32 / 74
恋人同棲始めました編
2話
しおりを挟む
近藤が持ってきた荷物を業者がどんどんと運び入れる。
「すいませーん、これどこですか?」
「あっちの部屋にお願いします」
「服はどこに?」
「あ、ここのクローゼットにいれます!」
あっという間に荷物が部屋に収まった。
あとはいくつか残った段ボールを片付けるだけである。
「それじゃあ、これで失礼します」
「ありがとうございました」
業者が帰ると二人だけの静かな空間が生まれた。
…
近藤は部屋で段ボールのものを片付けている。
「猛ー、終わりそう?」
近藤が荷ほどきをしている間、真壁は食事を用意していた。
「うん、今ちょうどキリいいとこ」
残すは最後の段ボールのみとなっている。
近藤は部屋から出てダイニングに向かう。
ダイニングテーブルの上には真壁が用意したハンバーグがのっていた。
「いただきます」
「いただきます」
二人は食べながら家事の分担などを決めた。
「俺は料理とか全くできないから、健太にお願いしたいな」
「仕事が忙しい時とかは全然作れないけどいいの?」
「うん、余裕ある時だけでいいよ」
「わかった」
近藤はご飯を頬張りながら感心していた。
「でもすごいよな、ハンバーグとかさっと作れて…」
「あぁ、これ作りおき。いつも忙しくて作ったり食べる暇ないから、休みの日に冷凍作り置いてんの」
「主婦みたいだな」
「そうか?」
二人は笑いながら食べすすめた。
「猛は何やる?」
近藤は一人暮らしの頃の自分の生活を思い浮かべながら答えた。
「うーん、掃除とか洗濯はさすがにできるし、ゴミ出しとかもできる」
「それだけできれば十分だよ」
「他にないかな?」
「思いついたらその都度考えよっか」
「わかった」
…
食事が終わって近藤は後片付けをしようとした。
「あ、猛、今日は良いよ。荷物片付けなよ」
真壁が近藤は部屋に押しやる。
「うん、明日からはちゃんと手伝うから…」
「頼んだ」
近藤は最後の段ボールの片付けに取り掛かった。
…
「猛、風呂わいたけど入る?」
食事の片づけを終えた真壁は風呂の用意をしていた。
「まだかかるから先に入っていいよ」
「わかった」
近藤はまだ片付けが終わっていなかったので先に真壁に入らせた。
…
「猛、風呂あがったよ」
数分後、髪が濡れたままの真壁が部屋に入ってきた。
「ちゃんと乾かせよ」
近藤は真壁の頭を首にかかっていたタオルでぐしゃぐしゃと拭いた。
「んんん、乾かすって」
真壁は近藤の手を払った。
近藤は笑いながら風呂場に向かったのだった。
「すいませーん、これどこですか?」
「あっちの部屋にお願いします」
「服はどこに?」
「あ、ここのクローゼットにいれます!」
あっという間に荷物が部屋に収まった。
あとはいくつか残った段ボールを片付けるだけである。
「それじゃあ、これで失礼します」
「ありがとうございました」
業者が帰ると二人だけの静かな空間が生まれた。
…
近藤は部屋で段ボールのものを片付けている。
「猛ー、終わりそう?」
近藤が荷ほどきをしている間、真壁は食事を用意していた。
「うん、今ちょうどキリいいとこ」
残すは最後の段ボールのみとなっている。
近藤は部屋から出てダイニングに向かう。
ダイニングテーブルの上には真壁が用意したハンバーグがのっていた。
「いただきます」
「いただきます」
二人は食べながら家事の分担などを決めた。
「俺は料理とか全くできないから、健太にお願いしたいな」
「仕事が忙しい時とかは全然作れないけどいいの?」
「うん、余裕ある時だけでいいよ」
「わかった」
近藤はご飯を頬張りながら感心していた。
「でもすごいよな、ハンバーグとかさっと作れて…」
「あぁ、これ作りおき。いつも忙しくて作ったり食べる暇ないから、休みの日に冷凍作り置いてんの」
「主婦みたいだな」
「そうか?」
二人は笑いながら食べすすめた。
「猛は何やる?」
近藤は一人暮らしの頃の自分の生活を思い浮かべながら答えた。
「うーん、掃除とか洗濯はさすがにできるし、ゴミ出しとかもできる」
「それだけできれば十分だよ」
「他にないかな?」
「思いついたらその都度考えよっか」
「わかった」
…
食事が終わって近藤は後片付けをしようとした。
「あ、猛、今日は良いよ。荷物片付けなよ」
真壁が近藤は部屋に押しやる。
「うん、明日からはちゃんと手伝うから…」
「頼んだ」
近藤は最後の段ボールの片付けに取り掛かった。
…
「猛、風呂わいたけど入る?」
食事の片づけを終えた真壁は風呂の用意をしていた。
「まだかかるから先に入っていいよ」
「わかった」
近藤はまだ片付けが終わっていなかったので先に真壁に入らせた。
…
「猛、風呂あがったよ」
数分後、髪が濡れたままの真壁が部屋に入ってきた。
「ちゃんと乾かせよ」
近藤は真壁の頭を首にかかっていたタオルでぐしゃぐしゃと拭いた。
「んんん、乾かすって」
真壁は近藤の手を払った。
近藤は笑いながら風呂場に向かったのだった。
0
お気に入りに追加
718
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
淫乱エリートは今日も男たちに愛される
おさかな
BL
【全編エロあり】通勤電車でも社内でも取引先でも、いつでもアナル受け入れ準備万端!爽やか系イケメンエリートは男達へのご奉仕も優秀です!
+++
完結済み DLsiteにておまけつき電子版販売中
爽やか優等生の生徒会長は全校生徒の中出しオナホール
おさかな
BL
とある男子高校の生徒会長、南陽己(みなみはるき)は爽やかで柔和な顔立ちの美少年生徒会長だが、校内では特注のエロ制服を身に纏う全校生徒のためのオナホールだった。
生意気ユカちゃん♂わからせ調教
おさかな
BL
大学デビューした元陰キャの湯川晶は、女装写真を使ってマッチングアプリで女性のふりをして悪戯をしていた。そんなことを繰り返しているうち、騙していた男たちに身バレしてとあるヤリ部屋に強制連行されてしまう……
+++++
凌○モノなのでひどい言葉や表現が多数あります。暴力はスパンキング程度。無理やり/おくすりプレイ/快楽堕ち/羞恥 などなど
諸々モラルに反する表現がありますが本作品はそれらの行為を決して推奨するものではございません。
【BL】SNSで人気の訳あり超絶イケメン大学生、前立腺を子宮化され、堕ちる?【R18】
NichePorn
BL
スーパーダーリンに犯される超絶イケメン男子大学生
SNSを開設すれば即10万人フォロワー。
町を歩けばスカウトの嵐。
超絶イケメンなルックスながらどこか抜けた可愛らしい性格で多くの人々を魅了してきた恋司(れんじ)。
そんな人生を謳歌していそうな彼にも、児童保護施設で育った暗い過去や両親の離婚、SNS依存などといった訳ありな点があった。
愛情に飢え、性に奔放になっていく彼は、就活先で出会った世界規模の名門製薬会社の御曹司に手を出してしまい・・・。
開発される少年たち・家庭教師の淫らな性生活
ありさわ優那
BL
派遣家庭教師として働く三枝は、行く先々で少年の精通をさせてやったり、性的に開発することを趣味としていた。三枝は、勉強を教えながらも次々に派遣先で少年を毒牙にかける。勉強よりも、エッチなことを求めるようになってしまった少年たちの行方は……。
R-18作品です。少し無理矢理(あまり嫌がりません)。
乳首開発描写多めです。
射精管理やアナル開発の描写もありますが、既に開発されちゃってる子も多く出ます。
※少年ごとにお話を書いていきます。初作品です。よろしくお願いします。
【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集
夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。
現在公開中の作品(随時更新)
『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』
異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる