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第十一章 一件落着

2話

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ギルドの仕事も落ち着き、グレンが屋敷に帰ってきた。

「久しぶりにこの部屋で寝れる…」

最近は野営でテントの中で寝ていたため、フカフカのベットが恋しくなっていた。

「今日は早めに寝るか」

シャワーを浴びてぽふりとベットに飛び込んだ。
ふわりとマルクの匂いが香った。

「んっ」

グレンは自分のペニスが若干、硬くなったのを感じた。

「いやいや待てよ…」

そっと身体を仰向けにすると、下着の前部分が盛り上がっている。

「まじかよ」

思わずグレンは顔を覆ってしまった。

「最後にしたのは…」

マルクに最後に抱かれてから1ヶ月以上が経過していることに気づく。
その間も中々欲を吐き出す機会がなかったのだ。

「はぁ…まぁしょうがないよな」

グレンは下着を放り投げると自分のペニスを握った。

「んんっ」

久しぶりの刺激に腰が震える。
どんどんと手の動きが激しくなるが、グレンは物足りなさを感じでいた。

「はぁっ、あっ、なんで、なんでだよ」

扱いているのに絶頂にいけるほど気持ち良くないのだ。

「んんっ、ああ」

マルクの匂いをオカズに両手で激しくペニスを刺激する。

「なんで、イケねぇんだよっ」

そこでグレンは気がついた。

「まさか…」

そっと自分の片手をアナルに持っていく。

「んんっ」

そこはしばらく使っていなかったので少し固くなっていた。

「はんっ」

ペニスから溢れている汁を指に纏わせて、いつもマルクがやってくれるようにアヌスを撫で回す。

「ううっ」

するとだんだんと表面から柔らかくなっていく。
そっと、人差し指を押し込んでみた。

「んんんんんっ」

ゆっくりとグレンの人差し指はナカに飲み込まれていった。

「はううう」

徐々に指を出し入れするスピードを早めていく。

「まだ、足りないっ」

グレンは思い切って二本の指を奥まで入れてみた。

「んほおおおお、これええええ」

勢いがついて前立腺が刺激される。

「ああああ、これ、気持ちいいい」

前をシゴく手も後ろをかき混ぜる指ももう止まらなかった。

「もう、ダメ、イク、イクうううう」

グレンは一人でベッドの上で果てたのだった。









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