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第56話 紅く色づく
しおりを挟むこんなに気持ち良いことがあっていいのだろうか。
俺の膝に乗るアサは羽のように軽い。
透き通るような肌は、指を滑らせると少しばかり汗で濡れ指に吸い付くようにしっとりとしていた。
奥を奥をと腰を浮かせ、下から突き上げていくと、子供の柔らかさを残した体が戦慄いた。
「アサ、もっとお前をくれっ」
「ハゥ!ンッ」
アサの肉壁は、香油と俺の先走りで濡れ滑りを増していく。
肌がぶつかるほど奥へ入れば離さないほどきつく包み、意思があるかのように蠢いた。
艶々と輝くアサの前髪が汗に濡れ額に張り付く様子でさえ、俺の欲情を煽る。
目の前で俺の動きに合わせて揺れ、可愛い喘ぎ声をあげる姿に、気がおかしくなりそうなほど、この子を愛しているのだと確信した。
「ニールッ、ヤッ、コ、ワィッ、ンーーーーー!」
アサの精液を己の腹で感じたのは何度目だろう。
目の前の華奢な体が後ろへ撓り、普段は白い肌が紅く色づいている。
肩で息をし頬に涙を流して射精後の倦怠感に揺れるアサの髪がフワフワと俺の胸をくすぐった。
二人の間で揺れる愛らしい性器からは、ゆっくりと透明の粘液が流れ出て、部屋の照明に輝いている。
しっかりと俺自身を包み込むアサの粘膜の感覚に俺の我慢はそう長く続かなそうだった。
「アサ、イッたか?いい子だな。もう少しお前を味わせてくれっ」
「アァ、モッ、ヤァッ!」
「悪いアサ、無理だ、止められない。いい子だ、頼むっ」
小さな身体を後ろに押し倒せば、角度が変わり新しい感覚が体中に巡る。
強く握れば折れてしまいそうな両脚を肩にのせ腰を打ち付けると、アサの肉壁が激しくうねる。絶頂を促すようなその感触に、息が上がり思考が真っ白になりそうだ。
「ヤッ、ンッンッ、ニールッ、マッ…テ!」
「アサ、もう少しだからっ」
痺れるような甘い感覚と絡みつく快感に、動きを止めることなどはできなかった。
自分の体の下で、声にもならない悲鳴を上げだした大切なこの子を、気が狂うほど壊し、誰の目にもつかぬところで隠し、一生愛でていたい。
凶暴な思いが体からあふれ出しグルグルと渦巻きだす。
「ァァア!ニールッ、ンッ!」
それでも、誰よりも大切なアサを傷つけることなど俺にはできるはずがない。
そっとアサのモノを握り自分の動きに合わせ擦りあげると、紅く色づく喉が反り返り、悲鳴に近い鳴き声が小さな唇からあふれ出した。
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