開発されに通院中

浅上秀

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初めての診察編

3話

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近藤は射精の衝撃で少し力が抜けた。

「はぁっ、はっ・・・んっ・・・」

真壁の手が近藤から離れた。

「少々お待ちくださいね」

真壁は近藤の尻を撫でると椅子から立ち上がった。

しばらくして廊下で待機していた看護師に何か伝えると戻ってきた。

「近藤さん、お待たせしました」

戻ってきた真壁の手がまた近藤を尻を撫でる。
近藤は射精の恥ずかしさに悶えていた。

「い、いえ…こちらこそお見苦しいところを…」

「そんなことはないですよ、診察中に気持ちよくなられるかたも多いので」

真壁はそういうと再び潤滑油を手に取った。

「それでは近藤さん、お尻をあげて、またさきほどと同じ姿勢を取って下さいね」

近藤はてっきり触診は終わったと思っていた。

「え、先生、これで終わりじゃ…」

「まだ終わりではないですよ。次に機械を入れて調べさせていただきますからね」

真壁は近藤の尻をあげさせると穴に潤滑油をまんべんなく塗り込んだ。

「んんん、あんっ・・・」

イったばかりの近藤の身体はさっきよりも敏感になっている。
真壁は微笑みながらナカにもさらに塗り込んだ。

「ううう、っふあ・・・んん・・・」

「さぁこれで準備はできましたよ」

真壁が指を抜くと近藤の穴は物欲しげにヒクついた。

「かわいいなぁ」

真壁は思わずつぶやいた。

「え??」

「なんでもありませんよ」

真壁は引き出しに隠してあった器具を取り出した。
それは男性器を象ったもので、手元に振動のレベルが変えられるスイッチが付いていた。

サイズは真壁のモノよりは小さいものだった。
真壁はそのディルドに潤滑油をまぶすと近藤の穴にあてがった。

「それじゃあ、より詳しく状態を知るために機械の方、入れさせていただきますね」

「は、はい・・・んんんああああ・・・」

「痛かったりしたらおっしゃってくださいね」

「んんんんん・・・あああああ・・・」

振動にあわせて近藤が喘ぐ。
真壁は軽く前後に器具を揺する。

「こことか、どうですかね?」

「いいです・・・いい・・・」

「ここがいいんですね」

真壁は近藤の前立腺に狙いを定めると一気に振動を強めた。

「んんんん・・・そ、そこおおおおお・・・」

近藤の喘ぎ声のボリュームが上がった。
真壁は少し前立腺から器具をずらした。

「や・・・あ・・・そこじゃな・・・」

「近藤さん?どうかされましたか?」

「あっ・・・は・・・い、いえ・・・」

近藤の腰が無意識に揺れはじめる。
真壁はいじわるをしたくなった。

「近藤さん、一度、機械抜きますね」

「ん、はい・・・あん・・・」

近藤の穴から器具を抜くと潤滑油を追加した。

「もう一度入れますよ」

「はいっ・・・んんんん・・・あっ」

真壁は再び前立腺からずれた位置にいれた。
そして振動も一番弱いものにした。

近藤は物足りなそうに腰を揺すっている。

「それじゃあ、ちょっとしばらく様子を見たいので五分位このままでいましょうね」

「ご、五分もですか!?」

「はい。あと看護師に確認事項があるので少し部屋を出させていただきますね」

「え、あ、はい」

近藤は微弱な刺激に悩まされた。
快感はとめどなく押し寄せてくるがイクことはできない。

「ん、はん・・・あっ・・・イケ・・・ない・・・」

五分がとても長く感じられた。

「いやぁ、お待たせしました。大丈夫でしたか?」

「・・・は、はいっ」

真壁が戻ってきた。

「確認しますね」

そういうと真壁は一度器具を抜いた。
近藤の穴は物欲しそうにヒクついており、真っ赤に充血していた。

「うん、この感じなら大丈夫そうですね」

「え?」

「今日の診察はここで終了です。最後にお薬だけお塗りするので…」

真壁は軟膏を指に取り、近藤の穴や表面に塗り込んでいく。

「ん・・・はっ・・・あん・・・」

近藤のナカに指を入れた時には前立腺に重点的に塗り込み、ついでに近藤の膨らんだ前を扱いた。

「近藤さん、こっちの出しちゃいましょうか」

「んん・・・あ・・・はい・・・で、出ますっ・・・イクウううううう」

どぴゅどぴゅと近藤の肉棒から白濁液が飛び出た。
しかし近藤の後ろの疼きは全く治まらなかった。




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