開発されに通院中

浅上秀

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ドキドキ入院編

2話

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近藤が案内された部屋は個室だった。

「え、こ、個室なんですか?」

「すみません。今、四人部屋がいっぱいなんです」

「そ、そうなんですか…」

近藤が荷物を置くのを見計らって、看護師が部屋やお風呂の場所などについて教えてくれた。
トイレは部屋についているみたいだった。

「それではこちらの病衣に着替えてください。それからこちらの下剤を飲んでお待ちください」

「わかりました」

「それでは一度失礼します」

「は、はい」

近藤は荷物をある程度片付けると、着ていたものを脱いだ。
そして病衣に着替え、渡された下剤を飲んだ。

することもないのでそのままベットに横になってみた。
数分でお腹に痛みが走り始めた。

「うううう、お腹痛い…」

その時、コンコンとドアがノックされた。

「失礼します」

先ほどの看護師がやってきた。

「ご準備できましたか?」

「はい。薬、飲みました」

「そうですか。お薬をお飲みになってから何分くらい経ちますか?」

「五分くらいかと」

「それではまだですね…時間になりましたらまた来ますので、それまでは排泄せずにお待ちください」

「え、ま、まってくれ…」

そういうと看護師は近藤が声をかける間もなく行ってしまった。
いつもの浣腸では味わえないほどの、腹痛が近藤を襲う。

近藤はもう排便したくてたまらなかった。
それから何分我慢したのか記憶があいまいになってきたころ、再び部屋がノックされた。

「失礼します」

今度、入ってきたのは真壁だった。

「近藤さん、そろそろいいですよ」

真壁は近藤のベットに近寄ると、まるまって横になっていた近藤の身体を起こした。
そしてベットから立たせると、腰を支えて歩かせてくれる。

しかし近藤はあまりの痛みに床に蹲ってしまった。

「うううう、先生、痛いです。動けないです…」

「それは困りましたね…ではおまるに出しますか?」

「お、おまる!?」

「トイレに行けないのであればやむおえませんね…」

近藤は慌ててふらふらと身体を起こした。

「おや、近藤さん、大丈夫ですか?」

「おまるはいやです…」

そういうと真壁に支えられながらトイレに向かった。



「お出しになった便の様子を確認したいので私も入りますね」

真壁がトイレに一緒に入ってきたが、近藤は排便したすぎて気にとめる余裕がなかった。
トイレに入ると病衣の下とトランクスを下ろして、便座に腰かけた。

腰かけた瞬間に、近藤の肛門から便が噴射された。
便器に下品な音を立てて便が排出されていく。

「ん、ううう、はくっ」

お腹に残ったものをすべて出そうと、近藤は踏ん張った。
真壁は近藤が排泄しているのをみて、密かに興奮していた。

真壁は興奮を押し殺しながら、近藤の頭を撫でた。

「ふっぐぅ、うう」

近藤は頭をあげた。
目には涙をためながら、歯を食いしばっていた。
その様子がかわいくみえた真壁は思わず近藤にキスをしていた。

「ん、く、んんん」

「ほら、キスをすると余計な力が抜けて楽に排泄できますよ」

真壁はでたらめを言って誤魔化した。
そしてついでに近藤のお腹をさすった。

「あ、先生っ…」

近藤の肉棒は何かを期待するようにゆるく立ち上がっていた。

「こちらは検査に差し支えると困るので…」

真壁は意地悪く先端を指で弾いた。

「あんっ」

近藤はその刺激に反応しながら、同時に排便していた。

近藤の便が収まると、真壁は近藤の座っている便器を覗き込んだ。

「うん、便を見た感じでは大丈夫そうですね」

そういうと近藤にウオシュレットをさせた。

「拭きますよ」

そして真壁自ら近藤の肛門を拭いた。
その時に穴をわざとグリグリと刺激するようにした。

「ああ、せ、先生?」

「はい、綺麗になりましたよ」

真壁が手を離すと、近藤はあわてて病衣をあげようとした。

「あ、近藤さん、トランクスは脱いでこちらを穿いてくださいね」

「え?」

近藤が渡されたのは紙パンツだった。

「検査の時はこちらなので」

近藤はおずおずと受け取り、紙パンツに履き替えた。

「それじゃあ検査室に移動しましょうか」

二人は便を流してトイレを出て検査室に向かった。




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