26 / 61
第五章 海外から来たエリート魔法少女
第五話 新たな魔法少女2人組
しおりを挟む
「弱いのう」
ボロボロになって肩で息をしたアミとユリはその場に崩れ落ちる。
「ど、どうしよう…」
「私たちだけじゃ勝てないよ…」
2人は絶望していた。
その時、影を潜めていたエグチが飛び出てきた。
「エグチ、さん?」
「何してるの、あの人…」
「お主は男じゃろ?何ができるんじゃ?」
セクハラオヤジがせせら笑う。
「俺じゃない彼女たちがやるんだ…」
エグチが左にずれると後ろから2人の少女が現れる。
「帰国して早々怪人とか…」
「ついてる、って思おうよ!ね!」
「なにやつじゃ?」
「チェンジ」
「チェンジ、スタート」
「チェンジ」
「アーユーレディ?」
2人の腕時計が輝き、片方からはちょっとチャラそうな男性の声が、もう片方からは高めの元気な男性の声が響く。
「オッケー」
「フィニッシュ」
光がおさまると、そこにはそれぞれオレンジとグリーンのコスチュームに身を包んでいた。
2人の手にはロットが握られていた。
「魔法少女アズ」
「魔法少女ミヅキ」
2人はポーズを決めた。
「なんだ。こいらも魔法少女か」
「さっさと片付けようではないか」
「俺様に任せとけって!」
パワハラジョウシはそう言って両胸を叩く。
「いでよ!我が分身!」
すると4体の泥人形が現れた。
「おお、こやつらの相手など人形で十分じゃ」
「そうじゃのう」
四天王がせせら笑う。
「舐められたもんね」
「ほんと」
ロットを握ると2人は呪文を唱えた。
「ウッドアタック!」
「ショットアタック!」
棍棒のような木で泥人形は殴り倒され、銃弾のようなもので残りの胴体が弾け飛んだ。
「す、すごい…」
「なんなのこの人たち…」
アミとユリは見ていることしかできなかった。
「むむ、こやつらやりおるぞ」
「とりあえず今日はこの辺にしておいてやる」
「あ、まちなよ!!」
四天王は霧の中に消えて行ったのだった。
ボロボロになって肩で息をしたアミとユリはその場に崩れ落ちる。
「ど、どうしよう…」
「私たちだけじゃ勝てないよ…」
2人は絶望していた。
その時、影を潜めていたエグチが飛び出てきた。
「エグチ、さん?」
「何してるの、あの人…」
「お主は男じゃろ?何ができるんじゃ?」
セクハラオヤジがせせら笑う。
「俺じゃない彼女たちがやるんだ…」
エグチが左にずれると後ろから2人の少女が現れる。
「帰国して早々怪人とか…」
「ついてる、って思おうよ!ね!」
「なにやつじゃ?」
「チェンジ」
「チェンジ、スタート」
「チェンジ」
「アーユーレディ?」
2人の腕時計が輝き、片方からはちょっとチャラそうな男性の声が、もう片方からは高めの元気な男性の声が響く。
「オッケー」
「フィニッシュ」
光がおさまると、そこにはそれぞれオレンジとグリーンのコスチュームに身を包んでいた。
2人の手にはロットが握られていた。
「魔法少女アズ」
「魔法少女ミヅキ」
2人はポーズを決めた。
「なんだ。こいらも魔法少女か」
「さっさと片付けようではないか」
「俺様に任せとけって!」
パワハラジョウシはそう言って両胸を叩く。
「いでよ!我が分身!」
すると4体の泥人形が現れた。
「おお、こやつらの相手など人形で十分じゃ」
「そうじゃのう」
四天王がせせら笑う。
「舐められたもんね」
「ほんと」
ロットを握ると2人は呪文を唱えた。
「ウッドアタック!」
「ショットアタック!」
棍棒のような木で泥人形は殴り倒され、銃弾のようなもので残りの胴体が弾け飛んだ。
「す、すごい…」
「なんなのこの人たち…」
アミとユリは見ていることしかできなかった。
「むむ、こやつらやりおるぞ」
「とりあえず今日はこの辺にしておいてやる」
「あ、まちなよ!!」
四天王は霧の中に消えて行ったのだった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる