おじさんとボク

浅上秀

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わくわく動物園デート

触発されたということにしておきましょう

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「ふぅ、ごちそうさまでした」

食べ終わったお皿を流しに持っていったミノルくんが皿を洗おうとした。

「あ、いいよ、食洗器に入れておいて」

スグルくんがひょいとミノルくんの手から皿を取ると、食洗器を開けて入れてしまった。

「でも折角、お料理してくれたからお手伝いだけでもしないと…」

モジモジするミノルくんにスグルくんは言った。

「とりあえず先にお風呂に入っておいで。今日は泊っていきなよ」

「え、いいの!?」

大好きなスグルくんと一緒にいられるミノルくんは飛び跳ねて喜んだ。

「いいよ、タオルとパジャマ用意しておくから」

「うん!」

ミノルくんはスキップするかのように軽やかに風呂場にむかっていった。



「ふはぁ」

スグルくんの寝室はのベットはサイズも大きく、マットレスも上質なのでミノルくんの身体を包み込むように受け止めた。

「今日は楽しかったかな?」

ミノルくんの後に入浴したスグルくんも髪を乾かしてからベットに腰かけながら尋ねてくる。

「うん、ものすごく楽しかった!」

「それはよかった」

スグルくんは大の字になって横たわっているミノルくんの上に覆いかぶさった。

「ミノルくん、本当にさっき何やってたのか気づかなかったの?」

スグルくんがミノルくんの頬に手を滑らせる。

「う、うん」

きょとんとしたミノルくんの表情にスグルくんは猟犬のような瞳で答える。

「あの二匹はね、交尾してたんだよ…」

スグルくんはミノルくんの耳元に顔を近づける。

「こうび?」

ミノルくんはその二文字を聞いてもピンとこないようだった。

「交尾、つまり子作りだよ」

スグルくんはわざとミノルくんの右耳に吐息を吹きかけながら囁いた。

「え、え?」

「はは、ミノルくんはその純粋なところがかわいいけど油断してたら狼に食べられちゃうよ?」

スグルくんはそういうとミノルくんの唇にそっとキスを落とした。

「え?」

ミノルくんは目を見開いた。

「ミノルくん、腰あげれるかな?」

唇を近づけながらスグルくんが囁く。
ミノルくんは言われるがままに腰を持ち上げた。
するとスグルくんは手慣れた手つきでするりとミノルくんの履いていたスエットと下着を下ろす。

「ちょっと、スグルくん!?何するの!?」

ミノルくんは慌てて抑えるがスグルくんの方が力が強く、すぐに下半身を出されてしまった。

「ミノルくん、ココ、毛も薄いしピンクだし、子供みたいだね」

「いや、やめて…」

「怖がらなくていいよ、気持ちいいことするだけだからね」

スグルくんは枕元に用意してあったローションボトルを手に取った。




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