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第4話:『不実在オークショナー』
◆15:『*****』
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周囲の空間が軋む。
俺に触れた空気が弾き飛ばされ渦を巻き、廃工場の屋根を、柱を圧迫する。
それはいわば、波だった。
水の満たされた器に石を投げ込めば波紋が生じるように。
この世界に、在ってはならぬものが投げ込まれた為に生まれた震動だった。
俺と対峙するモルデカイの顔に明確な焦りが浮かぶ。奴とてそれなりに手練。目の前の存在が如何なるものか、多少は推測できたらしい。俺は奴に向けて、無造作に三歩、歩み寄る。
「どうした。射程圏内だぞ」
俺の挑発に、我を取り戻したか――あるいは、他に選択肢がなかったのか。奴はそのカギヅメを振りおろす。
鋼鉄をも斬り裂く爪は、だが掲げた俺の生身の腕に……いや、腕の前方に作り出された空間の隙間に阻まれていた。ありえない光景に、奴の顔が恐怖に歪む。
俺は、亘理陽司の意識をいじる。技術的な事はどうでもいい。無意識、本能の抑制を解除。生物学的な限界も無視。ただ単に、この細胞の集合体の構造から繰り出せる理論上の最高値の出力で。
そのまま拳を奴の腹に撃ち込んだ。
「……!!」
長身の大男が塵芥のように宙を舞う様は、見ていて中々興味深い。
想定外、いや規格外の酷使に、打撃に使用した腕の骨、筋肉、神経が一瞬で破損し、痛覚信号を送り込んでくる。膝や背中も同様だ。
「この程度の準備運動で音を上げるとは」
日を追ってやわになっていくこの体が鬱陶しい。俺は痛覚信号を遮断し、次の一合に備えた。今一度を期してか、奴は己の力を全開にし、竜の力を以って迫り来る。
だが遅い。
俺は指を打ちならした。
「斬れ。”グローディス”」
”――『承知』”
俺の意識野に召喚されている魔神が応じる。俺にのみ幻視出来るその姿――禍々しい銀色に輝く、無骨な刃を纏った独楽――が、その歯車を回す。歯車はその鋭利な剣で周囲の空間を巻き込み。
奴の腕が、宙空で切断された。
「――え?」
奴が阿呆のような声を上げる。それも当然か。俺と奴の間の距離は六メートル。相手の攻撃を見落とす距離ではない。風斬や雷撃を操る遠距離攻撃の能力者でさえ、能力を発動するための予備動作が必要になるだろう。これを覆せるのは射撃の達人の抜き打ちくらいのものだが、それとて、斬撃を仕掛ける事は出来ない。
「……貴様、一体何をした?」
ここでようやく、腕の切断面から大量の血液が吹き出した。俺は退屈そうな表情を崩さず、打ち鳴らしたままの人指し指を奴に突きつけた。
「ああ。『斬った』のだ」
モルデカイの顔は失血とショックによって蒼白になっている。だが、奴の体内の竜の血とやらはよほど大した物なのか、急速に止血が進んでいるようだった。
「ありえん……!銃弾すら通さぬ俺の腕を……!!」
「それはそうだ。俺はお前の腕ではない。お前の腕の空間を斬ったのだから」
「なん……だと?」
俺はやれやれと後頭部を掻いた。このあたりの仕草は、”おれ”だった時の影響が如実に残っているところであろう。
「俺が召喚した魔神は、それぞれ一つの『特性』を持つ。『おれ』が居る時のように、状況に応じて因果を捻じ曲げたりと言った繊細な事は出来ないが。代わりに、それぞれが『特性』においては絶対的な力を持つ」
謳うように俺は言葉を紡いだ。
「7番目に位置するもの――天地を裁断する鋼の独楽、『グローディス』。その特性は『切断』。通常の刃物や風圧による斬撃とは全く違う。その物体が存在している空間そのものを斬り裂いてしまうため、物質の硬度は関係ない。射程距離および効果範囲無制限、使用回数および同時発動回数無制限、防御力無視、着弾所要時間ゼロ。……もっと端的に、『何でもあり』と言えば多少は理解して貰えるだろうか?」
俺の述べた仕様。それがどれほど出鱈目なモノなのか、モルデカイにはようやく理解出来たようだ。
常人では想像もつかない力を操るエージェント達であるが、どんな力も発動させるためには『燃料』が必要だ。武術の達人の拳とて、突き詰めれば食物から摂り出されるエネルギーで動いている。
サイボーグの銃弾とて、火薬や電力で撃ちだされる。魔術師の紡ぐ複雑な術式や超能力者の一撃とて、魔力や精神力、自然の力を代償としている。
エネルギーが必要とされる以上、その力には限りがある。自分の力か周囲の力か、変換効率が良いか悪いかは別として、基本的に投入したエネルギー以上の力を使う事は出来ない。
それは、これらの力がいずれもこの世界の根本的な法則に従っているからだ。例えて言うなら、一つの盤の上でやり取りされるルールが凄まじく複雑になった将棋のようなもの。効率的な技、ルールの隙間をついた技、特別ルールを利用した技。普通の人が知らないルール。色々あるが、所詮は盤の中の出来事だ。だが。
俺の能力は、違うのだ。
何人もが将棋を指して遊んでいる盤に、いきなり鉈を振り降ろして敵の王将を叩き割るようなものだ。精妙なルールも何もあったものではない。少し力加減を誤れば、盤が壊れて二度と誰も将棋を指せなくなってしまう。だからこそ最強。だからこそ最悪の能力だった。
「生憎と濫用出来るものでもない。俺がこの力を使う事を許されるのは、この世界に紛れ込んだ他の連中を狩り出す時――すなわち、今だ」
……そしてペナルティも確実に存在する。自らの意識野に別のモノを召喚するという事は、多かれ少なかれ、意識が”混じってしまう”事を意味する。使い続けるうちに、どこまでが本当に自分の意識だったかわからなくなってしまうのだ。……かつて俺が、”おれ”だった事を思い出せないように。
だが、今となってはもはや些細なことだ。ひとつヒビの入った器にはもう美術的な価値はない。あとは機能的な価値。割れるか割れないかだけが問題なのだ。
奴は瓦礫を押しのけ起き上がる。本能的に、これが自分に許された最後の反撃の機会だと理解していたのだろう。
がぁぁぁあああっ――!!
吐き出される猛毒の煙。この工場のみならず周囲にすら壊滅的な被害をもたらしたであろうそれは。
「囲め。”グローディス”」
”――『承知』”
振るわれる、六回の斬撃。致死の毒ガスは、拡散する以前に、俺が遮断した立方体の空間の中に囚われていた。
「切断、という概念も使い様だ。こうやって空間そのものを遮断する事も出来る」
「……馬鹿、な」
最後の一撃をこともなげに封じられ、今や完全に進退極まった態のモルデカイに俺は掌を向ける。
「だから言っただろう。何でもあり、だと」
俺は立方体を解除する。拡散することなく空気と混じりあってしまった毒ガスが無力化し、拡散していく。
「もう一度聞こう。――『誰かの悪夢』。奴は今何処にいる?」
三秒。葛藤があった。奴は迷い、絶望し――そして、諦めた。
「は、ははは。なあ、『召喚師』。お前はまさしくバケモノだよ」
奴は、ゆっくりと後へ下がる。
「だが比較の問題だ。お前より、俺は奴の方が怖い。だから喋らない」
振り上げられる左腕。だが、俺がそれに照準を合わせるより早く、その左腕は、奴自身の胸板を貫いた。
「……残念だったな。『毒竜』の死因は心臓を一突き。そして呪いの言葉を吐きながら逝くと、神話の時代より決まっているのだ」
肋骨の隙間に開いた穴から血を撒き散らしつつげらげらと笑う。奴は、避けられない死を目前にしたもの特有の、恐れるもののない表情で呪詛を吐いた。
「くたばれ、『召喚師』。貴様は無意味に死ね。そして誰からも、忘れられるがいい。お前がいた事など、誰も気には止めず、墓碑に名を刻むものはない――」
「擂り潰せ。”グローディス”」
指を打ち鳴らす。
”――『承知』”
空間が断裂する。奴の首が飛んだ。その首が落ちる前に、さらに首と身体が縦に割れる。縦に、横に。斜めに。上に、下に。制限無し、物理特性を意に介さない空間切断。一秒で千回。二秒で一万回。三秒で十万回。子供が白紙を鉛筆で塗りつぶすように、丹念に丹念に塗り重ねられてゆく斬撃。千切り。微塵切り。それはやがてミキサーと化し。
モルデカイ・ハイルブロンと呼ばれた人間を、ミクロン単位で分解した。
空気の流れに押し出され、かつて人間だったものの粒子が大量に飛散してゆく。血煙すら上がらない。それは何かの冗談のような光景だった。
「――大当たりだよ、『毒竜』」
おれは薄れて行く靄にそう呼びかけた。
「どうせ崩壊間近のポンコツだ。だったらせめて消え逝くまでには、全部回収して片をつけないとな」
破損した天井から、雨が吹き込んでくる。
その雨に身を晒し、おれはしばらくの間、立ち尽くしていた。
俺に触れた空気が弾き飛ばされ渦を巻き、廃工場の屋根を、柱を圧迫する。
それはいわば、波だった。
水の満たされた器に石を投げ込めば波紋が生じるように。
この世界に、在ってはならぬものが投げ込まれた為に生まれた震動だった。
俺と対峙するモルデカイの顔に明確な焦りが浮かぶ。奴とてそれなりに手練。目の前の存在が如何なるものか、多少は推測できたらしい。俺は奴に向けて、無造作に三歩、歩み寄る。
「どうした。射程圏内だぞ」
俺の挑発に、我を取り戻したか――あるいは、他に選択肢がなかったのか。奴はそのカギヅメを振りおろす。
鋼鉄をも斬り裂く爪は、だが掲げた俺の生身の腕に……いや、腕の前方に作り出された空間の隙間に阻まれていた。ありえない光景に、奴の顔が恐怖に歪む。
俺は、亘理陽司の意識をいじる。技術的な事はどうでもいい。無意識、本能の抑制を解除。生物学的な限界も無視。ただ単に、この細胞の集合体の構造から繰り出せる理論上の最高値の出力で。
そのまま拳を奴の腹に撃ち込んだ。
「……!!」
長身の大男が塵芥のように宙を舞う様は、見ていて中々興味深い。
想定外、いや規格外の酷使に、打撃に使用した腕の骨、筋肉、神経が一瞬で破損し、痛覚信号を送り込んでくる。膝や背中も同様だ。
「この程度の準備運動で音を上げるとは」
日を追ってやわになっていくこの体が鬱陶しい。俺は痛覚信号を遮断し、次の一合に備えた。今一度を期してか、奴は己の力を全開にし、竜の力を以って迫り来る。
だが遅い。
俺は指を打ちならした。
「斬れ。”グローディス”」
”――『承知』”
俺の意識野に召喚されている魔神が応じる。俺にのみ幻視出来るその姿――禍々しい銀色に輝く、無骨な刃を纏った独楽――が、その歯車を回す。歯車はその鋭利な剣で周囲の空間を巻き込み。
奴の腕が、宙空で切断された。
「――え?」
奴が阿呆のような声を上げる。それも当然か。俺と奴の間の距離は六メートル。相手の攻撃を見落とす距離ではない。風斬や雷撃を操る遠距離攻撃の能力者でさえ、能力を発動するための予備動作が必要になるだろう。これを覆せるのは射撃の達人の抜き打ちくらいのものだが、それとて、斬撃を仕掛ける事は出来ない。
「……貴様、一体何をした?」
ここでようやく、腕の切断面から大量の血液が吹き出した。俺は退屈そうな表情を崩さず、打ち鳴らしたままの人指し指を奴に突きつけた。
「ああ。『斬った』のだ」
モルデカイの顔は失血とショックによって蒼白になっている。だが、奴の体内の竜の血とやらはよほど大した物なのか、急速に止血が進んでいるようだった。
「ありえん……!銃弾すら通さぬ俺の腕を……!!」
「それはそうだ。俺はお前の腕ではない。お前の腕の空間を斬ったのだから」
「なん……だと?」
俺はやれやれと後頭部を掻いた。このあたりの仕草は、”おれ”だった時の影響が如実に残っているところであろう。
「俺が召喚した魔神は、それぞれ一つの『特性』を持つ。『おれ』が居る時のように、状況に応じて因果を捻じ曲げたりと言った繊細な事は出来ないが。代わりに、それぞれが『特性』においては絶対的な力を持つ」
謳うように俺は言葉を紡いだ。
「7番目に位置するもの――天地を裁断する鋼の独楽、『グローディス』。その特性は『切断』。通常の刃物や風圧による斬撃とは全く違う。その物体が存在している空間そのものを斬り裂いてしまうため、物質の硬度は関係ない。射程距離および効果範囲無制限、使用回数および同時発動回数無制限、防御力無視、着弾所要時間ゼロ。……もっと端的に、『何でもあり』と言えば多少は理解して貰えるだろうか?」
俺の述べた仕様。それがどれほど出鱈目なモノなのか、モルデカイにはようやく理解出来たようだ。
常人では想像もつかない力を操るエージェント達であるが、どんな力も発動させるためには『燃料』が必要だ。武術の達人の拳とて、突き詰めれば食物から摂り出されるエネルギーで動いている。
サイボーグの銃弾とて、火薬や電力で撃ちだされる。魔術師の紡ぐ複雑な術式や超能力者の一撃とて、魔力や精神力、自然の力を代償としている。
エネルギーが必要とされる以上、その力には限りがある。自分の力か周囲の力か、変換効率が良いか悪いかは別として、基本的に投入したエネルギー以上の力を使う事は出来ない。
それは、これらの力がいずれもこの世界の根本的な法則に従っているからだ。例えて言うなら、一つの盤の上でやり取りされるルールが凄まじく複雑になった将棋のようなもの。効率的な技、ルールの隙間をついた技、特別ルールを利用した技。普通の人が知らないルール。色々あるが、所詮は盤の中の出来事だ。だが。
俺の能力は、違うのだ。
何人もが将棋を指して遊んでいる盤に、いきなり鉈を振り降ろして敵の王将を叩き割るようなものだ。精妙なルールも何もあったものではない。少し力加減を誤れば、盤が壊れて二度と誰も将棋を指せなくなってしまう。だからこそ最強。だからこそ最悪の能力だった。
「生憎と濫用出来るものでもない。俺がこの力を使う事を許されるのは、この世界に紛れ込んだ他の連中を狩り出す時――すなわち、今だ」
……そしてペナルティも確実に存在する。自らの意識野に別のモノを召喚するという事は、多かれ少なかれ、意識が”混じってしまう”事を意味する。使い続けるうちに、どこまでが本当に自分の意識だったかわからなくなってしまうのだ。……かつて俺が、”おれ”だった事を思い出せないように。
だが、今となってはもはや些細なことだ。ひとつヒビの入った器にはもう美術的な価値はない。あとは機能的な価値。割れるか割れないかだけが問題なのだ。
奴は瓦礫を押しのけ起き上がる。本能的に、これが自分に許された最後の反撃の機会だと理解していたのだろう。
がぁぁぁあああっ――!!
吐き出される猛毒の煙。この工場のみならず周囲にすら壊滅的な被害をもたらしたであろうそれは。
「囲め。”グローディス”」
”――『承知』”
振るわれる、六回の斬撃。致死の毒ガスは、拡散する以前に、俺が遮断した立方体の空間の中に囚われていた。
「切断、という概念も使い様だ。こうやって空間そのものを遮断する事も出来る」
「……馬鹿、な」
最後の一撃をこともなげに封じられ、今や完全に進退極まった態のモルデカイに俺は掌を向ける。
「だから言っただろう。何でもあり、だと」
俺は立方体を解除する。拡散することなく空気と混じりあってしまった毒ガスが無力化し、拡散していく。
「もう一度聞こう。――『誰かの悪夢』。奴は今何処にいる?」
三秒。葛藤があった。奴は迷い、絶望し――そして、諦めた。
「は、ははは。なあ、『召喚師』。お前はまさしくバケモノだよ」
奴は、ゆっくりと後へ下がる。
「だが比較の問題だ。お前より、俺は奴の方が怖い。だから喋らない」
振り上げられる左腕。だが、俺がそれに照準を合わせるより早く、その左腕は、奴自身の胸板を貫いた。
「……残念だったな。『毒竜』の死因は心臓を一突き。そして呪いの言葉を吐きながら逝くと、神話の時代より決まっているのだ」
肋骨の隙間に開いた穴から血を撒き散らしつつげらげらと笑う。奴は、避けられない死を目前にしたもの特有の、恐れるもののない表情で呪詛を吐いた。
「くたばれ、『召喚師』。貴様は無意味に死ね。そして誰からも、忘れられるがいい。お前がいた事など、誰も気には止めず、墓碑に名を刻むものはない――」
「擂り潰せ。”グローディス”」
指を打ち鳴らす。
”――『承知』”
空間が断裂する。奴の首が飛んだ。その首が落ちる前に、さらに首と身体が縦に割れる。縦に、横に。斜めに。上に、下に。制限無し、物理特性を意に介さない空間切断。一秒で千回。二秒で一万回。三秒で十万回。子供が白紙を鉛筆で塗りつぶすように、丹念に丹念に塗り重ねられてゆく斬撃。千切り。微塵切り。それはやがてミキサーと化し。
モルデカイ・ハイルブロンと呼ばれた人間を、ミクロン単位で分解した。
空気の流れに押し出され、かつて人間だったものの粒子が大量に飛散してゆく。血煙すら上がらない。それは何かの冗談のような光景だった。
「――大当たりだよ、『毒竜』」
おれは薄れて行く靄にそう呼びかけた。
「どうせ崩壊間近のポンコツだ。だったらせめて消え逝くまでには、全部回収して片をつけないとな」
破損した天井から、雨が吹き込んでくる。
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