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DIY、シンコウに備える
第一回コラボイベント前篇 その18
しおりを挟むイセ村コラボで行われるハウジングのコンテストに、設置可能だった各ゲームタイトルとのコラボアイテム。
具体的なことは分からないが、おそらく評価は高めだと思われる。
なのでそれらを獲得し、配置することを決めて一時的にイセ村コラボから退却した。
「あとでちゃんと戻らないとな。雑草とか生えてきちゃうし、時間限定で出現する生物も居るわけだし」
そんなことを呟きつつ、再びゲームタイトルが並ぶ初期エリアへ。
まだ未プレイのゲームタイトルは二つ、そのどちらかを選ぶことになった。
「よし、じゃあ『ザ・ロード』を選ぶか」
このタイトルでは様々な乗り物を選び、運転することができる。
車はもちろん、電車や飛行機、ネタで言えば手押し車やら肩車まで。
……後半は正直何を言っているのか分からないだろうが、このゲームは付属のパーツを使いリアル感を追及しているので、案外楽しめるとのこと。
実際、運転に必要な技術が多く詰め込まれており、一部の自動車学校などでは正式に導入されているほど……そんな話をニュースで大々的に広めるぐらいだ。
すでに[掲示板]に挙げられた情報によると、通常プレイなら現実の、EHO版ならこちらの世界の乗り物にさながら搭乗した感覚で運転することができるらしい。
これもまた、VRゲームの醍醐味だな。
しかし前者はともかく、後者は……うん、[掲示板]でもさまざまな意見がごった返しな状況だ。
「これは、実際にやってみないと分からないだろうな」
《よろしいのですか?》
「ああ、最初は結界ほぼ無しで。最低限、初心者と同じぐらいの強度で頼む」
《……畏まりました》
うん、『SEBAS』がそんな反応になるのも仕方がない。
だがまあ、失敗しても困らないようなのでいいじゃないか──レッツトライ!
◆ □ ◆ □ ◆
……酷い目に遭った。
「まさか、馬車の揺れであんなにもダメージが発生するとは。本当、今の世界の技術力にありがたみを感じるな」
他にもさまざまな乗り物に乗車したが、そのどれもがスリップダメージを発生させるほどに酷かった……あえて、そういうものとして用意していたのだろうか?
なお、馬車だけは少しだけ休人の技術提供でマシになってはいた。
それでも、俺にとっては同じこと……まだまだ改善の余地があるな。
「まあ、それでも一定距離の乗車ができればアイテムは貰えるみたいだし……うん、飾るにもちょうどいいな」
乗った乗り物のフィギュアが、参加賞として用意された景品。
そして一定距離載ることで、より大きなプラモデルサイズ版が手に入る。
男ならぜひとも欲しい一品だ。
せっかくだ、通常版もプレイしてしっかりとリアルの乗り物の景品もゲットしておかないとな。
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