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番外編 アイドル引退宣言
6話
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俺と山城は高校からの付き合いだ。
大学が一緒なのは俺は偶然かと思っていたが山城が俺に合わせたと言ってきたことがあった。
どうして俺にそんなに構うのかと聞いたことがある。
彼がその時言ったことを俺は忘れない。
その日から俺は彼に打ち解けることができたし、結果的に俺の悩みや考えを相談できた唯一の人間でもある。
お互いに相入れない点もあるが。
「抜いたらココ寂しそうだよ?」
山城が男の穴の表面をタッピングしている。
「オッほ、トントン、やめえくれ、ううっ触るな」
薬のせいで感度が上がりまくっているから触れられているだけで感じられるようだ。
「じゃあこれで終わりね。この続きは明日やるから今夜はこのままで」
山城はベットから降りて片付け始めた。
俺もカメラを片付ける。
「え、あ、え?」
男は混乱しているようだ。
感度は良好で溜まりまくった状態での急な放置。
さて、どうでる。
「あぁ疲れた。どっか飲みにでも行くか」
山城は男をいないものとして俺と会話を始める。
「いいな、一杯飲んで帰りたい気分だ」
「タツヤくんも呼ぶ?」
「あいつ今コンサートで遠征行ってる」
「残念」
扉に山城が手をかけた時だった。
「ま、待ってくれ」
俺と山城は二人ともベットを振り返る。
開いた両足の間から伸ばせるだけ首を伸ばして男が俺たちを呼び止めている。
「何、俺たちこれから飲みに行くんだけど」
「わ、私が悪かった。頼むからこれを解いてくれ」
「嫌だ」
「事業ももうやめる、金も人も返す。タツヤにも手を出さない。な、これでいいだろう?」
汚い顔で俺たちに懇願するその姿は非常に滑稽だ。
「だって、どうする?」
山城はずるい。
俺に選択を委ねてきやがった。
「そうは言ってもなぁ」
「わかった、私のことぉ好きにしていいから、もう解放してくれ」
我慢できなくなったのだろう、起立した陰茎ごと腰を揺らし始めた。
腹に立ち上がったものがビタンビタンと当たっている。
「好きにしていいって?」
山城はわざと具体的に口に出させようとしている。
「う、え、っと、いっぱいナカ触ってくれてもいいから」
「ナカ触るだけ?」
山城に冷たい視線でどんどんと詰められているせいか男は情けなくボロボロと涙を流し始めた。
「アゥ、ナカに入れて出してもいい、です」
「何を?」
「う、あ、お、おちんちんを」
「う~ん、おねだりとしては0点レベルだよ」
「す、すみません」
俺のカメラは切ったものの設置したカメラは回ったままだ。
バッチリと今のも撮影されているだろう。
しかし本当に山城のこの屈服力には目を見張ってしまう。
「でもほら初めてだから許してやれば?」
一応助け舟を出してやる。
「まぁお前が言うなら」
そして山城は俺の耳元で囁く。
「付き合ってくれてありがとうな。約束は守るから」
「おぅ」
あとは山城の領域だ。
山城がベットに乗った音を背にお役御免になった俺は部屋を出る。
あ、ビデオいらないって言うの忘れた。
俺は山城がヤっているところを見る趣味は流石にない。
「あいつ一杯飲むとか言ったくせに」
仕方ないからコンビニで酒でも買って家で一人で飲むか。
…
山城の策略によってタツヤのいた事務所の社長は交代になった。
それに伴ってタツヤを含めて何名かのアイドルが事務所を退所したり、芸能界から引退した。
タツヤのいたグループもタツヤが抜けた穴が大きいようでたまに連絡を寄越してくるらしいが当の本人は未練がないらしい。
映像の編集が主だと言った。
しかしたまにだが裏クラウドファンディング関連のビデオの映像編集もやってくれている。
事務所を辞める際の恩人とも言える山城の頼みなので二人とも断れないのだ。
あいつは相変わらずイイ性格をしているのであの元社長の映像も混じってるとか混じっていないとか…。
大学が一緒なのは俺は偶然かと思っていたが山城が俺に合わせたと言ってきたことがあった。
どうして俺にそんなに構うのかと聞いたことがある。
彼がその時言ったことを俺は忘れない。
その日から俺は彼に打ち解けることができたし、結果的に俺の悩みや考えを相談できた唯一の人間でもある。
お互いに相入れない点もあるが。
「抜いたらココ寂しそうだよ?」
山城が男の穴の表面をタッピングしている。
「オッほ、トントン、やめえくれ、ううっ触るな」
薬のせいで感度が上がりまくっているから触れられているだけで感じられるようだ。
「じゃあこれで終わりね。この続きは明日やるから今夜はこのままで」
山城はベットから降りて片付け始めた。
俺もカメラを片付ける。
「え、あ、え?」
男は混乱しているようだ。
感度は良好で溜まりまくった状態での急な放置。
さて、どうでる。
「あぁ疲れた。どっか飲みにでも行くか」
山城は男をいないものとして俺と会話を始める。
「いいな、一杯飲んで帰りたい気分だ」
「タツヤくんも呼ぶ?」
「あいつ今コンサートで遠征行ってる」
「残念」
扉に山城が手をかけた時だった。
「ま、待ってくれ」
俺と山城は二人ともベットを振り返る。
開いた両足の間から伸ばせるだけ首を伸ばして男が俺たちを呼び止めている。
「何、俺たちこれから飲みに行くんだけど」
「わ、私が悪かった。頼むからこれを解いてくれ」
「嫌だ」
「事業ももうやめる、金も人も返す。タツヤにも手を出さない。な、これでいいだろう?」
汚い顔で俺たちに懇願するその姿は非常に滑稽だ。
「だって、どうする?」
山城はずるい。
俺に選択を委ねてきやがった。
「そうは言ってもなぁ」
「わかった、私のことぉ好きにしていいから、もう解放してくれ」
我慢できなくなったのだろう、起立した陰茎ごと腰を揺らし始めた。
腹に立ち上がったものがビタンビタンと当たっている。
「好きにしていいって?」
山城はわざと具体的に口に出させようとしている。
「う、え、っと、いっぱいナカ触ってくれてもいいから」
「ナカ触るだけ?」
山城に冷たい視線でどんどんと詰められているせいか男は情けなくボロボロと涙を流し始めた。
「アゥ、ナカに入れて出してもいい、です」
「何を?」
「う、あ、お、おちんちんを」
「う~ん、おねだりとしては0点レベルだよ」
「す、すみません」
俺のカメラは切ったものの設置したカメラは回ったままだ。
バッチリと今のも撮影されているだろう。
しかし本当に山城のこの屈服力には目を見張ってしまう。
「でもほら初めてだから許してやれば?」
一応助け舟を出してやる。
「まぁお前が言うなら」
そして山城は俺の耳元で囁く。
「付き合ってくれてありがとうな。約束は守るから」
「おぅ」
あとは山城の領域だ。
山城がベットに乗った音を背にお役御免になった俺は部屋を出る。
あ、ビデオいらないって言うの忘れた。
俺は山城がヤっているところを見る趣味は流石にない。
「あいつ一杯飲むとか言ったくせに」
仕方ないからコンビニで酒でも買って家で一人で飲むか。
…
山城の策略によってタツヤのいた事務所の社長は交代になった。
それに伴ってタツヤを含めて何名かのアイドルが事務所を退所したり、芸能界から引退した。
タツヤのいたグループもタツヤが抜けた穴が大きいようでたまに連絡を寄越してくるらしいが当の本人は未練がないらしい。
映像の編集が主だと言った。
しかしたまにだが裏クラウドファンディング関連のビデオの映像編集もやってくれている。
事務所を辞める際の恩人とも言える山城の頼みなので二人とも断れないのだ。
あいつは相変わらずイイ性格をしているのであの元社長の映像も混じってるとか混じっていないとか…。
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