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第80話 アサの一人遊び
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身にまとう紺色の洋服はニールに贈られたものだ。
恐るおそるズボンの隙間から手を入れると独特な湿り気が指に触れる。下穿きの上から触れているだけじゃ満足いく刺激を感じなくて、僕はズボンと下穿きを下ろした。
「ひゃぅ…」
ぎゅっと握ると目に見えて硬さを増した体の中心がビクンと動く。
どうしよう、もしニールが何かの拍子に部屋に戻ってきてしまったら…
ドキドキしながら上下に右手を動かすと先端からぷくりと精液が漏れた。ぬめりが手の動きを手伝って、段々と気持ちよさが増していく。
今座っている寝床には、ニールのにおいがいっぱいで、僕はニールの枕を手繰り寄せると下半身をさらしたまま横に寝転がった。
横になったことで、枕に顔をうずくめやすくなった。自分とは違う匂いが火照りきった体をさらに熱くする。
「んっ、んっ!!」
ニールがやってくれるみたいに手を必死に動かしても何かが足りない。この船に乗ってから自分で自分を慰めることがなかった僕は、もしかするとやり方を忘れてしまったのかもしれないな。
「ぁあっ!」
大きな手が僕のソコを包み、先端を優しくなでる様子を頭に浮かべると、とぷりと精液があふれ出した。
いつもはどうするんだっけ…えっと、こうやってクルクルって撫でて割れ目に指が入ってきて…
「ゃ、んーーー!」
今までより一番強い刺激に喉がのけ反った。髪留めで留めていた髪の毛がパラパラと背中に散る。
すごく気持ちいい。
この手がニールの手なんだって思いこめば何百倍も気持ちいいんだ。
でも…でも、何かが足りなくて、僕のおなかの奥はじりじりと疼いている。
うう…どうしよう。自分で奥を慰めることなんてできないよ。僕の指はニールの指より小さいし、それに…自分で指を入れることなんて絶対怖くてできない。
「んっんっぁぁぁ、ゃっ」
物足りないけど、僕は目を瞑りニールのことを考えた。
僕より逞しい体に包まれると、いつでも心が温かくなるんだ。それに、僕を求めているときのニールは少しだけぎゅっと眉間にしわを寄せたり、目つきが変わって男らしさが増す。何とも説明しづらいけど、狼みたいな表情になってカッコいいんだ。
体の中心を掴んでいた手をさらに速く動かし僕はここにはいない人のことを想った。
「っあぁんっ!どうしよ、とまらないっ」
天井を向いて横たわった僕の腰が浮きがくがくと震え出す。
閉じた瞼の裏が段々と白みを帯びていく。
頭に浮かべた大好きな人の唇が自分の名前を呼ぶと、僕はきらきらと輝く星が見えたような気がした。
「っっーーーー!!!」
どろっとした粘液が手を伝い、瞳から涙が流れた。
この時僕は扉の向こうに誰かが立っていたなんて知らなかったんだ。
恐るおそるズボンの隙間から手を入れると独特な湿り気が指に触れる。下穿きの上から触れているだけじゃ満足いく刺激を感じなくて、僕はズボンと下穿きを下ろした。
「ひゃぅ…」
ぎゅっと握ると目に見えて硬さを増した体の中心がビクンと動く。
どうしよう、もしニールが何かの拍子に部屋に戻ってきてしまったら…
ドキドキしながら上下に右手を動かすと先端からぷくりと精液が漏れた。ぬめりが手の動きを手伝って、段々と気持ちよさが増していく。
今座っている寝床には、ニールのにおいがいっぱいで、僕はニールの枕を手繰り寄せると下半身をさらしたまま横に寝転がった。
横になったことで、枕に顔をうずくめやすくなった。自分とは違う匂いが火照りきった体をさらに熱くする。
「んっ、んっ!!」
ニールがやってくれるみたいに手を必死に動かしても何かが足りない。この船に乗ってから自分で自分を慰めることがなかった僕は、もしかするとやり方を忘れてしまったのかもしれないな。
「ぁあっ!」
大きな手が僕のソコを包み、先端を優しくなでる様子を頭に浮かべると、とぷりと精液があふれ出した。
いつもはどうするんだっけ…えっと、こうやってクルクルって撫でて割れ目に指が入ってきて…
「ゃ、んーーー!」
今までより一番強い刺激に喉がのけ反った。髪留めで留めていた髪の毛がパラパラと背中に散る。
すごく気持ちいい。
この手がニールの手なんだって思いこめば何百倍も気持ちいいんだ。
でも…でも、何かが足りなくて、僕のおなかの奥はじりじりと疼いている。
うう…どうしよう。自分で奥を慰めることなんてできないよ。僕の指はニールの指より小さいし、それに…自分で指を入れることなんて絶対怖くてできない。
「んっんっぁぁぁ、ゃっ」
物足りないけど、僕は目を瞑りニールのことを考えた。
僕より逞しい体に包まれると、いつでも心が温かくなるんだ。それに、僕を求めているときのニールは少しだけぎゅっと眉間にしわを寄せたり、目つきが変わって男らしさが増す。何とも説明しづらいけど、狼みたいな表情になってカッコいいんだ。
体の中心を掴んでいた手をさらに速く動かし僕はここにはいない人のことを想った。
「っあぁんっ!どうしよ、とまらないっ」
天井を向いて横たわった僕の腰が浮きがくがくと震え出す。
閉じた瞼の裏が段々と白みを帯びていく。
頭に浮かべた大好きな人の唇が自分の名前を呼ぶと、僕はきらきらと輝く星が見えたような気がした。
「っっーーーー!!!」
どろっとした粘液が手を伝い、瞳から涙が流れた。
この時僕は扉の向こうに誰かが立っていたなんて知らなかったんだ。
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