ダンジョン行くなら監禁するよ?

浅上秀

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第六章 久しぶりにギルドに行く

6話

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マルクの後ろから職員と団長が慌てて追いかけてくる。

「お、おい、いきなり走り出してどうしたんだよ」

「団長、さっきダリルってやるに会ったんだ。僕、グレンと二人きりにしちゃった…ど、どうしよう」

マルクはいつになく弱気に狼狽えている。
団長はキっと職員を睨んだ。

「おい、おまえ、ダリルの居場所は?」

「え、わ、わかりませんよ、そんなの!」

「本当か?本当だな?騎士団やこのギルドに嘘ではないと誓えるな!?」

団長は腰に差した剣を抜いて職員の首に突きつける。

「ひっ」

職員は飛び上がって蒼い顔で震える。

「だ、団長!」

「マルクは下がってろ。おい、知ってるなら吐け」

「た、たぶん、ギルドの裏の宿泊施設かと…」

「部屋は!?」

「ふ、フロントに聞けばわかります!」

職員がそういうなり、マルクは走り出した。
後を追うように団長と職員も走り出した。



グレンはベットサイドの椅子を振りあげたが、途端に身体の力が抜けてその場にへたり込んでしまった。

「だから言っただろう?」

ダリルが椅子を取り上げる。

「な、にが」

グレンは言葉を発するのも困難な状態になってきた。

「動くと薬のまわりが早くなるって」

ダリルはグレンを床から抱き上げてベットの上に落とす。

「やめ・・・」

「さぁて、いただきます」

ダリルはグレンに覆いかぶさって服を脱がし始めた。



フロントに到着したマルクはフロント係の胸倉をつかんだ。

「おい、ダリルってやつの部屋番号教えろ」

鋭いマルクの視線がフロント係を射抜く。

「ひいいいい」

フロント係は飛び上がった。
マルクの後ろから騎士団長とギルドの職員も入ってきた。

「教えてくれ!頼む!」

職員がフロント係に頭をさげる。

「わ、わかりましたから、離してください…」

マルクは舌打ちをしながら胸倉から手を離した。
フロント係に部屋番号を聞いた三人は再び部屋に向けて走り出す。



グレンの上半身のシャツのボタンが全て外され、マルクしか触れたことのない乳首が顔を出す。

「へぇ、ココ、誰かに触ってもらってんのかよ」

ダリルは乳首を見ると鼻で笑って、今度はスラックスに手を掛ける。

「て、を、はな、せ」

グレンは力の入らない体で必死に抵抗する。

「やだね」

ダリルはグレンの腰のベルトのバックルを外すとスラックスを引き下ろした。
現れたグレンの下着は薬の影響でペニスからの先走りがダラダラなせいでぐっしょり濡れている。

「おお、薬がちゃんと効いてるなぁ」

そういってダリルがグレンの下着に手を掛けた時だった。









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