55 / 130
番外編 マッサージ店への出資はご慎重に
2話
しおりを挟む
「へぇ、意外とマッサージ店ものってるもんだな」
家に帰って裏クラウドファンディングのページを確認してみたらマッサージ店や整体師への出資が意外とたくさん見受けられた。
特に特典が性感マッサージと書かれているものは非常に人気なようで、もうすでに募集を締め切っているお店もあった。
「あれ、ここって?」
俺はカバンから今日もらったアロマオイルを取り出す。
店の名前は伏せられていらうが、どうも同じパッケージに見える。
さらにそこに載せられている写真の店内を映した何枚かは確実に今日見てきたものに類似していた。
「おいおい、まじかよ…」
ただあまりお金に困っていないのか施術してくれる人とやれたりするわけではなさそうだった。
とりあえず今日、肩が楽になった恩返しも込めてちょっとだけ出資させてもらう。
…
二回目の予約日は仕事に追われている間にすぐにやってきた。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
先日と同じように渡辺さんに促されて部屋に入る。
「ご出資いただきありがとうございました」
渡辺さんは部屋の扉が閉まるなり、俺にそう言った。
「え、あ、はい」
俺はすっかり出資していたことを忘れていたのだった。
「本日はお礼の特典もご用意させていただいておりますので、存分におくつろぎください」
「は、はい」
そういうと渡辺さんは一度部屋を出た。
俺は上半身の服を脱いでベットにうつぶせになる。
「失礼いたします。ご準備はよろしいでしょうか?」
「はい」
「それでは先日と同じようにアロマオイルでほぐさせていただきます」
「お願いします」
肩から腰に掛けてどんどんとほぐされていく感じがする。
今日はなぜか眠くならないが、心地よい気分にはなっている。
「では仰向けになっていただけますか?」
「あ、はい」
前回はなかったけど、自分が寝ていたからかと思い身体をゆっくりと起こす。
仰向けに寝転がると渡辺さんの顔をまじまじと見つめることになった。
「それでは続けさせていただきますね」
「はい」
なんだか目が合うのが気まずくて、俺は目をつぶった。
「ん?」
不意に渡辺さんの手が肩ではないところに触れた気がして目を開ける。
すると渡辺さんは俺の腹筋やら胸元を撫でていた。
「え、あ、渡辺さん?」
俺が困惑の声を上げても渡辺さんはすました顔で俺の身体を撫で続ける。
「はい?何かございましたか?」
「え、や、何かって、え?」
「特典のマッサージの方に入らせていただいているだけですよ」
渡辺さんはタオルで手をふくと俺のベルトに手をかける。
「渡辺さん!!?」
俺は慌てて身体を起こして渡辺さんの手を止めようとするが、ビクともしない。
あれよあれよという間に俺のベルトは外されて、ズボンと下着は足から抜かれて靴下も脱がされた。
「それでは本格的に特典のマッサージをさせていただきます」
「ま、待って…!」
そういうと渡辺さんはアロマオイルを手に取って下腹部から足にかけて伸ばし始める。
「うおっ」
絶妙に直接触れていないが、間接的に触れられると気持ちのいい場所を撫でてくる。
次第に俺の肉棒はどんどんと熱くなってきている。
渡辺さんは眼下にそれが見えているにも関わらず、見ていないふりをして全くそこには触れてこない。
「いかがですか?」
意地悪くそう尋ねてくるのに我慢ならなかった。
「気持ち良くないですね。ちゃんとやってください」
思ったよりも冷たい声が出た。
渡辺さんは目を瞬かせると意味深な笑顔で頷いた。
「かしこまりました」
渡辺さんはようやく俺の肉棒をつかんだ。
手で軽くしごかれるだけでも十分気持ちいい。
「こちらでよろしいでしょうか?」
渡辺さんは俺の目を見ながらも手の動きは止めない。
「ああ、だけどもっと気持ちよくできるでしょう?」
俺はあえて渡辺さんを挑発する。
「…ええ、もちろん」
渡辺さんはそういうと俺のソコを口に含んだ。
「う、はっ」
渡辺さんの口に入らなかった部分は手で気持ちよくしてくれるし、ナカでは下で絶妙な刺激をくれる。
これは玄人に違いない。
「一体、今までどれくらい食べてきたんですか?」
俺は腰を動かして渡辺さんの喉をつく。
渡辺さんは涙を流しながらも懸命に俺の肉棒に奉仕してくれる。
「んん、ん、ゲッ」
たまにえづく声がなんとも言えない。
「そろそろ出しますよ」
渡辺さんが頷いたのを見て彼の頭をしっかりとつかんで激しく腰を振る。
「んん、んんん!」
息が詰まって苦しそうだが、俺はそれよりも自分の快楽を優先した。
「はぁあ」
達成感に酔いしれていると、渡辺さんは口から俺のものを吐き出した。
しかし出したものは飲み込んだようで、口からは白い糸が一筋垂れている。
「ゲホ、ゲホゲホ」
さすがにかわいそうに思ったので、渡辺さんに置いてあったペットボトルの蓋を開けて渡した。
素直に受け取ると中の水を一気に飲んだ。
「大丈夫ですか?」
俺が背中をさすると渡辺さんは俺を睨んだ。
「虐めようと思ったのに…」
「はは、すいません、そんな気がしたのでお先に虐めさせていただきました」
たぶん、お互いにお互いが攻める側だと無意識のうちに感じていたようで、主導権の握りあいが水面下で起こっていたのだった。
