15 / 120
第二章 監禁スタート(?)
5話
しおりを挟む
グレンが目を覚ますとマルクはもういなかった。
「お腹すいた…」
グレンの腹の虫がないている。
身体の痛みはもうなかった。
なんならすっきりしていた。
ベットサイドにあった鐘を鳴らしてみる。
しばらくすると部屋がノックされる。
「はい」
「失礼いたします。おはようございます、グレン様」
「お、おはようございます…てか、様づけとかいらないです…」
「いえいえ、マルク様の大切なお方ですから」
執事は首をふる。
そしてまた食事の用意を始める。
「さぁ、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
「そういえばマルクは…?」
「お仕事にむかわれましたよ」
「そうですか…」
「それでは失礼いたします。終わられましたらお呼びください」
執事は一礼して出て行った。
グレンはもそもそと食べ始める。
「昨日より、美味しくない…」
同じコックが創ったはずなのに、昨日ほど美味しくは感じられなかった。
「なんでだろ」
グレンは食べられるだけ食べて執事を呼んだ。
…
「ごちそうさまでした」
「片付けさせていただきますね」
執事が手早く片付けていく。
「あ、あの、コックの方にも美味しかったとお伝えください」
「かしこまりました」
執事は一礼するとワゴンを押して帰っていった。
…
グレンはベットに寝転んだ。
「あー、なんもやることなくないか…?」
部屋には本棚もない。
「まぁ、あっても本なんて読まねぇけど…」
寝すぎたせいか目が冴えてしまっている。
「鍛錬しよっかな」
いつも持ち歩いていた剣は家にある。
しょうがないから筋トレのようなことをして時間を潰した。
汗をかいたのでシャワーに入った。
「ふう」
外をみるとまだ太陽は高い位置にいた。
「今、何時なんだろうな」
グレンは軽くお腹がすいたので執事を呼んだ。
…
「失礼いたします」
再び執事がやってくる。
「あの、お腹がすいたんですけど…」
「かしこまりました」
執事は一度部屋を出る。
しばらくするとワゴンを押して戻ってきた。
「ただいま準備させていただきます」
手早く食事の用意をする。
「あの、よかったらご一緒に…」
「いえ、私は執事ですので」
執事は断わった。
「そ、そうですよね…」
「それではお食事が終わられましたらお呼びください」
執事は一礼して部屋を出た。
グレンは食事を始めたが、やはり昨日ほど美味しく感じられなかった。
「お腹すいた…」
グレンの腹の虫がないている。
身体の痛みはもうなかった。
なんならすっきりしていた。
ベットサイドにあった鐘を鳴らしてみる。
しばらくすると部屋がノックされる。
「はい」
「失礼いたします。おはようございます、グレン様」
「お、おはようございます…てか、様づけとかいらないです…」
「いえいえ、マルク様の大切なお方ですから」
執事は首をふる。
そしてまた食事の用意を始める。
「さぁ、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
「そういえばマルクは…?」
「お仕事にむかわれましたよ」
「そうですか…」
「それでは失礼いたします。終わられましたらお呼びください」
執事は一礼して出て行った。
グレンはもそもそと食べ始める。
「昨日より、美味しくない…」
同じコックが創ったはずなのに、昨日ほど美味しくは感じられなかった。
「なんでだろ」
グレンは食べられるだけ食べて執事を呼んだ。
…
「ごちそうさまでした」
「片付けさせていただきますね」
執事が手早く片付けていく。
「あ、あの、コックの方にも美味しかったとお伝えください」
「かしこまりました」
執事は一礼するとワゴンを押して帰っていった。
…
グレンはベットに寝転んだ。
「あー、なんもやることなくないか…?」
部屋には本棚もない。
「まぁ、あっても本なんて読まねぇけど…」
寝すぎたせいか目が冴えてしまっている。
「鍛錬しよっかな」
いつも持ち歩いていた剣は家にある。
しょうがないから筋トレのようなことをして時間を潰した。
汗をかいたのでシャワーに入った。
「ふう」
外をみるとまだ太陽は高い位置にいた。
「今、何時なんだろうな」
グレンは軽くお腹がすいたので執事を呼んだ。
…
「失礼いたします」
再び執事がやってくる。
「あの、お腹がすいたんですけど…」
「かしこまりました」
執事は一度部屋を出る。
しばらくするとワゴンを押して戻ってきた。
「ただいま準備させていただきます」
手早く食事の用意をする。
「あの、よかったらご一緒に…」
「いえ、私は執事ですので」
執事は断わった。
「そ、そうですよね…」
「それではお食事が終わられましたらお呼びください」
執事は一礼して部屋を出た。
グレンは食事を始めたが、やはり昨日ほど美味しく感じられなかった。
10
お気に入りに追加
954
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。







ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる