あ、もしかして恵理香ちゃんのことかな。
「そうだ、それだ。エリカ…なんか違う。真実の愛の相手は、明日香だ」
みんな思った。
全然違う。
「ほほう。世迷い言をしているのは、お前か」
英語教師、安岐 明日香。
23歳、教師になって1年。
こんな屈辱はないと怒っております。
「先生ではなくてぇぇぇぇ」
体育会系大学卒業からで英語の先生に耳を掴まれて舞台から体育館から退場。
なんだったんだ。
「さぁ、余興も終わりましたので、皆さんで卒業を祝いましょう」
生徒会長、さっきの件は余興にしてしまったらしい。
さすがだなぁ、と思ったとか思わなかったとか。
---著者から一言
簡単に言えば、勘違い野郎です。
婚約者だと思っていた人も真実の愛だと思っていた人も完全に勘違いです。
妄想が外に出て、頭脳労働者に捕縛されたという感じ。
お先は暗いね。
初回公開日時 2021.09.24 17:24 文字数 572 累計ポイント 4,874 pt
ジャンル 恋愛
完結:この作品は、他の小説とは独立した作品となっています。
話のタイトル:だ、だれだっけ?
---本文
卒業パーティーで、生徒会長の挨拶のあとに飛び入り?で入って来た王子が叫んだ。
マイク付きで。
「おれは、あいつと婚約破棄するぜ」
痛い。
痛すぎる。
「誰?」
王子の婚約者を知らない人多数。
というか、婚約していたんだ。
「破棄される婚約、いや元婚約者は恵理という女だ」
ああ、あの子か。
さっきの生徒会長の小さな女の子。
演台に隠れてしまいそうだが、とても優秀で誰にでも優しい。
しかし
「真実の愛に目覚めたんだ。その相手と婚約する。名前は…恵理。いや、違う。恵理じゃなくて」
「この学校に恵理なんて名前2人居たか?」
ざわざわし始めるが、次なる人は出てこない。
「思い出したぞ、恵理…かだ」
「…は?」
列の最前線にいた人の疑問な声が届いたのか、
「恵理…かだ」
あ、もしかして恵理香ちゃんのことかな。
「そうだ、それだ。エリカ…なんか違う。真実の愛の相手は、明日香だ」
みんな思った。
全然違う。
「ほほう。世迷い言をしているのは、お前か」
英語教師、安岐 明日香。
23歳、教師になって1年。
こんな屈辱はないと怒っております。
「先生ではなくてぇぇぇぇ」
体育会系大学卒業からで英語の先生に耳を掴まれて舞台から体育館から退場。
なんだったんだ。
「さぁ、余興も終わりましたので、皆さんで卒業を祝いましょう」
生徒会長、さっきの件は余興にしてしまったらしい。
さすがだなぁ、と思ったとか思わなかったとか。
---著者から一言
簡単に言えば、勘違い野郎です。
婚約者だと思っていた人も真実の愛だと思っていた人も完全に勘違いです。
妄想が外に出て、頭脳労働者に捕縛されたという感じ。
お先は暗いね。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる