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初めて旅行に行きます編
13話
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四つん這いになった近藤のナカにすぐさま真壁が入ってくる。
「んああああ」
近藤は声をあげて背中をそらした。
「うあ、すげっ」
先ほどよりも奥深くに真壁が入っていく。
パンパンと腰を打ち付ける音が部屋に響きわたる。
「ああ、あああ、気持ちい、そこ、そこいいいい」
二人は腰を振ることだけに集中した。
「ここ?ここだろ?」
「そこぉ、あああ、いいいい」
二度目の限界が二人に近づいてくる。
「うううう、出るっ」
先に真壁が近藤のナカに欲望を吐き出した。
「ああああ、キタぁあああ」
近藤はその熱を感じると後を追うように達した。
「はぁっ、はっ、はっ」
「んあああ」
近藤のナカから真壁の肉棒がずるりと引き抜かれる。
腰をあげた近藤の尻から真壁が出したものが濁流のように流れ出てくる。
「二回分だからけっこうな量だな」
真壁は満足そうに近藤の尻を撫でまわす。
「も、動けねぇ」
近藤がその場にうつ伏せになった。
「はは、なぁ、せっかくだから部屋の露天いこう?」
真壁は近藤の尻をタオルで拭いながら尋ねる。
「そういえば、行ってなかったな」
「入らないなんてもったいないだろ?」
「だな」
二人は疲れた身体に鞭を打って、ベランダに出る。
露天風呂からは暗闇でもわかるくらい湯気が立っていた。
「はぁああ」
「極楽極楽」
二人が悠々と入れるほど広い湯船だ。
「寝るなよ」
「気を付ける」
二人とも瞼が降りてくるのを感じていた。
「なぁ」
「ん?」
近藤が真壁に声をかける。
「幸せだな」
近藤がつぶやいた。
「ほんと?」
「ここで嘘つく意味ないだろ?」
「たしかに」
真壁も呟いた。
「幸せだな」
「だろ?」
二人は笑いながらキスをした。
「上がるか」
「おう、もう眠くてしょうがないや」
「俺も」
…
翌朝、起きてすぐに二人は再び部屋の露天風呂に入る。
ちょうど上がった時、部屋に朝食が運び込まれてきた。
「おはようございます」
「おはようございます。今朝は和食でご用意させていただいております。どうぞお召し上がりください」
旅館の人が布団をどけてテーブルに並べてくれる。
二人で朝食を頬張ると着替えてチェックアウトに向かった。
「またのお越しをお待ちしております」
「はい」
二人は乗ってきた車に乗り込んだ。
「まだ猛の会社の人たちはチェックアウトしてないみたいだな」
駐車場には車が何台か止まっている。
「そうみたいだな。会わなくてよかったかも」
近藤は苦笑する。
「じゃ、帰るか」
真壁はエンジンをかける。
「おう」
「また来ような」
「もちろん」
こうして二人の初めての旅行は終わりを告げたのだった。
「んああああ」
近藤は声をあげて背中をそらした。
「うあ、すげっ」
先ほどよりも奥深くに真壁が入っていく。
パンパンと腰を打ち付ける音が部屋に響きわたる。
「ああ、あああ、気持ちい、そこ、そこいいいい」
二人は腰を振ることだけに集中した。
「ここ?ここだろ?」
「そこぉ、あああ、いいいい」
二度目の限界が二人に近づいてくる。
「うううう、出るっ」
先に真壁が近藤のナカに欲望を吐き出した。
「ああああ、キタぁあああ」
近藤はその熱を感じると後を追うように達した。
「はぁっ、はっ、はっ」
「んあああ」
近藤のナカから真壁の肉棒がずるりと引き抜かれる。
腰をあげた近藤の尻から真壁が出したものが濁流のように流れ出てくる。
「二回分だからけっこうな量だな」
真壁は満足そうに近藤の尻を撫でまわす。
「も、動けねぇ」
近藤がその場にうつ伏せになった。
「はは、なぁ、せっかくだから部屋の露天いこう?」
真壁は近藤の尻をタオルで拭いながら尋ねる。
「そういえば、行ってなかったな」
「入らないなんてもったいないだろ?」
「だな」
二人は疲れた身体に鞭を打って、ベランダに出る。
露天風呂からは暗闇でもわかるくらい湯気が立っていた。
「はぁああ」
「極楽極楽」
二人が悠々と入れるほど広い湯船だ。
「寝るなよ」
「気を付ける」
二人とも瞼が降りてくるのを感じていた。
「なぁ」
「ん?」
近藤が真壁に声をかける。
「幸せだな」
近藤がつぶやいた。
「ほんと?」
「ここで嘘つく意味ないだろ?」
「たしかに」
真壁も呟いた。
「幸せだな」
「だろ?」
二人は笑いながらキスをした。
「上がるか」
「おう、もう眠くてしょうがないや」
「俺も」
…
翌朝、起きてすぐに二人は再び部屋の露天風呂に入る。
ちょうど上がった時、部屋に朝食が運び込まれてきた。
「おはようございます」
「おはようございます。今朝は和食でご用意させていただいております。どうぞお召し上がりください」
旅館の人が布団をどけてテーブルに並べてくれる。
二人で朝食を頬張ると着替えてチェックアウトに向かった。
「またのお越しをお待ちしております」
「はい」
二人は乗ってきた車に乗り込んだ。
「まだ猛の会社の人たちはチェックアウトしてないみたいだな」
駐車場には車が何台か止まっている。
「そうみたいだな。会わなくてよかったかも」
近藤は苦笑する。
「じゃ、帰るか」
真壁はエンジンをかける。
「おう」
「また来ような」
「もちろん」
こうして二人の初めての旅行は終わりを告げたのだった。
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