家に帰って裏クラウドファンディングのページを確認してみたらマッサージ店や整体師への出資が意外とたくさん見受けられた。
特に特典が性感マッサージと書かれているものは非常に人気なようで、もうすでに募集を締め切っているお店もあった。
「あれ、ここって?」
俺はカバンから今日もらったアロマオイルを取り出す。
店の名前は伏せられていらうが、どうも同じパッケージに見える。
さらにそこに載せられている写真の店内を映した何枚かは確実に今日見てきたものに類似していた。
「おいおい、まじかよ…」
ただあまりお金に困っていないのか施術してくれる人とやれたりするわけではなさそうだった。
とりあえず今日、肩が楽になった恩返しも込めてちょっとだけ出資させてもらう。
…
二回目の予約日は仕事に追われている間にすぐにやってきた。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
先日と同じように渡辺さんに促されて部屋に入る。
「ご出資いただきありがとうございました」
渡辺さんは部屋の扉が閉まるなり、俺にそう言った。
「え、あ、はい」
俺はすっかり出資していたことを忘れていたのだった。
「本日はお礼の特典もご用意させていただいておりますので、存分におくつろぎください」
「は、はい」
そういうと渡辺さんは一度部屋を出た。
俺は上半身の服を脱いでベットにうつぶせになる。
「失礼いたします。ご準備はよろしいでしょうか?」
「はい」
「それでは先日と同じようにアロマオイルでほぐさせていただきます」
「お願いします」
肩から腰に掛けてどんどんとほぐされていく感じがする。
今日はなぜか眠くならないが、心地よい気分にはなっている。
「では仰向けになっていただけますか?」
「あ、はい」
前回はなかったけど、自分が寝ていたからかと思い身体をゆっくりと起こす。
仰向けに寝転がると渡辺さんの顔をまじまじと見つめることになった。
「それでは続けさせていただきますね」
「はい」
なんだか目が合うのが気まずくて、俺は目をつぶった。
「ん?」
不意に渡辺さんの手が肩ではないところに触れた気がして目を開ける。
すると渡辺さんは俺の腹筋やら胸元を撫でていた。
「え、あ、渡辺さん?」
俺が困惑の声を上げても渡辺さんはすました顔で俺の身体を撫で続ける。
「はい?何かございましたか?」
「え、や、何かって、え?」
「特典のマッサージの方に入らせていただいているだけですよ」
渡辺さんはタオルで手をふくと俺のベルトに手をかける。
「渡辺さん!!?」
俺は慌てて身体を起こして渡辺さんの手を止めようとするが、ビクともしない。
あれよあれよという間に俺のベルトは外されて、ズボンと下着は足から抜かれて靴下も脱がされた。
「それでは本格的に特典のマッサージをさせていただきます」
「ま、待って…!」
そういうと渡辺さんはアロマオイルを手に取って下腹部から足にかけて伸ばし始める。
「うおっ」
絶妙に直接触れていないが、間接的に触れられると気持ちのいい場所を撫でてくる。
次第に俺の肉棒はどんどんと熱くなってきている。
渡辺さんは眼下にそれが見えているにも関わらず、見ていないふりをして全くそこには触れてこない。
「いかがですか?」
意地悪くそう尋ねてくるのに我慢ならなかった。
「気持ち良くないですね。ちゃんとやってください」
思ったよりも冷たい声が出た。
渡辺さんは目を瞬かせると意味深な笑顔で頷いた。
「かしこまりました」
渡辺さんはようやく俺の肉棒をつかんだ。
手で軽くしごかれるだけでも十分気持ちいい。
「こちらでよろしいでしょうか?」
渡辺さんは俺の目を見ながらも手の動きは止めない。
「ああ、だけどもっと気持ちよくできるでしょう?」
俺はあえて渡辺さんを挑発する。
「…ええ、もちろん」
渡辺さんはそういうと俺のソコを口に含んだ。
「う、はっ」
渡辺さんの口に入らなかった部分は手で気持ちよくしてくれるし、ナカでは下で絶妙な刺激をくれる。
これは玄人に違いない。
「一体、今までどれくらい食べてきたんですか?」
俺は腰を動かして渡辺さんの喉をつく。
渡辺さんは涙を流しながらも懸命に俺の肉棒に奉仕してくれる。
「んん、ん、ゲッ」
たまにえづく声がなんとも言えない。
「そろそろ出しますよ」
渡辺さんが頷いたのを見て彼の頭をしっかりとつかんで激しく腰を振る。
「んん、んんん!」
息が詰まって苦しそうだが、俺はそれよりも自分の快楽を優先した。
「はぁあ」
達成感に酔いしれていると、渡辺さんは口から俺のものを吐き出した。
しかし出したものは飲み込んだようで、口からは白い糸が一筋垂れている。
「ゲホ、ゲホゲホ」
さすがにかわいそうに思ったので、渡辺さんに置いてあったペットボトルの蓋を開けて渡した。
素直に受け取ると中の水を一気に飲んだ。
「大丈夫ですか?」
俺が背中をさすると渡辺さんは俺を睨んだ。
「虐めようと思ったのに…」
「はは、すいません、そんな気がしたのでお先に虐めさせていただきました」
たぶん、お互いにお互いが攻める側だと無意識のうちに感じていたようで、主導権の握りあいが水面下で起こっていたのだった。
0
お気に入りに追加
300
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる