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ラブラブな生活を送っています編
6話
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次の日、近藤はなんとなく真壁と目を合わせるのが気まずかったので早めに家を出た。
出勤すると昨日、家に送り届けた後輩の女性社員が足早に近づいてくる。
「近藤さん、おはようございます」
近藤は昨日のことを思い出し、一瞬、ビクっとなった。
「あ、ああ、おはよう」
彼女はすまなそうにしている。
「昨日の飲み会でご迷惑をおかけしたみたいで…」
「ああ、大丈夫だよ。気にしないで」
「でも…」
「気にしなくていいって」
近藤は彼女から早々に離れようとする。
そんな近藤の様子に彼女は気づいていないのか、ぐいぐいと近藤に近づいてきて話を続ける。
「そ、それで、お詫びにお食事でも…」
「悪いけど、ちょっと忙しいから…本当に気にしなくていいから」
「は、はい…」
彼女はようやく引き下がってくれた。
近藤は自分のデスクに腰かけて今日のスケジュールを確認する。
スケジュールを開くと、午後休を取っていることに気付く。
「あれ、なんだっけ…」
定期健診で真壁の病院に、午後から予約を入れていたことを思い出した。
「忘れてた」
午前中の内に慌ててやることを終わらせる。
みんなが昼休みに入るのと同時くらいに退社して真壁の病院に向かう。
…
「近藤さーん、近藤猛さーん」
いつもの看護師に呼ばれて診察室に入る。
診察室の中にはよそ行き用の笑顔の真壁が待っている。
「近藤さん、ご来院されるのは久しぶりですが、お加減はいかがですか?」
真壁は白々しく近藤に尋ねる。
「特にはなにも…」
近藤は真壁から視線をそらしながら答えた。
「そうですか。では診察させていただきますのでベットの方にどうぞ」
真壁に促されて近藤はベットに上がろうとする。
「ああ、ちゃんとズボンとパンツは脱いでくださいね」
真壁はそういうと看護師と何か話し始める。
近藤は小さくため息をついてから、真壁の指示通りにスーツの下とパンツを脱いだ。
…
近藤が着替え終わってベットにあがると、真壁がベットに近づいてきた。
珍しく、看護師も一緒に診察するようだ。
「それでは近藤さん、四つん這いになって下さいね」
看護師に促されてベットの上で四つん這いになると、腰のあたりにカーテンを置かれた。
「リラックスしてお待ちくださいね」
カーテンを設置した看護師は真壁の方に移動した。
「それでは診察を始めますね」
出勤すると昨日、家に送り届けた後輩の女性社員が足早に近づいてくる。
「近藤さん、おはようございます」
近藤は昨日のことを思い出し、一瞬、ビクっとなった。
「あ、ああ、おはよう」
彼女はすまなそうにしている。
「昨日の飲み会でご迷惑をおかけしたみたいで…」
「ああ、大丈夫だよ。気にしないで」
「でも…」
「気にしなくていいって」
近藤は彼女から早々に離れようとする。
そんな近藤の様子に彼女は気づいていないのか、ぐいぐいと近藤に近づいてきて話を続ける。
「そ、それで、お詫びにお食事でも…」
「悪いけど、ちょっと忙しいから…本当に気にしなくていいから」
「は、はい…」
彼女はようやく引き下がってくれた。
近藤は自分のデスクに腰かけて今日のスケジュールを確認する。
スケジュールを開くと、午後休を取っていることに気付く。
「あれ、なんだっけ…」
定期健診で真壁の病院に、午後から予約を入れていたことを思い出した。
「忘れてた」
午前中の内に慌ててやることを終わらせる。
みんなが昼休みに入るのと同時くらいに退社して真壁の病院に向かう。
…
「近藤さーん、近藤猛さーん」
いつもの看護師に呼ばれて診察室に入る。
診察室の中にはよそ行き用の笑顔の真壁が待っている。
「近藤さん、ご来院されるのは久しぶりですが、お加減はいかがですか?」
真壁は白々しく近藤に尋ねる。
「特にはなにも…」
近藤は真壁から視線をそらしながら答えた。
「そうですか。では診察させていただきますのでベットの方にどうぞ」
真壁に促されて近藤はベットに上がろうとする。
「ああ、ちゃんとズボンとパンツは脱いでくださいね」
真壁はそういうと看護師と何か話し始める。
近藤は小さくため息をついてから、真壁の指示通りにスーツの下とパンツを脱いだ。
…
近藤が着替え終わってベットにあがると、真壁がベットに近づいてきた。
珍しく、看護師も一緒に診察するようだ。
「それでは近藤さん、四つん這いになって下さいね」
看護師に促されてベットの上で四つん這いになると、腰のあたりにカーテンを置かれた。
「リラックスしてお待ちくださいね」
カーテンを設置した看護師は真壁の方に移動した。
「それでは診察を始めますね」
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