2 / 23
お姉ちゃんとカイさん
最悪の初体験
しおりを挟むまずは、私が15歳の中学3年生の時の話をして行こうと思う。当時私は、黒髪ロングで、髪は胸下くらいまで。顔は、結構童顔系。目は二重で大きいよ。可愛いとは言われる。身長小さめ、胸は無駄にでかくてFカップあった。もう時期中学卒業をひかえたこの頃に、ある出来事があった。その出来事をきっかけに、私の恋愛感は大きく歪んで行く事になる。
学校から家に帰ると、家にはお姉ちゃんがいた。お姉ちゃん、帰って来るのいつも遅いから、こんな早い時間に家にいるの珍しかった。
「アイおかえりー。今日、彼氏来てるから~」
お姉ちゃんは言った。
「はーい」
私は慣れた様子で返事をした。
お姉ちゃんが家に彼氏を連れてくるなんていつもの事。
お姉ちゃんは私の3つ上で当時18歳。体型はすらっとして細くて綺麗な顔をしてる。背も高いしモデルみたいだよ。私とは正反対だ。私も細いけど、小さいし胸でかいからそんな細く見えないし。
そんな身なりのお姉ちゃんは、結構モテる。別れても、次の彼氏はすぐ出来るし、お姉ちゃんの彼氏になった人はお姉ちゃんにデレデレだった。
そんなお姉ちゃんを、私はいつも羨ましいなぁって思っていた。
私は自分の部屋に入ろうとした時、隣のお姉ちゃんの部屋から男の人が顔を出した。部屋に戻ろうとしていたお姉ちゃんは私の後ろにいる。
「お、妹?」
「うんそう。アイ、彼氏のカイ」
お姉ちゃんは言った。
「初めまして」
私はペコリと頭を下げる。
その時は軽く挨拶だけして、お互いに部屋に戻って行った。
私は部屋に入って、制服も脱がずに机に向き合った。帰ったらすぐに宿題しちゃうのが私の日課。
その日は普通に勉強して、リビングでご飯食べて寝た。お姉ちゃんの彼氏のカイさんも一緒にご飯食べたよ。
それから、家に帰るとたまにカイさんとお姉ちゃんが家にいる時が増えた。増えたって言ってもたまにだけどね。あまりいすぎるとお父さんに見つかったら怒られるだろうし。
カイさん、最初はあまり話さなかったけど、最近はお姉ちゃんたけじゃなくて私とも話すようになっていた。でもちょっと、だんだんなんか、馴れ馴れしくなって来てるのは感じていた。私はこの時、あまりカイさん好きじゃなかった。
そんな日々が続いた時に、事件が起こった。
それは夜、これから寝ようって時の事だった。お風呂に入り終えた私は、半ズボンに長袖のパジャマ姿で、部屋にいた。結構遅くなっちゃった。もう宿題も終わったし、あとはベッドに入って寝るだけだ。
コンコンって、ノックが鳴って、カイさんが「アイちゃん起きてる?」って戸を開いた。
「はい。起きてますよー?どうしたんですか?」
戸から顔を出したカイさんに言った。
そういえばこの日はカイさん泊まるって言ってたな。
「これ、そういえば、渡すの忘れててさぁ」
カイさんはそう言って、戸を締めて部屋の中に入って来た。それは、前にカイさんに貸した漫画本だった。
「 あ、はーい。面白かったですか?」
「うん! 早く続き読みてぇ。でも、これが最新巻だもんな」
カイさんは楽しそうに話していた。
それから、少しだけ漫画の話をした。私はベッドに入っていて、布団の中で座っていた。あとは横になって寝るだけの態勢だ。カイさんは、ベッドに座って話していた。
漫画の話で盛り上がって、この時は何も考えずに話していた。
「あれ、お姉ちゃんは?」
私はふとした時に言った。
「あいつ寝てるよ」
「えー早いですね?」
私は少し笑って言った。
確かに、今日遅くなっちゃったけど、お姉ちゃんいつもまだ起きてる時間だったような気がした。
「うん。早いよな。つまんねぇからアイちゃんの部屋来ちゃったし」
カイさんは言った。
「わざわざありがとうございます漫画。あとで寝る前に読もうかな」
私は言う。
私は、この時気付いていなかった。カイさんが、ベッドに腰掛けてから、だいぶ時間が経っていた事に。そして、カイさんとの会話が、少しずつ変な風になって行った事にも。
「アイちゃんってさ、可愛いよな。彼氏いないんだっけ?」
「彼氏?いませんよー!」
「えーもったいねぇ。胸もでかいよな」
「胸ですか?うーんどうなんでしょ」
「何カップあんの?」
「こないだ測ったらFでした」
なんて、胸の話しになっていた。この時、私は女友達に話すみたいな感覚で話していた。でも、カイさんの目線が私の胸に集中して来た事に気づいた私は、少しなんか、嫌な予感した。
「んー。カイさん私眠くなって来ました。漫画ありがとうございます」
私は、カイさんを帰るよう促した。
「いやーいいよ。アイちゃん、あのさ…」
なんだろ。なんとなくだけど、カイさん、帰らない感じがした。
「はい?」
「…………」
え?何?って感じ。
「…………っ!」
この時、急に手を掴まれた。私はびっくりして、カイさんの顔を見た。そしたら、カイさん、さっき楽しそうに話していた時の顔とは別人みたいな顔をしていた。私はなんだか怖くなって、手を、咄嗟に払おうとした。
「アイちゃん…」
カイさんは呟くように言って、私を押し倒すように覆い被さって来る。
「え、ちょっと、カイさんっ」
私はパニックになって声を上げた。
何これ、カイさん?
カイさんは私にキスして来ようとして来たけど、私は顔を横に向かせてそれを防いでいた。
手を彼の胸に押し当てて拒否をするけど、カイさんの体はびくともしない。片手の手首を握られて、片手はうまいように動かせなかった。
「やめて! カイさん。ちょっと、ダメですって」
もう片方の手で、パジャマの上から胸を揉み始めるカイさん。私は必死に声を出した。
ボタンを外されて、滑り込むように服の中に手を入れて来るカイさん。
「ちょっと、だめ、だめ! 大声出しますよ」
私はすごい抵抗していた。
「隣のお姉ちゃんに聞こえるよ。俺はいいけど」
カイさんは言った。
「…………」
私は咄嗟に黙ってしまった。今大声を出してお姉ちゃんに知れたら、お姉ちゃんこれを見る事になるよね。悲しむよねきっと。
でもどうしよう。
「すげぇ柔らかい…。あいつの胸小さいから…」
カイさんは興奮したような声を出して言った。
「カイさん、やだ! やめてください」
私は彼の下で暴れた。でも、カイさんをいくら押しのけようとしても、彼はどけようとはしてくれなかった。それどころか、なんか抵抗する私を見ながらさらに興奮しちゃってる感じがした。
パジャマのボタンを外されて、剥き出しになった私の胸にしゃぶりつくカイさん。
私の腕には鳥肌が立っていた。
気持ち悪いって思った。そして、怖いって思った。今まで見てきたカイさんとは別人みたいで。
しばらく、胸を舐められ続けていたけど、私はずっと「やだ! やめてっ。やだ!」って騒いでいた。
チュパチュパって嫌な音が辺りに響く。私、この時、初めて男の人に胸を舐められていた。腕には鳥肌が立ってて、全然気持ちいいなんて感じなかった。気持ち悪かった。
このあとは、もう地獄だ。
「やだやだやだ!」
私はただされるがまんまにされて、やだやだって言う事しか出来なかった。胸をさんざん舐められたあと、無理矢理、下のパジャマを脱がされたのだ。
ありえないくらい抵抗したけど、カイさんはもう別人みたいになってて、力で押さえつけられた。本当に怖いくらいだった。
カイさんが、手で私の下を触った。
「全然濡れてねぇじゃん…。これじゃ入んねぇ」
カイさんは言った。
「いやっ。触んないで! 気持ち悪い!」
私はずっとそんな事ばかり言っていた。
次の瞬間、カイさんが私の又に顔を埋め始めた。
なんでそんな事するのか理解出来ずにいる私は「何!?やめて、何!?」って騒ぐ。
ペチャペチャって、嫌な音が響いた時、私の体は大きく跳ねた。私のあそこに、すごい柔らかいものが這って行って、ペチャペチャって音を出し始めたの。
嘘、カイさん私のあそこ舐めてる…。
その時、すごい変な感じがした。気持ち悪いって思うのに、気持ちいいとも思ってしまって。
「ぁっ。だめ…。いやっんっ」
気持ち悪いはずなのに、声が少し変になっていた。
少ししてから、カイさんは顔を離して、次は手で私のあそこを触り始めた。すごいねっとり触られて、私の体はピクピク反応し始める。
「やめてっ。やめて!」
私のあそこを触る手を払い除けようとしたけど、片手で抑えられて、私はまた押し倒された。また私に覆い被さったカイさんは、剥き出しのおっぱいにしゃぶりついて、わたしのあそこに触れた手を動かした。
なにこれ…。
「ぁっ。だめ…。だめっ。ぁっあ…」
私は、初めて感じる感触に、甘い声を出した。
チュパチュパって、おっぱいを舐める音と、グチョグチョ…って、私のあそこを触る音が、部屋に響いていた。
私の思考とは別に、体が反応し始める。
「んっ。やだっ、ぁ、あんっ」
さっきまでおっぱい気持ち悪いって思ってたのに、なんだか、カイさんが一舐めするたびに、快楽があそこの感覚をさらに刺激して行った。
カイさんの手の指が、中に入って来たのが分かる。そして、中でゆっくりとかき回されて、おっぱいの快楽と合わさって、私は初めての快楽をこの時味わった。
「だめっ。やめて…」
口ではそう言って、手で彼を押しのけようとしていても、本気で抵抗してるような力ではなかった。
さんざんあそことおっぱいを弄ばれた私は、目をトロンとさせながら、カイさんを見た。そしたら、カイさんは自分のズボンとパンツを脱いでいた。
私はすぐに我に返って「カイさんっ。もうやめて下さい。それだけは嫌です」って言った。
「アイちゃん、大丈夫だよ。あいつには絶対に内緒にするから」
また私に覆い被さったカイさんは、いやらしく笑いながら言った。
「嫌です。私こういう事したことないんです。嫌です」
私は、このままだとヤラれると思って、必死に言った。
本気で嫌だって思った。あそこを刺激されて、体は反応しちゃったけどでも、こんな初体験は嫌だって思った。
なのに、カイさんのあれが、私の穴に触れる。
私は、たまらず泣き出してしまった。
「アイちゃん、大丈夫だから」
カイさんの声。
彼のあれが中に入って来るのを感じた。
でも…。
「いっっ! 痛いっ。痛いですっ」
私はたまらず身を捩らせた。
カイさんのあれが入って来るたびに、あそこから激痛を感じた。
初めてって痛いって聞いていたけど、こんなに痛いなんて。
「痛いぃっ。やめてぇ…」
私はもう、情けないくらい泣いてしまっていた。
カイさんは「大丈夫、力抜いて」とか言ってやめてくれないし。
彼のあれが全部入った。そして、ゆっくりと動き始めたカイさん。私は痛すぎて、目を閉じてただ耐えていた。
「んっ。んっ。んっ」
痛みに耐えるような、押し殺したような声。この時は、早く終われとしか思ってなかった。
ゆさゆさって私の体が揺れる。カイさん、こんな無理矢理やってるくせして、少し遠慮したような動きだった。たぶん、私が痛がってるからだと思うけど。
私はただ、痛みに耐えていた。
少ししてから、カイさんが絶頂を迎えた。私はただ痛いだけの行為に、ずっと泣いていた。まさかお姉ちゃんの彼氏にレイプされるなんて思っていなかった。
カイさんはこの時
「ごめん」
「ずっとアイちゃんの事気になってた」
「本当にごめん」
とか、色々言ってた。
私はカイさんに返事を返さないで、黙って下を向いていた。
そして、少しして、私は下を向いたまま、カイさんに「出てって!」って言った。
カイさんは、無言で出て行く。
これから、私とカイさんの関係は大きく変わって行く。私は次の日から、カイさんを避けるようになり、お姉ちゃんがカイさんの話題を出しても、無視するようになった。それくらい、カイさんにレイプされたのがすごい嫌な出来事になった。
1
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる