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お姉ちゃんとカイさん
もう止められない
しおりを挟む眠れない。
お姉ちゃんの彼氏となんて最悪なのに、お姉ちゃんに隠れて何回かして行くうちに、だんだんなんか…気持ち良くなって来ちゃってる。なんか、彼氏とするよりも、カイさんとの方が何倍も興奮しちゃうし。
「っ…。ぁ…」
一人であそこを触りながら、声を出す私。
もう、頭の中えっちな事ばっか。止まらない。でもオナニーの仕方もよくわかんないし、全然おさまんない。
ずっと寝れなくて、気づけば夜中になっていた。私は、起き上がった。この時にはすでにもう、私はおかしかったのかもしれない。
ベッドから降りて、部屋から出る私。隣のお姉ちゃんの部屋の前に立った私は、戸をゆっくりと開けた。
部屋の中には、お姉ちゃんと、カイさんが寝ていた。しかもお姉ちゃんとカイさん、裸だった。私が一人でオナニーしてる間に、二人はえっちしてたんだ。なんだか、ちょっとムカついた。
ベッドに近付いて、外側で寝てるカイさんの近くまで行った。
初めてだった。今まで、カイさんに一方的に色々されていたけど、今回、初めて私は、自分からカイさんの所に来ていた。
彼の寝ている顔に近付いて、キスしちゃう私。もう、自分の性欲を抑えられなくなっていた。
お姉ちゃんが真横にいて寝息を立てている。私は、そんな彼女のすぐそばで、彼の口を揉むようにキスをしていた。心臓はドキドキってすごい音を立てた。そのスリルに、私は一人で酔っていた。
彼氏とのえっちよりも何倍も気持ちいいえっち。それに気づいてしまった。いけない事をしているのが、言いようのない興奮を生む。すごいドキドキして、私おかしいかもって思った。もう自制が効かない。だめなのに、もっともっとって思っちゃって…。このスリルに目覚めてしまったのを自覚したのは、この時だったのかもしれない。
途中でカイさんが目覚めた。カイさんはびっくりした顔をしていた。
私は彼に「来ちゃった」って言った。
「え、さすがに起きたらやばくねぇ?」
カイさんが言う。
「お姉ちゃん、一回寝たら起きないし、大丈夫ですよ。私も入っちゃお」
私は、布団をめくって、カイさんの隣に入って行った。お姉ちゃんのベッド少し大きめだから、3人が寝ても大丈夫だった。
「アイちゃんなんか、積極的じゃね?」
カイさんは、自分の隣に入って来る私を見ながら、笑いながら言った。
私は布団の中に入って行って、カイさんの横に寝転んだ。そして、彼の方へと体を向ける。
「だって、カイさんのせいで眠れなくて」
私は、彼の顔を見上げながら、言った。
「んー…」
お姉ちゃんの声がした。
「…………」
私とカイさんは黙った。
私は隠れるように、布団の中へと顔を埋める。
お姉ちゃんが、カイさんの後ろから、彼を抱きしめた。私はお姉ちゃんの回された腕に触れないように、布団の中で身をこわばらせる。
カイさんも動いていなかった。
「…………」
少しの沈黙を保ってたら、お姉ちゃんの寝息が聞こえて来た。
お姉ちゃん寝てる…。って思って、私はゆっくりと布団から顔を出した。顔を出したらカイさんの顔が目の前にある。
「あぶな…」
笑いながら、カイさんが小さく言った。
「すごいドキドキする…」
私は言う。
至近距離でお互いの顔を見詰め合って話す私たち。
「姉と寝てる彼氏襲うとか…」
カイさんは、言った。
「だってぇ…。さっきずっと触るから…。また触って欲しくて」
「アイちゃんだんだんエロくなってる」
「カイさんのせいですよ」
そして私たちは、ゆっくりとキスをし始めた。
裸のお姉ちゃんに後ろからハグされながら、妹の私とキスするカイさん。
「………ん…」
彼の舌がゆっくりと入って来て、私は息と一緒に微かな声を漏らした。
カイさんはお姉ちゃんの腕をゆっくりと解いた。お姉ちゃんは、腕は解かれたものの、カイさんの背中にピッタリとくっついたまま寝ている。
カイさんは私の胸に手を回して、揉み始めた。もう片方の手はお尻に回され、私の体がカイさんに密着される。
「ん…はっ。ん」
胸も揉まれて、お尻も触られて、舌も絡んで、気持ち良くて小さく声が出た。
すごい状況だった。カイさんにお姉ちゃんは背中にぴったりくっついて、私はカイさんにキスして前で密着して。私とお姉ちゃんでカイさんを挟んでる感じだった。しかもお姉ちゃんなんて裸だし。
「ん…ん…」
はぁはぁって息が荒くなる。
お姉ちゃんがすぐそこにいるのに、私とカイさんは真横でえっちな事しちゃって。
キスが舌が、止まらない。
お尻の次はあそこを触るカイさん。あそこに手が触れると、体はピクピクって反応した。そして、自然と腰を動かしちゃう私。
お姉ちゃん、ごめんね。罪悪感も背徳感とスリルも合わさって、ものすごい興奮…。こんなのやめられないよ。
この時、私の中の、何かが外れた気がした。なんて言うか、あんまりにも興奮しちゃってて気持ち良くて、もう、理性がどっか、飛んで行っちゃったような、そんな感じ。
「んっ。ん…」
はぁはぁ、はぁはぁ。
お互いの息遣いが聞こえる。
カイさんに「後ろ向いて」と言われて、私は後ろを向かせられた。後ろというか、カイさんに背を向けて、横になった感じ。
後ろから胸をを鷲掴みにされて、パンツを降ろされた。お尻に、カイさんの固いあれが当たる。その瞬間、私の体はゾクゾクってした。
「んー…」
カイさんのあれが、私の中にゆっくりと入って来ていた時、お姉ちゃんの寝言が聞こえた。
もそもそってお姉ちゃんが動く音がした。
お姉ちゃんは、カイさんの背中から、お腹に手を回していた。一瞬私の体に手が当たって、私は少し体をくの字に曲げて、前に移動させた。でも、カイさんのあそこと私のあそこは繋がったままだ。
ゆっくりと後ろを見たら、カイさんの顔があった。二人で目を合わせて、息を飲むようなう空気が流れた。
こんなに密着してたら、カイさん動いたらお姉ちゃん起きちゃうよね…。
二人で繋がったまま、動かなかった。でも、私のあそこは、早く動いて欲しそうにウズウズってしてる。カイさんのあれも固いまま。
カイさんが動けないなら…。
私は、お尻をゆっくりと動かした。カイさんは動かない。私が出し入れするみたいに、ゆっくりと動かす。
「……っ……っ……っ」
私は、布団を口元に持ってきて、声を抑えた。
「んーー」
お姉ちゃんの声。
ごめんねお姉ちゃん。
すごいこれ、気持ちいい…。
ゆさゆさって、私は自分で自分の体を揺らす。カイさんの手が、後ろから伸びて来て、胸を触られた。
胸が、ふにゃふにゃって、カイさんに揉まれて、私の腰は止まることなく動き続けた。
「ん…んっ。…っ」
小さな声が漏れる中で、ゆっくりと出し入れする。
しばらくそれを続けていた。
私のあそこはびちゃびちゃで、カイか さんのあそこもカチカチ。
「アイちゃん…。我慢できない…」
小声で言うカイさん。
私は後ろを振り向いて「カイさんは動いたら駄目ですよ」って言った。
そしたら、カイさん、私の中に入ったあれを抜いた。
えって思ったら、カイさんはゆっくりと起き上がって、お姉ちゃんの腕を解いていた。カイさんが起き上がった事で、私はお姉ちゃんの寝顔を直で見た。
お姉ちゃん…。
お姉ちゃんの顔見たら、さすがに罪悪感かすごかった。
でも、私は、カイさんに手を引かれて、されるがままにベッドから降りた。ベッドの横に座ったカイさんに誘導されるがまま、彼の膝の上に跨った。
そして、ゆっくりとあれをまた入れられる。
私は、彼と向かい合いながら、お姉ちゃんが顔を向けている目の前で、対面の騎乗位でえっちをし始めた。
「……っ…ぁ…んっ、ぁっ」
私は、小さい声を出した。
ゆさゆさって体がゆれる。
はぁはぁってお互いの息が漏れる。
「アイちゃん…」
カイさんは、興奮した顔をして、言った。
カイさんは少し乱暴に、私のパジャマの上を下にさげて、胸をを露出された。ポロンと出た胸を掴んで、しゃぶり付くカイさん。
「ぁっ…っ…っ!」
カイさんが胸を激しく舐め回して、腰も動かしていて、私は口を抑えた。
やばい、声出ちゃう。
お姉ちゃんは目の前で寝てる。体も顔もこちらに向けてるから、もし目を開けてしまったら、私たちが繋がってる所が丸見えだ。
私とカイさんは、そんなお姉ちゃんの寝顔を見ながら、お互いに腰を振り合っていた。
背徳感と興奮が体中をかけめぐる。
「んっ。はっ。…っ…っ…。ぁ…ん」
お互いの腰が止まらなくて、もう二人でわけわからなくなっていた。ただ腰を動かす事と、お互いの体を触り合うことしか浮かばない。
「っ…っ…。ぁっ、ぁっあっ!」
私は、沸騰しそうなほどの興奮と、快楽を感じながら、お姉ちゃんの横でそのままイってしまった。
人生で2回目の絶頂を感じた私は、ぐったりとカイさんの体にもたれかかった。彼の肩に顔を埋めさせた私は、息を切らしながらお姉ちゃんを見る。横目でお姉ちゃんを見て、だらしない顔を浮かべる私。
気持ちよすぎて、すごかった…。まだ余韻が残ってる感じ。
「お姉ちゃんに隠れて、またしよ?」
私は、カイさんを抱きしめながら、小さい声で言った。
そしたら、カイさんは「うん」って言った。
また、二人の体が熱くなって行くのを感じる。まだ、私たちは止まらなかった。そして、私たちは、次に、私の部屋へと移動する。
「ぁっ。あんっ。カイさんっ。んぁっ」
ギシギシギシギシ…。
部屋の移動してすぐえっちしちゃう私たち。
「アイちゃんっアイちゃん」
ギシギシギシギシ…。
「ぁっぁっあっ。んぁっだめぇ気持ちいいよっ」
ギシギシギシギシ…。
「俺もだよっ。はっ」
ギシギシギシギシ…。
気持ちいい…。気持ちいい。
お姉ちゃん、ライ…、ごめんね。
私の最悪の性癖は、こうして、生まれてしまう。
普通、こんな経験したとしても、こんなにこのえっちにハマったりしないよね。でも私は、背徳感溢れるこのえっちに、落ちてしまった。そして、これから先、さらに病み付きになって行く事になる。
散々、私の部屋でえっちした私とカイさん。カイさんは、満足したらお姉ちゃんの部屋に帰って行った。
それから、私は、カイさんと会ったら、じわりと、下が濡れるようになってしまった。体が疼いて、どうしようもなくなった。
「アイちゃん…」
「カイさん…」
お姉ちゃんがリビングにいる間、廊下でキスをしたり
「んっんっ」
お姉ちゃんがお風呂に入ってる間に、カイさんのあれをフェラしたり、クンニされたり。
カイさんとの日々は、理性もへったくれもなくて、もはや本能のままで、動物みたいだった。
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