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偽善者と廻る縁 二十八月目
偽善者と他世界見学 その07
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量を減らして、いつもの月末大量更新です(1/6)
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ネイロ王国 エレモロ
エレモロは芸術の街として、ある意味ネイロ王国から独立した都市だ。
見学にはちょうどいいかということで、今後の予定もあるので来てみることに。
「芸術はあまり嗜んでいないんだけど。こうしてこうも各々が主張をしている光景を目の当たりにすると、なるほどたしかにそれらの個性とも呼べるものを芸術と呼ぶのかと理解できるね」
「そんなに小難しく考えなくてもいいと思うけどな。アレだ、芸術はどんな物にでもある非効率的なモノだ。人間って存在も、ある意味神の芸術……的な」
「マスターはなかなか斬新な考え方をするみたいだ。でもそうだね、祈念者であるイアに邪縛を施した女神も居たのだったかな? 神も人に芸術を感じ、彼女という作品は女神にとって不満でしか無かったのかもしれない」
「アレもいずれは、なんとかしないとと考えてはいるんだがな……。まあ、今日は芸術鑑賞としゃれこもうじゃないか。グーとそれをするとは、思ってもいなかったけど」
金色の狐耳を生やす少女と、都市を歩く。
至る所で行われる芸術アピールを眺めながら、二人で言葉を紡いでいった。
「大道芸も芸術なのかな?」
「傍から見て、それが足を止めるだけの価値があるのなら立派な芸術なんじゃないか? なんて言ったかな……芸ってのはもともと、花を育てるとかそういう話があったっけ」
「芸術によって観た者に影響を及ぼす。その様子から、芸にはそういう意味があるって話だね。なるほど、大道芸でも誰かに影響を及ぼせば芸術に該当するわけだ」
「おっ、参加は自由みたいだな。俺たちも何かしてみようか?」
大道芸をやっている周囲を見渡していたところ、そんな文面が書かれた立札を発見。
街自体は攻城戦イベントで嫌というほど眷属たちと眺めたから、別にいいのだ。
「とは言っても、いったい何をしよう。マスターには何かあるのかい?」
「うーん、特に決めてなかったな。まあ、俺のことはいいからグーのイイところを見せてほしいってのがメインだ。それなら一つ、ぜひともグーにやってほしいものがある」
「……マスターは私たちを口説く才能でもあるのかもしれないね。うん、ならマスターの指示に従うよ」
「いや、そんな才能無いからな。それじゃあさっそく、やってみるとしますか!」
別に客は来なくてもいいんだが……せめてこれで、満足してくれる人が居ればいいが。
◆ □ ◆ □ ◆
俺たちが始めたのは二つ。
一つは『相殺屋』、放った魔法に的確な魔法を撃つことでどんな魔法でも周囲に影響を及ぼすことなく相殺するというもの。
もう一つは──
「うーん、まさかここまで偏るとは」
「あはは。でも、お陰でマスターは作業に没頭できるだろう? そういった意味では、この状況は都合がいいわけだ」
「それもそうだけどな……あっ、来たぞ」
「了解……これだね──“水球”」
横方向に迸る雷の前に、ぷかぷかと漂う水玉を配置する。
本来なら瞬時に焼き焦がされ蒸発するそれは、逆に消し去られてしまう。
理屈はシンプル、グーの出した水が純水と呼ばれる電気を通さない水だったから。
今回は術式を弄り、水を構成する成分から余計な物を取り除いただけだ。
「しかしまあ、大人気だな。やっているのが美少女ってのも、売りなのかな?」
「それを成したのはマスターさ。つまり、この繁盛はマスターのお陰でもあるよ」
「……その割には、俺の方は全然人が来ていないけどな」
グーの方には人が列を成しており、お金を払い自分の魔法を全力でぶっ放している。
最初は衛兵が止めに入っていたが、グーがあっさりと止め続けるので諦めたようだ。
今じゃ列の整理を手伝ってくれており、後で自分たちにもやらせてほしいと言う始末。
別に構わないのでそれを受け入れ、現在はグーがひたすら魔法を捌いている。
そして、俺の芸──『即席魔法陣』の方には全然人が来ていない。
まあ、観客やグーが使った魔法を、ひたすら魔法陣にしているだけだしな。
もともと芸術の都市なので、陣を綺麗に描ける者は多くいる。
速く描ける者や正確に描ける者も多くいるため、そこまで注目されなかった。
「マスターの凄さに誰も気づけていないというのは、眷属として残念なことだ。声高々に自分の主は最高なのだと、どうして気づけないのかと叫びたくなるよ」
「止めてね、それ。やってくれるっていう心意気は物凄く嬉しいけど……だいぶ恥ずかしいし、魔法陣を描くのも失敗しそうだ」
「失敗したときが怖いか。うん、ならこれは後でということで。今は相殺の作業を続けるしよう──“竜巻”」
荒れ狂う暴風を、小さな竜巻を反対向きに生みだすことで相殺する。
威力よりもその精度の高さ、魔力の密度で上手く抑えたみたいだな。
「さて、今度はこれ──」
「あの、すみません!」
「……うん、どうかしたのか?」
俺の目の前には少年が一人。
少々お疲れ気味で服も汚れているが……どうしたのやら。
「お兄ちゃんは、魔法陣が作れるの? それはどんな魔法でも?」
「まあ、だいたいはできるぞ」
「じゃあ、回復魔法は!? うちのお母さんに、使ってあげたいんだ!」
「……少し話を聞かせてくれないか?」
場合によっては、偽善に繋がる話だ。
多少時間は掛かるが、しっかりと話を聞いたうえで協力することにしよう。
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ネイロ王国 エレモロ
エレモロは芸術の街として、ある意味ネイロ王国から独立した都市だ。
見学にはちょうどいいかということで、今後の予定もあるので来てみることに。
「芸術はあまり嗜んでいないんだけど。こうしてこうも各々が主張をしている光景を目の当たりにすると、なるほどたしかにそれらの個性とも呼べるものを芸術と呼ぶのかと理解できるね」
「そんなに小難しく考えなくてもいいと思うけどな。アレだ、芸術はどんな物にでもある非効率的なモノだ。人間って存在も、ある意味神の芸術……的な」
「マスターはなかなか斬新な考え方をするみたいだ。でもそうだね、祈念者であるイアに邪縛を施した女神も居たのだったかな? 神も人に芸術を感じ、彼女という作品は女神にとって不満でしか無かったのかもしれない」
「アレもいずれは、なんとかしないとと考えてはいるんだがな……。まあ、今日は芸術鑑賞としゃれこもうじゃないか。グーとそれをするとは、思ってもいなかったけど」
金色の狐耳を生やす少女と、都市を歩く。
至る所で行われる芸術アピールを眺めながら、二人で言葉を紡いでいった。
「大道芸も芸術なのかな?」
「傍から見て、それが足を止めるだけの価値があるのなら立派な芸術なんじゃないか? なんて言ったかな……芸ってのはもともと、花を育てるとかそういう話があったっけ」
「芸術によって観た者に影響を及ぼす。その様子から、芸にはそういう意味があるって話だね。なるほど、大道芸でも誰かに影響を及ぼせば芸術に該当するわけだ」
「おっ、参加は自由みたいだな。俺たちも何かしてみようか?」
大道芸をやっている周囲を見渡していたところ、そんな文面が書かれた立札を発見。
街自体は攻城戦イベントで嫌というほど眷属たちと眺めたから、別にいいのだ。
「とは言っても、いったい何をしよう。マスターには何かあるのかい?」
「うーん、特に決めてなかったな。まあ、俺のことはいいからグーのイイところを見せてほしいってのがメインだ。それなら一つ、ぜひともグーにやってほしいものがある」
「……マスターは私たちを口説く才能でもあるのかもしれないね。うん、ならマスターの指示に従うよ」
「いや、そんな才能無いからな。それじゃあさっそく、やってみるとしますか!」
別に客は来なくてもいいんだが……せめてこれで、満足してくれる人が居ればいいが。
◆ □ ◆ □ ◆
俺たちが始めたのは二つ。
一つは『相殺屋』、放った魔法に的確な魔法を撃つことでどんな魔法でも周囲に影響を及ぼすことなく相殺するというもの。
もう一つは──
「うーん、まさかここまで偏るとは」
「あはは。でも、お陰でマスターは作業に没頭できるだろう? そういった意味では、この状況は都合がいいわけだ」
「それもそうだけどな……あっ、来たぞ」
「了解……これだね──“水球”」
横方向に迸る雷の前に、ぷかぷかと漂う水玉を配置する。
本来なら瞬時に焼き焦がされ蒸発するそれは、逆に消し去られてしまう。
理屈はシンプル、グーの出した水が純水と呼ばれる電気を通さない水だったから。
今回は術式を弄り、水を構成する成分から余計な物を取り除いただけだ。
「しかしまあ、大人気だな。やっているのが美少女ってのも、売りなのかな?」
「それを成したのはマスターさ。つまり、この繁盛はマスターのお陰でもあるよ」
「……その割には、俺の方は全然人が来ていないけどな」
グーの方には人が列を成しており、お金を払い自分の魔法を全力でぶっ放している。
最初は衛兵が止めに入っていたが、グーがあっさりと止め続けるので諦めたようだ。
今じゃ列の整理を手伝ってくれており、後で自分たちにもやらせてほしいと言う始末。
別に構わないのでそれを受け入れ、現在はグーがひたすら魔法を捌いている。
そして、俺の芸──『即席魔法陣』の方には全然人が来ていない。
まあ、観客やグーが使った魔法を、ひたすら魔法陣にしているだけだしな。
もともと芸術の都市なので、陣を綺麗に描ける者は多くいる。
速く描ける者や正確に描ける者も多くいるため、そこまで注目されなかった。
「マスターの凄さに誰も気づけていないというのは、眷属として残念なことだ。声高々に自分の主は最高なのだと、どうして気づけないのかと叫びたくなるよ」
「止めてね、それ。やってくれるっていう心意気は物凄く嬉しいけど……だいぶ恥ずかしいし、魔法陣を描くのも失敗しそうだ」
「失敗したときが怖いか。うん、ならこれは後でということで。今は相殺の作業を続けるしよう──“竜巻”」
荒れ狂う暴風を、小さな竜巻を反対向きに生みだすことで相殺する。
威力よりもその精度の高さ、魔力の密度で上手く抑えたみたいだな。
「さて、今度はこれ──」
「あの、すみません!」
「……うん、どうかしたのか?」
俺の目の前には少年が一人。
少々お疲れ気味で服も汚れているが……どうしたのやら。
「お兄ちゃんは、魔法陣が作れるの? それはどんな魔法でも?」
「まあ、だいたいはできるぞ」
「じゃあ、回復魔法は!? うちのお母さんに、使ってあげたいんだ!」
「……少し話を聞かせてくれないか?」
場合によっては、偽善に繋がる話だ。
多少時間は掛かるが、しっかりと話を聞いたうえで協力することにしよう。
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