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第65話 キスで鎮める
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キメラを倒してからベヒの様子がおかしい。
「グルルルルルル」
先ほどから人の姿をしながらも、巨龍の本能を思い出したかのように俺に襲いかかってきていた。
今まで見たことがないほどベヒが凶暴になっている。
「くそ。アイツだましやがったな」
俺はベヒの攻撃をかわしながら後方の様子を確認した。
だが、俺になにか言おうとした後で様子が豹変したらしく、ガイドは目を赤く光らせながら、よくわからない声を出していた。
状況を整理するなら、ガイドもキメラに仕込まれていたナニカを把握していなかったのだろう。
あれだけ力を自信ありげに伝えてきていたのだ。やられた時にどうなるかなど知らなくてもおかしくない。
アルカたちは混乱している様子だが、幸いなことに、ツタが絡んでいるせいでまともに身動きが取れないらしく、脅威にはなっていないようだ。
「おい。ベヒちゃん。落ち着いてくれ」
「ガウガウ!」
ダメだ。話が通じる様子じゃない。
せめてガイドだけにかかればよかったのだが、ベヒにも神がいないため、こればかりは仕方がない。
俺を含め、神のついている仲間たちが無事なことだけでもよかったと思おう。
「くっそ。あっぶな」
「どうした。防戦一方ではないか」
「ベヒちゃん相手に手荒な真似はちょっとな。それに、なんだかいつもより動きのキレがいいんだよ」
凶暴化して逆に動きが洗練されるとはこれいかに。
普段は怯えがちだから目立たないだけで、理性が飛んでいるとここまで脅威なのかと驚かされる。
今は幼女の見た目をしているが、仮にも巨龍だったのだ。強くて当たり前か。
「ラウルちゃーん!」
「待ってくれ! 俺はベヒちゃんの相手するからそっちは任せた。どうせガイドはほとんど動けてないだろ?」
「うーん。わかったー!」
まあ、アルカたちは数的にも有利。ガイド本体の力はそこまででもないし負けることはないだろう。
さて、これでベヒに専念できるようになったわけだが、相手の見た目は女の子だ。
どう傷をつけずに無力化するか。
タマミやアルカが問題を解決できていないところを見ると、精神汚染も特別性ってことか。
「こんな精神汚染には一時的にしろ気絶させるのがいいんじゃないか?」
「そんなことを言葉にしている時点で、気絶させるほどの攻撃はためらっているのだろう?」
「そうだよ」
ベヒはなんだかんだと俺たちとともに戦ってきてくれたやつだ。
手加減をしても、ベヒの体がどこまでもつかわからない。
だから容赦しなくていいというのは、本当にラクだ。
こうして悩む必要がないんだから。
「どうしたもんかな」
俺の声を聞き、足元からふっふっふと笑い声が聞こえてくる。
ヨーリンだ。
「どうした? ヨーリンまでおかしくなられると、いよいよピンチなんだが」
「ワタクシはこの程度どうってことはありません。そもそもラウル様に効いていないものがワタクシに効くはずがないじゃないですか」
「そうかい。で、どうした? 素でおかしくなったのか?」
「違います。一応確認なのですが、今、ラウル様はアルカ様の姿ですよね?」
「そうだが。なにか関係あるのか?」
俺はコーロントに来てから元の姿に戻っていない気がする。
あれよあれよとここまで来てしまった。
男の時のための装備がただの荷物だ。
いや、そんなことを言いたいのではないのだろう。
「俺の姿が何か関係あるのか?」
「おおいにありますわ。それでは、ベヒちゃんさんに接吻してください」
「せっぷん? は? 接吻? なんで!」
俺は驚きで動きがにぶり、ベヒから一撃を食らった。
ダメージはさほどではない。
だが、ベヒに殴られた心理的ダメージでとても痛い。
「それが、ワタクシのスキルを発動する条件だからです」
「男でもいいんじゃ」
「ワタクシが女の姿で使えたスキルですので、男の姿だと発動しないかと」
「でも、接吻?」
「はい。すれば100%の精度でこの状況を打破できると思われますわ」
ものすごい自信だ。
その自信がどこからくるのか聞きたいが、あんまり全力で叩かれると俺も悲しくなる。
「まあ! キスぐらいで済むなら? やってやろうじゃねぇか!」
俺はベヒの攻撃をあえて受け、暴れるベヒを受け止めた。
この行動にはベヒも面食らったのか、一瞬動きが止まり、いつものベヒの顔が見えた気がした。
だが、すぐに凶暴なベヒの顔へと変わる。
「グルルルルルルル!」
俺を威嚇するように、にらみつけてくる。
俺はできるだけ素早く顔を近づけた。
「キャー!!!」
ヨーリンの叫び声がうるさい。
「こ、これでいいんだろ?」
自分から言い出しておいて、叫ぶとはどういうことだろうか。
俺としては、ヨーリンのスキルを全て把握しているわけではないので、うまくいったのかよくわからない。
だが、まぶたをぱちぱちとさせながら俺を見ているベヒは、先ほどまでの凶暴なベヒとは別物だった。
「よ、よかった。戻ったんだな」
ヨーリンの返事も待たずに俺はほっと息を吐き出した。
だが、ベヒは俺をじっと見たままだ。
「なあ、ベヒちゃん? 戻ったんだよな? 大丈夫ならそうだと教えてほしいんだけど」
その瞬間。
「ラウル様! ラウル様ぁ!」
「な、なんだ。どうした!?」
今まで見たことのない笑顔でベヒが俺に抱きついてきた。
なんだろう、目が違う、どこかうつろというかなんと言うか。俺じゃない俺を見てないか?
それにヨーリンが増えたみたいになってるんだが。
「お、おい。これはどう言うことだ?」
「アハ。ハハハ。ラウルさまぁ!」
ほおずりしながら幸せそうな声を漏らすベヒ。
どう見ても様子がおかしい。
「ラウルちゃんずるい!」
遠くからはガイドから目を離し、俺のことを見ていたらしいラーブから嫉妬の言葉が聞こえてくる。
いや、なんでだよ。というかどういうことだよ。
状態からすれば魅了ってことなのだろうが、暴れられるよりマシ、か?
「グルルルルルル」
先ほどから人の姿をしながらも、巨龍の本能を思い出したかのように俺に襲いかかってきていた。
今まで見たことがないほどベヒが凶暴になっている。
「くそ。アイツだましやがったな」
俺はベヒの攻撃をかわしながら後方の様子を確認した。
だが、俺になにか言おうとした後で様子が豹変したらしく、ガイドは目を赤く光らせながら、よくわからない声を出していた。
状況を整理するなら、ガイドもキメラに仕込まれていたナニカを把握していなかったのだろう。
あれだけ力を自信ありげに伝えてきていたのだ。やられた時にどうなるかなど知らなくてもおかしくない。
アルカたちは混乱している様子だが、幸いなことに、ツタが絡んでいるせいでまともに身動きが取れないらしく、脅威にはなっていないようだ。
「おい。ベヒちゃん。落ち着いてくれ」
「ガウガウ!」
ダメだ。話が通じる様子じゃない。
せめてガイドだけにかかればよかったのだが、ベヒにも神がいないため、こればかりは仕方がない。
俺を含め、神のついている仲間たちが無事なことだけでもよかったと思おう。
「くっそ。あっぶな」
「どうした。防戦一方ではないか」
「ベヒちゃん相手に手荒な真似はちょっとな。それに、なんだかいつもより動きのキレがいいんだよ」
凶暴化して逆に動きが洗練されるとはこれいかに。
普段は怯えがちだから目立たないだけで、理性が飛んでいるとここまで脅威なのかと驚かされる。
今は幼女の見た目をしているが、仮にも巨龍だったのだ。強くて当たり前か。
「ラウルちゃーん!」
「待ってくれ! 俺はベヒちゃんの相手するからそっちは任せた。どうせガイドはほとんど動けてないだろ?」
「うーん。わかったー!」
まあ、アルカたちは数的にも有利。ガイド本体の力はそこまででもないし負けることはないだろう。
さて、これでベヒに専念できるようになったわけだが、相手の見た目は女の子だ。
どう傷をつけずに無力化するか。
タマミやアルカが問題を解決できていないところを見ると、精神汚染も特別性ってことか。
「こんな精神汚染には一時的にしろ気絶させるのがいいんじゃないか?」
「そんなことを言葉にしている時点で、気絶させるほどの攻撃はためらっているのだろう?」
「そうだよ」
ベヒはなんだかんだと俺たちとともに戦ってきてくれたやつだ。
手加減をしても、ベヒの体がどこまでもつかわからない。
だから容赦しなくていいというのは、本当にラクだ。
こうして悩む必要がないんだから。
「どうしたもんかな」
俺の声を聞き、足元からふっふっふと笑い声が聞こえてくる。
ヨーリンだ。
「どうした? ヨーリンまでおかしくなられると、いよいよピンチなんだが」
「ワタクシはこの程度どうってことはありません。そもそもラウル様に効いていないものがワタクシに効くはずがないじゃないですか」
「そうかい。で、どうした? 素でおかしくなったのか?」
「違います。一応確認なのですが、今、ラウル様はアルカ様の姿ですよね?」
「そうだが。なにか関係あるのか?」
俺はコーロントに来てから元の姿に戻っていない気がする。
あれよあれよとここまで来てしまった。
男の時のための装備がただの荷物だ。
いや、そんなことを言いたいのではないのだろう。
「俺の姿が何か関係あるのか?」
「おおいにありますわ。それでは、ベヒちゃんさんに接吻してください」
「せっぷん? は? 接吻? なんで!」
俺は驚きで動きがにぶり、ベヒから一撃を食らった。
ダメージはさほどではない。
だが、ベヒに殴られた心理的ダメージでとても痛い。
「それが、ワタクシのスキルを発動する条件だからです」
「男でもいいんじゃ」
「ワタクシが女の姿で使えたスキルですので、男の姿だと発動しないかと」
「でも、接吻?」
「はい。すれば100%の精度でこの状況を打破できると思われますわ」
ものすごい自信だ。
その自信がどこからくるのか聞きたいが、あんまり全力で叩かれると俺も悲しくなる。
「まあ! キスぐらいで済むなら? やってやろうじゃねぇか!」
俺はベヒの攻撃をあえて受け、暴れるベヒを受け止めた。
この行動にはベヒも面食らったのか、一瞬動きが止まり、いつものベヒの顔が見えた気がした。
だが、すぐに凶暴なベヒの顔へと変わる。
「グルルルルルルル!」
俺を威嚇するように、にらみつけてくる。
俺はできるだけ素早く顔を近づけた。
「キャー!!!」
ヨーリンの叫び声がうるさい。
「こ、これでいいんだろ?」
自分から言い出しておいて、叫ぶとはどういうことだろうか。
俺としては、ヨーリンのスキルを全て把握しているわけではないので、うまくいったのかよくわからない。
だが、まぶたをぱちぱちとさせながら俺を見ているベヒは、先ほどまでの凶暴なベヒとは別物だった。
「よ、よかった。戻ったんだな」
ヨーリンの返事も待たずに俺はほっと息を吐き出した。
だが、ベヒは俺をじっと見たままだ。
「なあ、ベヒちゃん? 戻ったんだよな? 大丈夫ならそうだと教えてほしいんだけど」
その瞬間。
「ラウル様! ラウル様ぁ!」
「な、なんだ。どうした!?」
今まで見たことのない笑顔でベヒが俺に抱きついてきた。
なんだろう、目が違う、どこかうつろというかなんと言うか。俺じゃない俺を見てないか?
それにヨーリンが増えたみたいになってるんだが。
「お、おい。これはどう言うことだ?」
「アハ。ハハハ。ラウルさまぁ!」
ほおずりしながら幸せそうな声を漏らすベヒ。
どう見ても様子がおかしい。
「ラウルちゃんずるい!」
遠くからはガイドから目を離し、俺のことを見ていたらしいラーブから嫉妬の言葉が聞こえてくる。
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