37 / 125
第37話 アサの好きな人
しおりを挟む
身体の奥の奥まで届いてしまうのではないかと言うくらい深くニールの性器が入ってきてる。
それはなぜか恐ろしいけど、とても気持ちが良くて、それでもなぜか涙が自然と流れてしまう不思議な感覚だ。
浅く、時には深く腰を突き上げるニールの身体は、汗に濡れている。
いつもより鋭い瞳で見つめられると、体の芯が熱く火照った。
呼吸の合間に合わせられる唇はすごく熱くて、口の中をかき混ぜる舌は僕の頭を溶かしていく。
「ああ、アサっ」
「ンッ、ゥンッ」
抉るように中を擦られると、生まれて初めて感じる可笑しな感覚に腰が揺れた。
なんでこんなに気持ちいいんだろ。
突き上げられるたびに擦れる肌からも甘い痺れを感じてしまう。
頭のてっぺんからつま先まで、体の中も頭の中も、全てが気持ちよくてジンジンと痺れて、何も考えられなくなるほど気持ち良い。
「アサ、スキだ。お前がスキだ」
「ンッァゥ…ハァ、ニール?ンーーーーアッッ、スッ、キ」
「っアサ、いい子だ。大切にするっ」
腰の動きを速めるとニールは僕の右太ももを抱えた。
今までよりも深く、信じられないくらい深いところでニールの存在を感じる。
「ァアア…ッフ、ンッハァ…」
耳に届くのは大好きな人の吐息と、肌が打ち付けられるパンパンと響く音、そしてぐちゅぐちゅと混ざり合う粘液の音。
目に映るのは、逞しい肩、割れた腹筋と、僕に向けられた優しい瞳。
少し開いた唇は薄く髭で囲まれていて、熱いほど欲に濡れた吐息が吐き出されている。
何度も何度も角度を変えて、深さを変えて僕に向けて腰を律動させていたニールが、今まで以上に激しく動き出した。
打ち付けられる肌が痛みを生むが、それさえ快感になってしまう。
もっと続けて欲しいけど、これ以上続いたら狂ってしまう。
そんな感覚に負けそうになって、僕の右脚を抱えるニールに両手を広げた。
「ニールッ」
それはなぜか恐ろしいけど、とても気持ちが良くて、それでもなぜか涙が自然と流れてしまう不思議な感覚だ。
浅く、時には深く腰を突き上げるニールの身体は、汗に濡れている。
いつもより鋭い瞳で見つめられると、体の芯が熱く火照った。
呼吸の合間に合わせられる唇はすごく熱くて、口の中をかき混ぜる舌は僕の頭を溶かしていく。
「ああ、アサっ」
「ンッ、ゥンッ」
抉るように中を擦られると、生まれて初めて感じる可笑しな感覚に腰が揺れた。
なんでこんなに気持ちいいんだろ。
突き上げられるたびに擦れる肌からも甘い痺れを感じてしまう。
頭のてっぺんからつま先まで、体の中も頭の中も、全てが気持ちよくてジンジンと痺れて、何も考えられなくなるほど気持ち良い。
「アサ、スキだ。お前がスキだ」
「ンッァゥ…ハァ、ニール?ンーーーーアッッ、スッ、キ」
「っアサ、いい子だ。大切にするっ」
腰の動きを速めるとニールは僕の右太ももを抱えた。
今までよりも深く、信じられないくらい深いところでニールの存在を感じる。
「ァアア…ッフ、ンッハァ…」
耳に届くのは大好きな人の吐息と、肌が打ち付けられるパンパンと響く音、そしてぐちゅぐちゅと混ざり合う粘液の音。
目に映るのは、逞しい肩、割れた腹筋と、僕に向けられた優しい瞳。
少し開いた唇は薄く髭で囲まれていて、熱いほど欲に濡れた吐息が吐き出されている。
何度も何度も角度を変えて、深さを変えて僕に向けて腰を律動させていたニールが、今まで以上に激しく動き出した。
打ち付けられる肌が痛みを生むが、それさえ快感になってしまう。
もっと続けて欲しいけど、これ以上続いたら狂ってしまう。
そんな感覚に負けそうになって、僕の右脚を抱えるニールに両手を広げた。
「ニールッ」
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
12月末にこちらの作品は非公開といたします。ご了承くださいませ。
近況ボードをご覧下さい。


つまりは相思相愛
nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。
限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。
とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。
最初からR表現です、ご注意ください。

幸せの温度
本郷アキ
BL
※ラブ度高めです。直接的な表現もありますので、苦手な方はご注意ください。
まだ産まれたばかりの葉月を置いて、両親は天国の門を叩いた。
俺がしっかりしなきゃ──そう思っていた兄、睦月《むつき》17歳の前に表れたのは、両親の親友だという浅黄陽《あさぎよう》33歳。
陽は本当の家族のように接してくれるけれど、血の繋がりのない偽物の家族は終わりにしなければならない、だってずっと家族じゃいられないでしょ? そんなのただの言い訳。
俺にあんまり触らないで。
俺の気持ちに気付かないで。
……陽の手で触れられるとおかしくなってしまうから。
俺のこと好きでもないのに、どうしてあんなことをしたの? 少しずつ育っていった恋心は、告白前に失恋決定。
家事に育児に翻弄されながら、少しずつ家族の形が出来上がっていく。
そんな中、睦月をストーキングする男が現れて──!?

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる