33 / 34
『花びら』
しおりを挟む
病室に舞う花びらを少女は眺めた。
この儚い花びらのように誰かの心に残りたい。
少女は好きな作家に手紙を書いた。
手術の日が訪れる。失敗すれば目覚めることはない。
不安な少女の元に手紙が届く。作家からの感謝の手紙。
少女は満たされ、麻酔で眠った。
――風を感じ、目を覚ます。
私、まだ生きている。
この儚い花びらのように誰かの心に残りたい。
少女は好きな作家に手紙を書いた。
手術の日が訪れる。失敗すれば目覚めることはない。
不安な少女の元に手紙が届く。作家からの感謝の手紙。
少女は満たされ、麻酔で眠った。
――風を感じ、目を覚ます。
私、まだ生きている。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる