あなたの彼氏と浮気してます

アイ

文字の大きさ
上 下
3 / 25
お姉ちゃんとカイさん

姉に隠れて

しおりを挟む

 それから数日後、カイさん、またお姉ちゃんの部屋に遊びに来ていた。私の部屋は隣のでお姉ちゃんの部屋の奥だから、お姉ちゃんの部屋の戸を通って私の部屋に行く。

 お姉ちゃんの部屋を通ったら「ん…。カイ…、ぁん」なんて、変な声が聞こえて来た。

 二人でいちゃいちゃしてるのかもしれないけど、この時の私はそれを聞いてすごく苛々した。私をこないだレイプしたくせに、お姉ちゃんと平気でこんな事してるなんて、カイさんありえない。

 私は、カイさんの事が大嫌いになっていた。

 部屋でまた宿題をしてると、夜になって、またカイさんが私の部屋に入って来た。

 私はびっくりして、部屋に入って来たカイさんを視界に入れる。

「アイちゃん、あのさ、話したくて。少しでいいから」

 カイさんは言った。

「…………」

 私は黙っていた。

 またカイさんが豹変するかもしれない。警戒心やばかった。

「こないだの事、ごめん。アイちゃんとは気まずくなりたくない。あいつもアイちゃんと何かあったのかって心配してる」

 カイさんは言った。

 お姉ちゃんが…。でも、それはそうか。私、明らかにカイさんの事避けてるし…。

「………。お姉ちゃんが?」

「うん。あと、ごめんアイちゃん。あの事は、内緒にしてほしい」

 カイさんは言った。

 その時、思った。カイさん、お姉ちゃんに言われるのが怖くて、私に口止め言いに来たんだって。私があまりにも無視とかするから、お姉ちゃんとか周りに言うんじゃないかって不安になったのかも。だったら、なんであんなことしたんだって話しだけど。

「言えないですよ。私、妹なんですよ?カイさん最低です。もう、話したくないです」

 私は言った。

「そうだよな…。言えねぇよな…。ごめん」

 カイさんは言った。

「はい。言いません。もういいです出て行って下さい。お姉ちゃん待ってるでしょ?」

「あいつならもう寝てるよ。今日疲れてたみたいで」

「そうなんですか」

「あぁ…」

 この時、カイさん、反省してるみたいな空気出してるけど、あんまりしてないような気もした。だって、なんだろう。なんか、また嫌な予感がする。

 私のベッドに腰を下ろすカイさん。中々部屋から出ようとしない。あの時と同じだった。

 カイさんと目が合う。私は、何故かあの時の事を思い出して、身を強張らせた。そしたら、カイさんが私の方に近付いて来た。

「カイさん、もう、出て行って下さい。お姉ちゃんには言わないですから」

 私は、言った。

「うん。アイちゃんでも」

 カイさんはそう言って、また私の体に触れて来た。

 私はまた「ちょっと! やだ! だめですよ」って言って、彼の手をどかそうとする。

 彼の手は、私の剥き出しの太ももに手を当てていた。私の抵抗も虚しく、太ももを撫でるように触るカイさん。短いハーパンのパジャマだったから、剥き出しの太ももは簡単にカイさんの手で撫で回された。

 次にカイさんは私の体に覆いかぶさるように、私の首元に顔を埋めた。パジャマの上からおっぱいを鷲掴みにして、太ももを激しく撫で回される。

「カイさん! だめっ」

 私をベッドに押し倒して、首を舐め始めたカイさん。私は、必死に声を上げた。

 どんなに抵抗しても、カイさんは止める事はなかった。謝るなんて部屋に入るための口実で、この人は私をレイプしに来ただけだったんだ。

 散々体を弄ばれたあと、カイさんは、私の意志とは関係なく、あれを私の中へと入れて来た。もう、抵抗してと無駄だってわかった私は、表情を歪ませながらも、彼のあれを受け入れる。

「んっんっあっ、ん、んっ」

 カイさんが動くたびに、ベッドが軋む音がする。

 前した時ほどじゃないけど、やっぱり痛かった。

「んっ、んっ、ん!」

 声を押し殺して、パジャマの空いたボタンから覗くおっぱいを揺らす私。

 痛かった。でもなんだろうこれ。痛いんだけど、彼が動くたびに、あそこが、なんだか気持ち良さを感じていた。

 どうしよう、なにこれ。ちょっと、気持ちいいかも。

「ぁっ。んっ。んっあん」

「アイちゃん、すげぇ濡れて来た。気持ちいい?」

 カイさんが言った。

 グチョグチョ…。グチョグチョ…。

 カイさんが動くたびに、私のあそこが音を出す。

 でも私は、なんだか認めたくなかった。だからカイさんに向かって私は首を振った。だってお姉ちゃんの彼氏だよ。しかも、無理矢理されてるのに。

 そしたらカイさんはいやらしく笑って、私の手を引っ張った。そして、自分の膝に乗せるようにして私を座らせた。対面の騎乗位だ。私の中にあれを入れたまま、私と向かい合うカイさん。

 この時、初めてこんな体位をした。私はよくわからなかったけど、カイさんの上に座った事で、彼のあれが、もっと深く私の中へと入って行ったのがわかった。

「ぁっ。カイさんちょっとまって」

 私は言う。

 これ、やばい。すごい奥まで入ってる気がする。こんなんで動かれたら、なんか、だめな気がする。

「いいじゃん」

 カイさんはそう言って、私を上に突き上げるようにして、腰を動かした。

 パン、パン、パン。

 グチョ、グチョ、グチョ。

「あっあっ。これ、だめ…。んあ!」

 彼の動きに合わせて、私の体が上下に大きく動いて行く。そのたびに、彼のあれが、私の中の奥へ奥へと突き進んで行った。そのたびに、グチョグチョと音を出す私のあそこは、さっきよりもびちゃびちゃになっていた。

「すごい…。さっきと全然違う。ほら、もっと」

「ぁっんあっ。だめぇ♡だめっ!あぅ♡」

 気づけば、痛みは薄れて行っていて、ほとんどが快楽になっていた。声も、すごい甘い声に変わっていて、自分の声だけど、少しびっくりするくらいだった。

 グチョグチョグチョグチョ…。

 ギシギシ…。ギシギシ…。

 グチョグチョグチョグチョ…。

「はぁっあっんあっ。あっ」

「アイちゃんっ。おっぱいすごい揺れてる…」

「あっ。だめっカイさんっ。あっあっ」

 痛みが薄れて来て、快楽に体が支配されて行った頃の事。

 コンコン…。

 私の戸が鳴った。

 え、

「えっ」

  私は、彼の上にいながら、声を出した。

 今、ノックの音した?

 カイさんも、動きを止めて、二人で戸の方へ視線を移した。

「アイー?起きてるー?」

 お姉ちゃん…だ。やばい…。

 私は、ドキドキと鼓動を早めた。寝てるフリも出来るけどでも、電気付いてるし。

「お姉ちゃん? どうしたの?」

 私は、答える事にした。

 今、胸を剥き出しにして、お姉ちゃんの彼氏の上に乗っている私。彼のあれを中に入れたまま、お姉ちゃんと会話をし始めた。

「カイさっきまで部屋にいたんだけどさぁ、起きたらいなくて。知らないよね?」

「カ、カイさん?わ、わかんない!」

 私は言った。

 そしたら、目の前のカイさんが、私の顔を見ていたずら混じりに笑った。

 え?なに?って思ったけど、カイさん、ゆっくりと、また腰を動かし始めたのがわかった。

 嘘でしょ…。

「だめ、だめだめ、だめですっ。ぁっんっ」

 私は小声で言ったけど、カイさんは構わず動いて、止める気配はなかった。

「バレちゃいますよっ。ァンっあっ」

 彼の顔を目の前にして、私は上下に動いて行く。私は焦ったように声を上げた。

「だよねー。どこ行ったんだか」

「ぁんっんっ…。はっ。コンビニとかじゃない?っぁ…。戻って来るよ」

 私は、彼に体を揺らされながら、懸命に答えた。

「んー。だよね。わかったー。そういやあんた、ご飯食べたの?」

 グチョグチョグチョグチョ…。

「はぁはぁ…。アイちゃんっ。はっ」

 グチョグチョグチョグチョ…。

 ギシギシギシギシ…。

「カイさん。だめっんぁっ」

「ちゃんと答えないと…っ。はっ」

 彼の動きに激しさが増して行く。お姉ちゃんが来てから、カイさんは明らかに興奮しちゃっていた。

 そして私も、頭が痺れるような、言いようのない感覚に襲われた。罪悪感や焦り、そして、快楽。

「んっご飯、食べたよぉっ。んっんっぁっんっ」

 私はもう、しがみつくようにして、彼の首に手を回して話していた。そしたら、カイさんも私の背中に手を回して、二人で抱き合うような態勢でのえっちになった。激しく打ち付けるように、下から突き上げるあれの刺激がすごくて、私は声を我慢するのでやっとだった。

「そっか。寝てる所だった?ごめんね。カイは待ってみるー」

 グチョグチョグチョグチョ…。

 私のあそこが、すごい音を出す。それと同時にベッドが揺れる音もすごい。

 ギシギシギシギシギシギシ…。

 お姉ちゃんごめんね。なんかもう、私おかしい。お姉ちゃんと話しながら、さっきより何倍も気持ち良くなっちゃってる。最低なのに、どうしようもなかった。

「はぁい。ぁっあぅっ。あっあっ」

 お姉ちゃんに返事を返した時、体の奥から押し寄せる快楽みたいなものを感じた。

「はぁっはぁっ。ぁっ。なんか、変っ。ちょつと待ってっ。ぁっあ…」

 初めて感じるその感覚に、私は、カイさんから体を離そうとした。

 なんか、出ちゃいそう。どうしようっ。気持ちいい。

 カイさんは私の体をまた引き寄せて、次は、目の前で揺れる私の胸にしゃぶりついた。

 ギシギシギシギシ…。

 グチョグチョグチョグチョ…。

 チュパチュパチュパ…。

 興奮しきった身体は、あまりにも敏感だった。胸を舐められるたびに、体がビクってなって、あれが出し入れされるたびに、押し寄せる快楽に、めまいがした。

 頭では、お姉ちゃんへの罪悪感もあるのに。

「おやすみー」

 お姉ちゃんの声。

 ごめんねお姉ちゃん。

「おやすみぃーっ。ぁぅっあっあ♡!!」

 やばいっ。お姉ちゃん、気持ちいいよ。すごい…。

 お姉ちゃんが、部屋に戻って行く音がする。

 グチョグチョグチョグチョ…!

 ギシギシ…ギシギシ!

 激しいっ。もう、やばかった。

 私は、この時のえっちで

「はぁっ。ぁんっあっ。だめ。だめぇっ。あっあっあ!」

 初めて、オーガズムを体験した。

 お姉ちゃんに声を上げた瞬間から、そして、お姉ちゃんが部屋に戻って行く音を聞きながら、私はカイさんの体を抱きしめて、初めてイっちゃったんだ。

 ビクビクって、私の体が痙攣していて、私は息を切らしていた。

 カイさんの顔を見ると彼はすごいえっちな顔をして、私にキスして来た。私はもう、イったあとの余韻が気持良すぎて、抵抗もしないで彼のキスを受け入れる。

 少しして、私は押し倒された。

「あっぁっあ♡ぁんっ。んあっ」

 私は、彼を受け入れて、ただ気持ちよさに喘いでいた。カイさんは私の揺れる胸を見下ろしながら、激しく腰を動かす。

 グチョグチョグチョグチョ…。

 気持ちい…。気持ちいぃ…。

 私の頭の中は、情けないくらい、快楽に支配されていた。

「あっあんっあ♡んっぁんっはぁん♡」

 カイさんがイくまで、私はもう、抵抗もすることもなく、ただ、快楽に歪んだ表情を見せて、甘い声を出し続けた。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

鳴宮鶉子
恋愛
辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

閉じ込められて囲われて

なかな悠桃
恋愛
新藤菜乃は会社のエレベーターの故障で閉じ込められてしまう。しかも、同期で大嫌いな橋本翔真と一緒に・・・。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

鬼上官と、深夜のオフィス

99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」 間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。 けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……? 「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」 鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。 ※性的な事柄をモチーフとしていますが その描写は薄いです。

おとなりさんが元彼だなんてツイテナイ!!

鳴宮鶉子
恋愛
一生独身で生きていくと駅前の高層マンションの低層階を分譲したのに、お隣さんが最悪な別れ方をした元彼で……

処理中です...