初恋の兄嫁を優先する私の旦那様へ。惨めな思いをあとどのくらい我慢したらいいですか。

梅雨の人

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ローズ

初夜

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結婚にあこがれを抱いていた少女ローズの夢を打ち破るように、ローズはサミュエルとあきらめの気持ちで結婚式を迎えた。

そしてその日の夜、ブリアナに未だ心があるであろうサミュエルと、ローズは初夜を迎えた。

「ローズ、大丈夫だよ。僕に任せて…。」

そう優しく話しかけたサミュエルは、壊れ物に触れるように恐る恐るローズにキスをしてきた。

何度もついばむキスを繰り返しながら、次第に舌を絡ませローズの唾液をすすり、そして自分の唾液をローズにも飲ませた。

扇情的なナイトドレスはローズの色気と美しさを一層引き立てており、サミュエルはローズのその姿を視姦するように熱のこもった目で見つめてきた。

そんな視線をサミュエルから向けられるとは思ってもみなかったローズは、驚きと女性としてのわずかな喜びを初めて味わった。

サミュエルに体中余すことなく愛撫されたローズは、何度も絶頂を味わった。

自分でも触ったことのない秘所を執拗に攻められたローズは、羞恥と快感に襲われた。

「上手に達したね。偉いよ、ローズ。そう、ほらもう一度……。」

ローズは今まで出したこともないような声や息遣いをもう止めることはできなかった。

「ローズ…。そろそろ私も我慢が出来ない。出来るだけゆっくり入れるからね。…くっ…」

ローズを労わりながらゆっくりと入ってくるサミュエルに、ローズの胸は高鳴った。

「これで全部だ。よく頑張ったね、ローズ…。ローズが落ち着くまで待つからね。…はぁっ…。」

そう言ってつらそうに息をするサミュエルは、優しくローズの頭をなで続けた。

「サミュエル様…。私ならもう大丈夫ですので…。サミュエル様の思うがままにしてください…」

「はぁっ…ローズ…だめだよ。今そんなことを言うなんて…!はぁっ…ローズ!…ローズ!」

ローズの言葉を聞いたサミュエルはその後何度も大量の白濁をローズに流し込んだ。

淡白に初夜を終えると周囲は予想していたのを裏切り、ローズはサミュエルに貪られるように三日三晩寝る間も惜しんで抱かれた。

しかもローズが恥ずかしがるのを楽しむかのように、サミュエルがローズのすべての世話を行った。

その間、誰も二人の寝室に入ることは許されなかった。

ようやくサミュエルの許可が下りて侍女らが寝室に入ると、そこにはぐったりと頬を真っ赤にさせたローズを満足げに抱き寄せる上機嫌のサミュエルがいた。
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