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第1話:『副都心スニーカー』
◆10:『折り紙使い』
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ぬいぐるみの群れが攻撃を止めたおかげで、おれはどうにか立ち上がり、彼女と話をすることが出来た。
「やあどうも、またやって来てしまいました」
このぬいぐるみを操っていた女性――門宮さんがポニーテールを揺らし、極上の営業スマイルでこちらを見つめてくださっていた。
「あまりお待ちする必要はなかったみたいですね」
ダンボールの箱から軽々と床に降り立つ。その手に持っているのは、純白の鶴。といっても生きている鳥ではなく、紙で作った折り鶴という奴だ。その細い指に挟まれた鶴は、この殺伐とした部屋にはやたらとそぐわない。
「もっとお時間のある時に、と聞いたんで」
「残念ながら貴方の今夜はそんなに悠長ではないみたいですけど?」
「ええまあ。そういうわけでそこはこう、密度で補いたいというワケなんですが」
「あらそうですか」
回答はそっけない。今門宮さんが着ているのは、夕方のときの店員のユニフォームではない。今後ろで苛烈な戦闘を繰り広げている『スケアクロウ』と同様の迷彩服だ。そしてその胸に輝くのは『シグマ』のエンブレム。とほほ。
「改めまして。警備会社シグマ、特殊警備第三班副主任、『折り紙使い』です」
まあ、下水道で敵が待ち伏せていた時点で三割くらいは予想していたんだけどね。おれ達の潜入ごっこは最初っから誘導されてたってわけだ。
「はあ。そういやシグマって、戦闘型と支援型のエージェントがコンビを組んで活動するんでしたっけね。聞いたことありますよ、『折り紙使い』の名は」
「光栄です、フレイムアップのエージェントの耳にまで届いているとは」
この業界は広いようで狭い。有能な人間の存在はその『二つ名』と共にあっという間に業界に広まるものだ。おれは『折り紙使い』の名を知っていた。陰陽師の系譜に連なり、手にした紙を『折り紙』とすることで様々な術を行使する、術法系のエージェント。てえことは、この無数のぬいぐるみたちも……。おれは手にひっ掴んだ熊の背中を見る。そこには小さな菱形の紙片が張り付いていた。
「『かえる』です。一階のアミューズメントパークから連れて来たのですが。お気に召しました?」
『かえる』の折り紙。なるほどね、これを媒介にして操っているわけだ。
「そこの扉を通してほしい、と言ってもムダなんでしょうねぇ」
おれはぼりぼりと頭を掻いた。
「密度の濃いコミュニケーションをお望みなのでしょう?」
『折り紙使い』はすい、とその右手を持ち上げる。それに合わせてか、ぬいぐるみたちが一斉に引き下がる。
「身を削りあうような激しいのでお相手しますわ」
どっちかというと削るより暖める方が。夏でも無問題で。ダメですか?
「啄め。『鶴』」
ダメらしい。彼女の手から放たれた一片の鶴は、いかなる幻覚か、瞬く間にその姿を百に千に増やし、吹雪のようにおれに襲い掛かってきた。
「……ッ!!」
今度ばかりは悠長に叫び声を上げているヒマはなかった。襲い掛かってくる鶴の羽と嘴、その一つ一つに鋭利極まりない刃が仕込まれており、さながらおれは剃刀の嵐の中に飛び込んだ格好になったからだ。袖を、胴を、そして咄嗟に顔をかばったものの耳や頬を、刃がかすめて赤い線を刻み込んでゆく。実際には十秒も無かったのかも知れないが、身を削ぎ落とされるようなおぞましい感覚が過ぎた後、おれはボロボロの格好で膝をついていた。
「いちおう、インナーは身につけているみたいですね」
頭上から降り注ぐ『折り紙使い』の冷静な声。
「……ま、職業柄こういうの多いんでね」
おれは、切り裂かれた袖から露出している黒い生地を見やった。こういう荒事に備えて、仕事中は防弾防刃性をそなえた『インナー』と総称される極薄のボディスーツを普段着の下に纏うことを義務付けられている。これはこの業界では常識と化しており、うちの事務所で支給されているのは羽美さん謹製の一級品で、ボディスーツの薄さでありながら9mmパラベラムの近距離射撃を防ぎきってのけるというトンデモアイテムだ。今もこれを身につけていなかったら、ナイフで滅多刺しにされたくらいの手傷を負っていただろう。ちなみに、強襲任務の際には特殊部隊も真っ青の防弾防刃防毒耐ショック装備である、ごっつい『ジャケット』を着込むこともあるが、これは極めて希である。
おれはさっき警備員から没収してきたバトンを取り出し、スイッチを入れた。かすかな振動音を発し、バトンの電圧が高まっていく。とりあえずそれっぽく構えてみた。
「あんまり接近戦は得意じゃないんだけどなー……」
「捕らえよ。『かえる』」
彼女の命令に答え、ぬいぐるみ達が再び一斉におれに襲い掛かる。おれはたまらず飛びのき、壁沿いに今来た道を逃げ走る。
「ちっとは手加減してもらえんものですかね」
「まさか。あの『人災派遣』相手に手加減など出来るはずはないでしょう?我々エージェント業界の鬼子。任務成功率『だけは』100%の凶悪な異能力者集団が良くいいます」
ひでー言われようだなオイ。飛び掛ってくるぬいぐるみを払い落とし、物陰に逃げ込む。やっぱり業界内のうちの事務所の評判はこんなもんなんだろうかねぇ。
休む間もなくぬいぐるみ達の攻撃を転げまわってかわしつつ、おれはひたすら走る、走る。積まれた台車を跳び箱の要領でまたぐ。壁沿いを疾走、足元に食いついてくるワニにはサッカーボールキックを叩き込む。すかさず横合いから襲い掛かってくる愛らしいネズミをどうにかバトンで叩き落す。逃げ回る間に、向こうが何を狙っているか想像はついていた。だが事ここに到ってはどうしようもない。まるで予定通りのコースを走らされていたかのようにおれは、
「王手詰み、ですね」
部屋の隅に追い込まれていた。微笑を浮かべて佇む彼女の手には折り紙。おれの頬を汗が伝う。走った汗だと思いたいが、それはどうしようもなく冷たかった。手詰まりの中、ふと耳に響く金属音。視界の端によぎるのは、水蒸気の向こう、人間離れした軌道でスケアクロウと切り結ぶ真凛の姿だった。
「やあどうも、またやって来てしまいました」
このぬいぐるみを操っていた女性――門宮さんがポニーテールを揺らし、極上の営業スマイルでこちらを見つめてくださっていた。
「あまりお待ちする必要はなかったみたいですね」
ダンボールの箱から軽々と床に降り立つ。その手に持っているのは、純白の鶴。といっても生きている鳥ではなく、紙で作った折り鶴という奴だ。その細い指に挟まれた鶴は、この殺伐とした部屋にはやたらとそぐわない。
「もっとお時間のある時に、と聞いたんで」
「残念ながら貴方の今夜はそんなに悠長ではないみたいですけど?」
「ええまあ。そういうわけでそこはこう、密度で補いたいというワケなんですが」
「あらそうですか」
回答はそっけない。今門宮さんが着ているのは、夕方のときの店員のユニフォームではない。今後ろで苛烈な戦闘を繰り広げている『スケアクロウ』と同様の迷彩服だ。そしてその胸に輝くのは『シグマ』のエンブレム。とほほ。
「改めまして。警備会社シグマ、特殊警備第三班副主任、『折り紙使い』です」
まあ、下水道で敵が待ち伏せていた時点で三割くらいは予想していたんだけどね。おれ達の潜入ごっこは最初っから誘導されてたってわけだ。
「はあ。そういやシグマって、戦闘型と支援型のエージェントがコンビを組んで活動するんでしたっけね。聞いたことありますよ、『折り紙使い』の名は」
「光栄です、フレイムアップのエージェントの耳にまで届いているとは」
この業界は広いようで狭い。有能な人間の存在はその『二つ名』と共にあっという間に業界に広まるものだ。おれは『折り紙使い』の名を知っていた。陰陽師の系譜に連なり、手にした紙を『折り紙』とすることで様々な術を行使する、術法系のエージェント。てえことは、この無数のぬいぐるみたちも……。おれは手にひっ掴んだ熊の背中を見る。そこには小さな菱形の紙片が張り付いていた。
「『かえる』です。一階のアミューズメントパークから連れて来たのですが。お気に召しました?」
『かえる』の折り紙。なるほどね、これを媒介にして操っているわけだ。
「そこの扉を通してほしい、と言ってもムダなんでしょうねぇ」
おれはぼりぼりと頭を掻いた。
「密度の濃いコミュニケーションをお望みなのでしょう?」
『折り紙使い』はすい、とその右手を持ち上げる。それに合わせてか、ぬいぐるみたちが一斉に引き下がる。
「身を削りあうような激しいのでお相手しますわ」
どっちかというと削るより暖める方が。夏でも無問題で。ダメですか?
「啄め。『鶴』」
ダメらしい。彼女の手から放たれた一片の鶴は、いかなる幻覚か、瞬く間にその姿を百に千に増やし、吹雪のようにおれに襲い掛かってきた。
「……ッ!!」
今度ばかりは悠長に叫び声を上げているヒマはなかった。襲い掛かってくる鶴の羽と嘴、その一つ一つに鋭利極まりない刃が仕込まれており、さながらおれは剃刀の嵐の中に飛び込んだ格好になったからだ。袖を、胴を、そして咄嗟に顔をかばったものの耳や頬を、刃がかすめて赤い線を刻み込んでゆく。実際には十秒も無かったのかも知れないが、身を削ぎ落とされるようなおぞましい感覚が過ぎた後、おれはボロボロの格好で膝をついていた。
「いちおう、インナーは身につけているみたいですね」
頭上から降り注ぐ『折り紙使い』の冷静な声。
「……ま、職業柄こういうの多いんでね」
おれは、切り裂かれた袖から露出している黒い生地を見やった。こういう荒事に備えて、仕事中は防弾防刃性をそなえた『インナー』と総称される極薄のボディスーツを普段着の下に纏うことを義務付けられている。これはこの業界では常識と化しており、うちの事務所で支給されているのは羽美さん謹製の一級品で、ボディスーツの薄さでありながら9mmパラベラムの近距離射撃を防ぎきってのけるというトンデモアイテムだ。今もこれを身につけていなかったら、ナイフで滅多刺しにされたくらいの手傷を負っていただろう。ちなみに、強襲任務の際には特殊部隊も真っ青の防弾防刃防毒耐ショック装備である、ごっつい『ジャケット』を着込むこともあるが、これは極めて希である。
おれはさっき警備員から没収してきたバトンを取り出し、スイッチを入れた。かすかな振動音を発し、バトンの電圧が高まっていく。とりあえずそれっぽく構えてみた。
「あんまり接近戦は得意じゃないんだけどなー……」
「捕らえよ。『かえる』」
彼女の命令に答え、ぬいぐるみ達が再び一斉におれに襲い掛かる。おれはたまらず飛びのき、壁沿いに今来た道を逃げ走る。
「ちっとは手加減してもらえんものですかね」
「まさか。あの『人災派遣』相手に手加減など出来るはずはないでしょう?我々エージェント業界の鬼子。任務成功率『だけは』100%の凶悪な異能力者集団が良くいいます」
ひでー言われようだなオイ。飛び掛ってくるぬいぐるみを払い落とし、物陰に逃げ込む。やっぱり業界内のうちの事務所の評判はこんなもんなんだろうかねぇ。
休む間もなくぬいぐるみ達の攻撃を転げまわってかわしつつ、おれはひたすら走る、走る。積まれた台車を跳び箱の要領でまたぐ。壁沿いを疾走、足元に食いついてくるワニにはサッカーボールキックを叩き込む。すかさず横合いから襲い掛かってくる愛らしいネズミをどうにかバトンで叩き落す。逃げ回る間に、向こうが何を狙っているか想像はついていた。だが事ここに到ってはどうしようもない。まるで予定通りのコースを走らされていたかのようにおれは、
「王手詰み、ですね」
部屋の隅に追い込まれていた。微笑を浮かべて佇む彼女の手には折り紙。おれの頬を汗が伝う。走った汗だと思いたいが、それはどうしようもなく冷たかった。手詰まりの中、ふと耳に響く金属音。視界の端によぎるのは、水蒸気の向こう、人間離れした軌道でスケアクロウと切り結ぶ真凛の姿だった。
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