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第五章 結婚
7話
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屋敷に戻った二人は早めの夕食を食べた。
いつもは二人でシャワーに入っている。
しかし慣習上、初夜の入浴は別々と決まっているのだ。
「はぁ」
グレンは使用人たちに身体を磨かれていた。
使用人たちの異様な気合いに押されて、グレンは若干疲れていた。
「お待たせ」
マルクがバスローブを纏って颯爽と現れた。
「お、おう」
ベットに腰かけているグレンに近づいてくる。
「ようやく、この日を迎えられたね」
マルクはグレンの横に腰かけた。
「お、おう」
グレンは照れくさそうに笑った。
マルクはグレンの両手を自分の手で包み込んだ。
「これからずっと幸せにするから、僕のそばにずっといて…永遠に本命でいてね」
マルクの手は震えていた。
グレンはそれを感じ取っていた。
「はは、珍しいな、マルクが緊張するなんて…もちろん、俺もマルクのこと幸せにする。でも閉じ込めるのは程ほどにしてくれよ」
グレンは冗談交じりに返した。
マルクは嬉しそうに何度も頷いた。
「じゃあ、もういいよな?」
「うおっ」
マルクはグレンの両手を握ったまま、グレンの身体を後ろに押し倒す。
そしてそのまま両手をグレンの顔の横に縫いとめる。
「グレン…」
マルクの顔がグレンに近づいてくる。
グレンはそっと目を閉じた。
「んちゅ…」
最初は優しく、そして段々とキスが激しくなっていく。
「ん、はっ、ちゅ」
マルクはグレンから手を離すと、唇を繋げながら身に纏っていたバスローブの結び目を解くと脱ぎ捨てた。
「あっ…」
そしてグレンのバスローブにも手を伸ばし、結び目を解いた。
はだけた部分から手を入れてグレンの身体を撫で回していく。
「ん、あっ、マルク…」
グレンはマルクの手に翻弄されるしかなかった。
「僕にまかせて…」
マルクはグレンのバスローブを完全に脱がせた。
下着は履いていないため、グレンはあっという間に裸になってしまう。
「ここもここも真っ赤だね…」
マルクは露わになったグレンの身体を見下ろすと、乳首とペニスの先を指でつまんだ。
「んあっ、両方、は、ダメだって、」
グレンはマルクの手を抑えようとした。
「どうして?こんなに気持ち良さそうなのに…」
マルクはグレンの両手を取ると、自分で乳首を弄らせた。
「僕はこっちを可愛がるから自分で気持ちよくしてごらん」
乳首をグレンに自分で刺激させている間に、マルクはグレンのアナルに手を伸ばした。
「ちゃんとキレイにできたね」
グレンは真っ赤になって顔を逸らした。
「俺じゃなくて使用人がっ…」
今日はグレンの身を整えた使用人が洗浄したのだった。
いつもは二人でシャワーに入っている。
しかし慣習上、初夜の入浴は別々と決まっているのだ。
「はぁ」
グレンは使用人たちに身体を磨かれていた。
使用人たちの異様な気合いに押されて、グレンは若干疲れていた。
「お待たせ」
マルクがバスローブを纏って颯爽と現れた。
「お、おう」
ベットに腰かけているグレンに近づいてくる。
「ようやく、この日を迎えられたね」
マルクはグレンの横に腰かけた。
「お、おう」
グレンは照れくさそうに笑った。
マルクはグレンの両手を自分の手で包み込んだ。
「これからずっと幸せにするから、僕のそばにずっといて…永遠に本命でいてね」
マルクの手は震えていた。
グレンはそれを感じ取っていた。
「はは、珍しいな、マルクが緊張するなんて…もちろん、俺もマルクのこと幸せにする。でも閉じ込めるのは程ほどにしてくれよ」
グレンは冗談交じりに返した。
マルクは嬉しそうに何度も頷いた。
「じゃあ、もういいよな?」
「うおっ」
マルクはグレンの両手を握ったまま、グレンの身体を後ろに押し倒す。
そしてそのまま両手をグレンの顔の横に縫いとめる。
「グレン…」
マルクの顔がグレンに近づいてくる。
グレンはそっと目を閉じた。
「んちゅ…」
最初は優しく、そして段々とキスが激しくなっていく。
「ん、はっ、ちゅ」
マルクはグレンから手を離すと、唇を繋げながら身に纏っていたバスローブの結び目を解くと脱ぎ捨てた。
「あっ…」
そしてグレンのバスローブにも手を伸ばし、結び目を解いた。
はだけた部分から手を入れてグレンの身体を撫で回していく。
「ん、あっ、マルク…」
グレンはマルクの手に翻弄されるしかなかった。
「僕にまかせて…」
マルクはグレンのバスローブを完全に脱がせた。
下着は履いていないため、グレンはあっという間に裸になってしまう。
「ここもここも真っ赤だね…」
マルクは露わになったグレンの身体を見下ろすと、乳首とペニスの先を指でつまんだ。
「んあっ、両方、は、ダメだって、」
グレンはマルクの手を抑えようとした。
「どうして?こんなに気持ち良さそうなのに…」
マルクはグレンの両手を取ると、自分で乳首を弄らせた。
「僕はこっちを可愛がるから自分で気持ちよくしてごらん」
乳首をグレンに自分で刺激させている間に、マルクはグレンのアナルに手を伸ばした。
「ちゃんとキレイにできたね」
グレンは真っ赤になって顔を逸らした。
「俺じゃなくて使用人がっ…」
今日はグレンの身を整えた使用人が洗浄したのだった。
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