38 / 61
第八章 打倒四天王!
第二話 アミvs東の王 カスハラ
しおりを挟む
アミとユリは同時に魔法少女強化を飛び出した。
「うわ、なにこれ」
外には濃い霧が充満していた。
「なんなの…わっ」
二人は次の瞬間、霧に包まれる。
霧が晴れたころにはお互いの隣には誰もいなかった。
「ユリ・・・ユリ!どこにいるの!?」
アミは叫びながら辺りを見回す。
「ふはははは」
「誰!?」
建物の陰から怪人が現われる。
「ワシを覚えていないと?」
怪人がアミを睨む。
「さぁ・・・初めまして」
アミは首を傾げる。
「むきいいい」
それを聞いた怪人がが叫ぶ。
「えぇ・・・」
アミは怪人の様子をみて引いていた。
「ワシは魔法怪人団オンナノテキが四天王の一人、東の王カスハラぞ?」
怪人がアミにどや顔で告げる。
「あぁ、そんな怪人いたようないないような・・・ごめんなさい、修行に行ったときにたくさんの怪人に遭遇したから一体一体のことは覚えてられなくて」
アミはテヘっと笑った。
「ぐぬぬぬ、ワシを愚弄するとはいい度胸じゃ!」
怪人が戦闘態勢に入る。
「変身」
アミも腕時計をかまえる。
「変身開始」
アミの腕時計からバリトンボイスが流れ、身体が光に包まれる。
光がおさまると、アミの身体はブルーのコスチュームを纏っていた。
「魔法少女アミ、変身完了ー!」
アミがポーズを取ると間髪を入れずに怪人が攻撃を仕掛けてきた。
「くらえ!あんたのところの店の従業員、ワシを鼻で笑った!どういう教育してるんじゃ!クレーム連打砲発射!!!」
怪人からエネルギー弾がいくつもアミめがけて飛んでくる。
「ふんっ、修行の成果、見せてあげるんだからっ」
アミはロットを握ると呪文を唱えることなく、バッティングのように弾を怪人に打ち返す。
「なぬううう」
怪人は慌てて自分に飛んできた玉を避けている。
「はは、これくらい余裕!」
アミはへっちゃらな顔で笑っている。
「これならどうじゃ…電話じゃ商品を取りおけないとはどういうことじゃ!理不尽ファイヤー、フルパワー!!」
怪人から大きな炎が発生する。
「まぁこれくらいならいっか…炎を飲み込み給え、ウォーターフォール!」
アミのロットから濁流がとめどなく発生して、怪人の炎を飲み込んでいく。
「な、なんじゃと!」
ついにアミのロットから発生する濁流は怪人にまで迫る。
「観念しなさい!」
「まだじゃ・・・」
怪人はマントを脱ぎ捨てる。
「何する気!?」
「これはワシら怪人四天王の最終奥義…カスハラクレーム総集編ボンバー!!!」
怪人の身体が赤く、何度か点滅し始める。
「な、なんなの・・・」
「これは時限爆弾のカウントダウン・・・あと少しでおまえ諸共ワシは吹き飛ぶんじゃ!!!ははははは」
怪人は猟奇的な笑いを浮かべる。
「そうはさせないわ!」
怪人の様子を見てもアミはあきらめない。
「・・・魔法よ、こやつの時を止めて!フリーズ!そして粉々に粉砕してしまえ!シャッター!」
アミが呪文を唱えると、赤く点滅していた怪人の身体は点滅が止まり、動きも笑い声も止まった。
そして次の瞬間、灰同然、粉々に粉砕されてしまったのだ。
「はぁ、勝ったけどやっぱり時間系の魔法は疲れるなぁ・・・」
アミは首をゴキリと鳴らす。
そして怪人のほうを振り向きもせず、ユリを探しにその場を立ち去るのだった。
「うわ、なにこれ」
外には濃い霧が充満していた。
「なんなの…わっ」
二人は次の瞬間、霧に包まれる。
霧が晴れたころにはお互いの隣には誰もいなかった。
「ユリ・・・ユリ!どこにいるの!?」
アミは叫びながら辺りを見回す。
「ふはははは」
「誰!?」
建物の陰から怪人が現われる。
「ワシを覚えていないと?」
怪人がアミを睨む。
「さぁ・・・初めまして」
アミは首を傾げる。
「むきいいい」
それを聞いた怪人がが叫ぶ。
「えぇ・・・」
アミは怪人の様子をみて引いていた。
「ワシは魔法怪人団オンナノテキが四天王の一人、東の王カスハラぞ?」
怪人がアミにどや顔で告げる。
「あぁ、そんな怪人いたようないないような・・・ごめんなさい、修行に行ったときにたくさんの怪人に遭遇したから一体一体のことは覚えてられなくて」
アミはテヘっと笑った。
「ぐぬぬぬ、ワシを愚弄するとはいい度胸じゃ!」
怪人が戦闘態勢に入る。
「変身」
アミも腕時計をかまえる。
「変身開始」
アミの腕時計からバリトンボイスが流れ、身体が光に包まれる。
光がおさまると、アミの身体はブルーのコスチュームを纏っていた。
「魔法少女アミ、変身完了ー!」
アミがポーズを取ると間髪を入れずに怪人が攻撃を仕掛けてきた。
「くらえ!あんたのところの店の従業員、ワシを鼻で笑った!どういう教育してるんじゃ!クレーム連打砲発射!!!」
怪人からエネルギー弾がいくつもアミめがけて飛んでくる。
「ふんっ、修行の成果、見せてあげるんだからっ」
アミはロットを握ると呪文を唱えることなく、バッティングのように弾を怪人に打ち返す。
「なぬううう」
怪人は慌てて自分に飛んできた玉を避けている。
「はは、これくらい余裕!」
アミはへっちゃらな顔で笑っている。
「これならどうじゃ…電話じゃ商品を取りおけないとはどういうことじゃ!理不尽ファイヤー、フルパワー!!」
怪人から大きな炎が発生する。
「まぁこれくらいならいっか…炎を飲み込み給え、ウォーターフォール!」
アミのロットから濁流がとめどなく発生して、怪人の炎を飲み込んでいく。
「な、なんじゃと!」
ついにアミのロットから発生する濁流は怪人にまで迫る。
「観念しなさい!」
「まだじゃ・・・」
怪人はマントを脱ぎ捨てる。
「何する気!?」
「これはワシら怪人四天王の最終奥義…カスハラクレーム総集編ボンバー!!!」
怪人の身体が赤く、何度か点滅し始める。
「な、なんなの・・・」
「これは時限爆弾のカウントダウン・・・あと少しでおまえ諸共ワシは吹き飛ぶんじゃ!!!ははははは」
怪人は猟奇的な笑いを浮かべる。
「そうはさせないわ!」
怪人の様子を見てもアミはあきらめない。
「・・・魔法よ、こやつの時を止めて!フリーズ!そして粉々に粉砕してしまえ!シャッター!」
アミが呪文を唱えると、赤く点滅していた怪人の身体は点滅が止まり、動きも笑い声も止まった。
そして次の瞬間、灰同然、粉々に粉砕されてしまったのだ。
「はぁ、勝ったけどやっぱり時間系の魔法は疲れるなぁ・・・」
アミは首をゴキリと鳴らす。
そして怪人のほうを振り向きもせず、ユリを探しにその場を立ち去るのだった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる