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番外編 初めての家族旅行

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「そ、それは…」

ショウはイツキから視線を逸らす。
イツキはショウの肉棒を口にいれた。

「んんんっ」

「お、おい!急にやんなよ!」

イツキは器用に口にくわえていない部分を手でしごきながらショウを高めてはいいところで寸止めにする。

「んは、言わなきゃ、この、ままだぞ?」

上目遣いでいやらしくイツキはショウを見上げる。

「わかった!言うからださせろ!」

ショウの言葉を聞いてイツキは嬉しそうにさらに口と手の動きを激しくする。

「うっ、出る…!!」

ショウはイツキの頭をつかんで自身の肉棒を押し入れるとイツキの喉の奥に出した。

「げほげほ…」

ショウが腰を引くとイツキは激しくせき込んだ。

「あ、わりぃ」

ショウは慌ててコップに水を入れてイツキに渡す。

「ん、大丈夫…それで?」

「あ?あぁ…唇に母さんのリップついてたから嫉妬した。別れ際にキスしたのかよって」

ショウは居心地悪そうに後ろ頭をガリガリとかいた。

「はは、してないよ。唇カサカサしてるから使えってお母さんに無理やり塗られたんだ」

そういうとイツキはショウに顔を近づける。

「悪かったって…」

「いいよ、別に、ああやって感情をぶつけてくれるの、嬉しいから」

そういうとイツキはショウの後頭部に両手をまわしてぐっと顔を近づけた。
唇が触れる寸前の距離まで来てちいさくつぶやいた。

「続き、しよ?」

「おぅ」



汗だくになった二人は再び、大浴場に来た。

「広いお風呂はいいなぁ」

イツキが足を延ばしてのんびりと広い露天風呂につかっている。
時間も時間なので二人でほぼ貸し切り状態だ。

「んっ」

イツキには見えないが、ショウからは丸見えのところについているショウがつけた印を眺めながらショウは満足感に浸っていた。

「なぁ」

ショウが一歩、イツキに近づくとざぶりとお湯が大きく波打つ。

「ん?」

イツキがショウのほうを振り向くとショウの顔が間近に迫っていた。

「ここでする?」

「え、あ、さすがに誰か来たらまずいよ…」

「ちょっとだけ…な?」

ショウはそういうとイツキを立ち上がらせて岩の上に両手を付かせた。

「ダメだってば!あっ」

先ほどまでの行為の名残とお湯でぐずぐずに柔らかくなっていたイツキのそこは簡単にショウを飲み込んでしまった。
二人の身体に合わせるように湯面が揺れる。




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