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浅上秀

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人気動画配信者に出資してみた

3話

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部屋に入るとキョロキョロして落ち着かないあたるくん。
小動物みたいでかわいらしかった。

「荷物そこにおいていいよ。シャワー入りたいなら先いいよ」

「え、あ、大丈夫です。入ってきたので…」

荷物を俺が言った場所に置きながら弱弱しい声で答える。

「こういうの初めて?」

「え?なんでわかったんですか?」

顔を赤く染めてバッと俺の方を振り向いた。

「なんか初々しい」

「ううっ…配信自体始めたのも最近なので…」

「なんで配信やろうと思ったの?」

「最初は普通に動画サイトにおもしろ動画みたいのアップしてたんですけど全然バズらなくて…それでSNSで友達に紹介してもらったバズる方法を教えてくれるセミナーに行って動画投稿方法とか教えてもらってたんですけど…。そしたら動画はバズるようにはなったんですけど、セミナーの受講料を払うためにこんなことになってしまって…」

あたるくんは涙目になっていた。

「ようは騙されたってことか」

あのサイト、やばいとは思っていたがそこまでとは。
まぁお世話になっているからこんなこと告発しようとも思わないが。

「は、はい…」

あたるくんにティッシュを渡すとすまなそうに受け取って涙をぬぐっている。

「でも俺の家に来たってことは覚悟できてるってことでいいんだよな?」

「はい!どっちにしろやらなきゃやられちゃうんで…」

犯らなきゃ殺られるとは物騒な話だ。



軽くシャワーを浴びて部屋に戻るとあたるくんはカチコチになってベットに腰かけていた。

「お、おかえりなさい」

「おぅ」

どうせ脱ぐからと思ってパンツ一丁で戻ってきた俺の身体を見てあたるくんは石化していた。

「んんんっ」

そのままベットに近づいて唇に吸い付いてやる。

「目、閉じておけ」

驚いたのかかっぴらいたままの目を今度はぎゅっと閉じた。

「は、はい」

「そんなに固くなるなよ」

頭を撫でてあたるくんの身体をベットに倒してやる。

「ううっ、す、すいません…」

再び唇を合わせてやるとおずおずと少しだけあたるくんの唇の間に隙間が開いた。
そこに舌を割り入れて中に侵入して、あたるくんの舌を絡めとった。

「ん、はぅん」

とろんと目が溶けてきたので、唇を離して服に手をかけた。

「これ、脱ごうか」

「は、はい」









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