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ウリュウ
開門③
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冷静になった受付嬢と違い、不満いっぱいなエリカは、
子供のようなイタズラを始めていた。
(ハイハイ、向かいます。すみませんでした。
す。。見。。ま。。せぇえん。スマンセンデスぅう。ふぅうん。)
「ほんとうに、お騒がせしました。みんなも、ゴメンナサイね。バサン。」
(ほらほらァああ。見てみてぇえ。私は、見てもいいのよぉお。
好きなだけ覗いてくれて良いのぉ。ほらァあ、もっと見てぇえ。)
エリカは、周りを騒がせていたことを悪いと思ったらしく、
背を向けていた観客に振り向き、大きく頭を下げて謝っていた。
「うおおおおお。」「イヤァア。」「何よ。痴女?」「ヘンタイでしょ。」
「無理すんなぁ。アハハ。」「こんどは顔も見せてね。」「チジョブス?」
彼女は身体を見せることなど気にしないし、
性的な感情など嬉しいだけなので、
頭を下げた時に胸元から巨大な胸がこぼれ落ちそうになっても、
手や腕で支えたり、隠したりしなかった。
続いて、腰を曲げてお辞儀をしていたので、
ギリギリまで持ち上がっていたスカート部分は、
お尻の膨らみに負けて腰辺りまでめくれ上がり、
さっき見ていた女性たちよりも、
激しく食い込んだショーツと一緒に透けた割れ目まで見せていた。
もちろん、多少露出した防具を着た女性たちの格好を何か言うよりも、
チューブトップワンピースは、完全に自分の裸体を魅せているし、
下着など中途半端に着ているお陰で、
胸は持ち上がって谷間が盛り上がり、前に向かって飛び出しているし、
ショーツなど、ここがアソコだと強調した付属品になっていた。
(流石に襲われないよねぇ。ハァ。誰か来ないかなぁあ。あっ。ソウヨ。)
「二階に行くわぁああ。コツコツ。コツコツ。二階にぃ。(アハハ。)
(うふふ。)コツン。(見えてるうぅ?)コツ。コツ。。コツ。」
「みゃぁああ。ふみゃっぁああ。」
(うえでしょぉ。ホラぁ覗いて。いいのよぉお。仕方が無いものぉ。
ほらァあ見えているでしょぉお。ククッ。もっと見てぇええ。アハハ。)
エリカは、さっき謝った時にスカート部分が腰辺りまでめくれ上がり、
お尻が丸出しにしているのに気付いていないのか、
そのままの格好で階段を登っていった。
そんな女が、身体を秘さずに階段を登っていくのだから、
見上げるような位置まで彼らが近づいて、
嬉しそうに下半身を覗いていると思っていたし、
そんな覗いている姿を、エリカは直接見たいのだが、
それをすると彼らが覗くのを止めてしまうので、
我慢して振り返らずに、ゆっくりと腰を振って階段を登っていた。
「ああ、イイな。イイな。あんな全裸な格好で来たのかぁ。」
「あんな格好で街とか歩けるの?」「変態って嫌よねぇ。」「デモなぁ。」
「そういえば、エリカって。」「そうだっけ?」「エリカネェ。ふぅん。」
「エリカさんが街に来てるらしいぞ。」「そうなの?」「らしいぞ。」
彼らは、痴女を階段の下から覗くよりも、
あの人が街に来ていることの方が気になっているようで、
階段を登っていく、エリカのことはすぐに忘れ去られていた。
見た目の話をすると、
認識阻害で彼等の記憶から痴女の事も消え始めているし、
お尻とアソコが剥き出しに感じているので忘れているらしいが、
自分がロングコートを着ているので、
背中側からは生脚さえ見えていなかったので、
階段の下から覗いたって、何も見えないし見ても面白く無かった。
。
階段を登り、受付から言われた通りの場所に向かっていくと、
見た目には重厚な社長室のような扉が続き、
突き当りには、見慣れたプレートがはめ込まれた扉の前に来ていた。
(ここね。ハァ。。知り合いならいいんだけどなぁ。いるかなぁ。)
「ガチャ。エリカでぇええええっすうぅうう。誰かいるぅうう?」
「エリカさーん。お帰りなさい。
今回は早いですね。もう終わりましたかァアア?」
「スグに終わったしぃいい、あんなんで良いんじゃないん?」
「じゃあ、回収班を現地に送りますねぇえ。」
「ハイハイ、あとは、ヨロシクぅうう。あっ。。。」
「はーい、今回もありがとうございました。」
「ちょ。。」
「大丈夫ですよぉ。心配しないでも、いつもの事ですから。
いつもの人たちを送りますから、心配しなくても大丈夫です。」
エリカが木端微塵に破壊した遺跡について謝罪しようとしていたのか、
それとも違う説明をしたかったのか、よくわからないうちに、
エリカとモニターに映る受付との会話がつながり終わっていた。
「あとサァアア、ヤツにあんまりばら撒くなって、言っておいて!!」
「伝言ですね。受諾しました。博士に連絡を入れておきます。
他にも何かありますか?」
「あっ。そうそう、全裸戦士っての流行り?この街で見たんだけどさぁ。」
「全裸ですかぁ?」
「ぎゅぎゅうで、ぼんぼんって、むぎゅぎゅっての。むうんってぇ。」
「そこってウリュウでしたっけ?」
「そう。ギュギュッって。ムチムチぃ。みちみちぃいのぉ。ボンボン。」
「カチャカチャ。。ああ、連絡が入っていますね。」「あれって何?」
「なんか、聖典だか。。神書だか。。。んっ。。これですよねぇ。」
「そう。。それそれぇえ。全裸戦士でしょ?」
エリカが見ているモニターにも映し出されているが、
その映像は非常に古いものを映した物で、
白黒の不鮮明な物に印刷された画像が映し出されていた。
もちろん、さっき見たものと似たものだと分かる程度の映像なので、
よく見ると違うようにも思えてきた。
「博士が探していた文献から、映像が出て来たって喜んでいましたよ。
普通にビキニにしか見えないんですが、
この印刷物では、腕や脚に、頭にまで防具を着けているんですよ。」
「いいわ。このアンバランスがぁ。ぐふぐふ。コレよねぇ。アハハ。」
エリカは嬉しい気持ちが爆発して、奇妙な声を出しているが、
それを気にする様子はなく、受付嬢は冷静に説明を続けていた。
「最近は、暖かい地域で流行らそうとしてますね。
ちなみに全裸じゃなくて、ビキニ戦士らしいです。名前が変ですよね。」
「あっ。うぅうん。そうよねぇえ。アァあっ。んな格好だと危なくないの?
怪我しちゃわない?危ないでしょ。あんなにぃ。ぐふぐふ。ぐへへ。」
「これも不思議なんですが、男性相手だと絶対の優位性を持ち、
まあ捕食系の相手も、必中特攻らしいですね。」
「ふぅうん。」
「カチャカチャ。。あっ。。あとですねぇえ。
普通の防具と違って、筋力補正。微妙硬質化。微妙肉体再生らしいです。
なにか、特別な加護でも発生するのでしょうか?」
「へぇえ。」
「単純に重いヨロイよりも、早く動けるからかも?
博士が必死に開発しているので、色々と高性能になったらしいですよ。」
「でも、寒いでしょ」
「あっ、それは博士が必死に開発しようとしてますねぇえ。
なんかのフィールド?周りに暖かい何か?障壁?防壁?暖房とか?
まあ、博士の事だから、いつか実現するか、何処かで発見するかも。。
そういえば、今回は寒い地域でしたので見つかるかもしれませんね。」
「ありがとう、次のは見つかった?」
「何か見つかったら、先輩に連絡を入れています。聞いていませんか?」
「ミャ。」
「ついでで悪いんだけど、ビキニ戦士が欲しい。
ホッシイぃいなあぁ。高性能がいいなあァ。てか下さい。あれがいい。
あれよ。あれ。あれをちょうだい。支給して。今すぐにチョウダイ。」
「カチャカチャ。そうですねぇえ。」
「ついでに、暑いからコート以外のも欲しいんだけどぉお。。。」
「そこって、ウリュウですよねぇえ。カチャカチャ。あっ。。。
ヤツの弟子が、ビキニ戦士の布教活動をしてますから聞いてください。」
「うぇっ。。。弟子って。。」
(真面目?むっつり?変態?。。の卵?ウワァ。。無理よ。ムリィイイ。)
最近は博士のお土産ばかりに会っているので、
少し警戒しているらしく、とても嫌そうな顔をして答えていた。
「優秀な男なので、コートの件も対応できると思いますよ。」
「でもさぁ。。。ヤツのデショォオ。」
「そうですか?エリカさんの大好きなタイプですから会って下さい。」
「ヤツの弟子でしょ。ヤツのだよねぇ。エェエ。。ヤツの弟子ならぁ。」
「不思議なんですよね。悪い事も。。。無し。トラブル。。。無し。
人格。。。無害。真面目で品行方正な男ですよ。ソチラでもおぉ。。
女性からの被害報告も。。。うぅん、あり。。。ませんねぇ。」
「真面目すぎて、左遷されたとか?」
「それかもしれませんね。何か別の理由なんでしょうか?不思議です。」
(ムフ。やったあァあ。ビキニ戦士に。。うへへ。ゲヘヘ。うふふふ。)
見ているデータが修正されているだけかもしれないが、
弟子が博士とは違う感じがして安心したのと、
それよりも、目的の格好に着替えられそうなので、
エリカは、全てを自分にとっていい風に考え始めていた。
「真面目かぁあ。アハハハハ。それなら、会ってもイイかなぁ。」
「じゃあ、こちらも、続けて何かあったら連絡を入れておきます。」
「じゃ。お互いの旅に祝福を。」「祝福を」「にゃー」
「じゃあ続けて先輩は、いつものをオネガいします。」「ニャ。」
エリカの報告が終わっても、先輩の仕事はまだ終わっていないようで、
受付嬢はさっきとは異なり真面目な顔をしていた。
しかし、そんなことに興味がないエリカは、
ビキニ戦士になれると思うだけで、嬉しそうな顔で部屋から出て行った。
「ガチャッ。。コツコツ。」
(私は、ビキニ戦士になろう。魔法使いは飽きたァァァ。
魔法使いのエリカは、転職をしてピチピチ。ムチムチなビキニ戦士に、
日中は、前衛になって皆の盾になるよねぇ。
それでぇ。。夜は、皆の慰安婦になってぇ。
ピンチになって、敵からの攻撃を一身に受けている私は、
「みんな。。わ。。わたしが時間を。。は。。はやく、ニゲテェエエ。」
グフフ。。そのあとわぁああ。。げへ。。えへへっ。。
「みんなァあ。逃げてくれたぁ。よかったぁああ。。ガク。。」
「ゲヘヘ。いい女。ジュル。お前は見捨てられたぞぉ。アハハハハ。」
「エリカァアア。エリカがぁ。みんな、エリカガぁあああ。」
仲間は仕方が無く私を置き去りにして逃げ延び、
自分は一人だけで暴漢者達の檻に繋がれてぇえ。
モォオオ。最高よぉお。もちろん、敵には滅茶苦茶にぃいい。
「アイツらは、オマエだけを置いて逃げたぜぇえ。
さあ、俺達の仲間を殺した罰を、お前が受けてもらわないとなぁあ。」
「イヤ。ヤメてぇ。こ。来ないでぇえ。ジャラジャラ。。いやぁあああ。」
もちろん、準備をして助けに来た仲間に助けられてしまうのよ。
「大丈夫か?。何を。何をされていたぁあ。エリカぁ。何をされたぁ。」
「き。。きかないで。な。。なにも無かった。。何もなかったわぁ。」
「ウソダァア。お、おれたちがぁあああ。なぜだぁあ。エリカァアア。」
ギャハハは。最高よぉお。もぉお。ネチネチ聞いてねぇえ。アハハ。
ぐふふ。ネチネチ聞かれて。イヤァ。もぉおおっ。最高ぉおお。
やっぱり、戦士よね。バックから犯されるように、
お尻を突き出して盾を構えるでしょぉお。グフフフ。
前の敵からは、胸の谷間とブルルルンと揺れた乳を見られてぇえ。
ゲヘへ。ぐふふふ。アハハ。さあ、転職ぅ。ビキニ戦士にヨォオ。)
天職を見つけたエリカの一人旅は、これからも続いていく。
開門③
子供のようなイタズラを始めていた。
(ハイハイ、向かいます。すみませんでした。
す。。見。。ま。。せぇえん。スマンセンデスぅう。ふぅうん。)
「ほんとうに、お騒がせしました。みんなも、ゴメンナサイね。バサン。」
(ほらほらァああ。見てみてぇえ。私は、見てもいいのよぉお。
好きなだけ覗いてくれて良いのぉ。ほらァあ、もっと見てぇえ。)
エリカは、周りを騒がせていたことを悪いと思ったらしく、
背を向けていた観客に振り向き、大きく頭を下げて謝っていた。
「うおおおおお。」「イヤァア。」「何よ。痴女?」「ヘンタイでしょ。」
「無理すんなぁ。アハハ。」「こんどは顔も見せてね。」「チジョブス?」
彼女は身体を見せることなど気にしないし、
性的な感情など嬉しいだけなので、
頭を下げた時に胸元から巨大な胸がこぼれ落ちそうになっても、
手や腕で支えたり、隠したりしなかった。
続いて、腰を曲げてお辞儀をしていたので、
ギリギリまで持ち上がっていたスカート部分は、
お尻の膨らみに負けて腰辺りまでめくれ上がり、
さっき見ていた女性たちよりも、
激しく食い込んだショーツと一緒に透けた割れ目まで見せていた。
もちろん、多少露出した防具を着た女性たちの格好を何か言うよりも、
チューブトップワンピースは、完全に自分の裸体を魅せているし、
下着など中途半端に着ているお陰で、
胸は持ち上がって谷間が盛り上がり、前に向かって飛び出しているし、
ショーツなど、ここがアソコだと強調した付属品になっていた。
(流石に襲われないよねぇ。ハァ。誰か来ないかなぁあ。あっ。ソウヨ。)
「二階に行くわぁああ。コツコツ。コツコツ。二階にぃ。(アハハ。)
(うふふ。)コツン。(見えてるうぅ?)コツ。コツ。。コツ。」
「みゃぁああ。ふみゃっぁああ。」
(うえでしょぉ。ホラぁ覗いて。いいのよぉお。仕方が無いものぉ。
ほらァあ見えているでしょぉお。ククッ。もっと見てぇええ。アハハ。)
エリカは、さっき謝った時にスカート部分が腰辺りまでめくれ上がり、
お尻が丸出しにしているのに気付いていないのか、
そのままの格好で階段を登っていった。
そんな女が、身体を秘さずに階段を登っていくのだから、
見上げるような位置まで彼らが近づいて、
嬉しそうに下半身を覗いていると思っていたし、
そんな覗いている姿を、エリカは直接見たいのだが、
それをすると彼らが覗くのを止めてしまうので、
我慢して振り返らずに、ゆっくりと腰を振って階段を登っていた。
「ああ、イイな。イイな。あんな全裸な格好で来たのかぁ。」
「あんな格好で街とか歩けるの?」「変態って嫌よねぇ。」「デモなぁ。」
「そういえば、エリカって。」「そうだっけ?」「エリカネェ。ふぅん。」
「エリカさんが街に来てるらしいぞ。」「そうなの?」「らしいぞ。」
彼らは、痴女を階段の下から覗くよりも、
あの人が街に来ていることの方が気になっているようで、
階段を登っていく、エリカのことはすぐに忘れ去られていた。
見た目の話をすると、
認識阻害で彼等の記憶から痴女の事も消え始めているし、
お尻とアソコが剥き出しに感じているので忘れているらしいが、
自分がロングコートを着ているので、
背中側からは生脚さえ見えていなかったので、
階段の下から覗いたって、何も見えないし見ても面白く無かった。
。
階段を登り、受付から言われた通りの場所に向かっていくと、
見た目には重厚な社長室のような扉が続き、
突き当りには、見慣れたプレートがはめ込まれた扉の前に来ていた。
(ここね。ハァ。。知り合いならいいんだけどなぁ。いるかなぁ。)
「ガチャ。エリカでぇええええっすうぅうう。誰かいるぅうう?」
「エリカさーん。お帰りなさい。
今回は早いですね。もう終わりましたかァアア?」
「スグに終わったしぃいい、あんなんで良いんじゃないん?」
「じゃあ、回収班を現地に送りますねぇえ。」
「ハイハイ、あとは、ヨロシクぅうう。あっ。。。」
「はーい、今回もありがとうございました。」
「ちょ。。」
「大丈夫ですよぉ。心配しないでも、いつもの事ですから。
いつもの人たちを送りますから、心配しなくても大丈夫です。」
エリカが木端微塵に破壊した遺跡について謝罪しようとしていたのか、
それとも違う説明をしたかったのか、よくわからないうちに、
エリカとモニターに映る受付との会話がつながり終わっていた。
「あとサァアア、ヤツにあんまりばら撒くなって、言っておいて!!」
「伝言ですね。受諾しました。博士に連絡を入れておきます。
他にも何かありますか?」
「あっ。そうそう、全裸戦士っての流行り?この街で見たんだけどさぁ。」
「全裸ですかぁ?」
「ぎゅぎゅうで、ぼんぼんって、むぎゅぎゅっての。むうんってぇ。」
「そこってウリュウでしたっけ?」
「そう。ギュギュッって。ムチムチぃ。みちみちぃいのぉ。ボンボン。」
「カチャカチャ。。ああ、連絡が入っていますね。」「あれって何?」
「なんか、聖典だか。。神書だか。。。んっ。。これですよねぇ。」
「そう。。それそれぇえ。全裸戦士でしょ?」
エリカが見ているモニターにも映し出されているが、
その映像は非常に古いものを映した物で、
白黒の不鮮明な物に印刷された画像が映し出されていた。
もちろん、さっき見たものと似たものだと分かる程度の映像なので、
よく見ると違うようにも思えてきた。
「博士が探していた文献から、映像が出て来たって喜んでいましたよ。
普通にビキニにしか見えないんですが、
この印刷物では、腕や脚に、頭にまで防具を着けているんですよ。」
「いいわ。このアンバランスがぁ。ぐふぐふ。コレよねぇ。アハハ。」
エリカは嬉しい気持ちが爆発して、奇妙な声を出しているが、
それを気にする様子はなく、受付嬢は冷静に説明を続けていた。
「最近は、暖かい地域で流行らそうとしてますね。
ちなみに全裸じゃなくて、ビキニ戦士らしいです。名前が変ですよね。」
「あっ。うぅうん。そうよねぇえ。アァあっ。んな格好だと危なくないの?
怪我しちゃわない?危ないでしょ。あんなにぃ。ぐふぐふ。ぐへへ。」
「これも不思議なんですが、男性相手だと絶対の優位性を持ち、
まあ捕食系の相手も、必中特攻らしいですね。」
「ふぅうん。」
「カチャカチャ。。あっ。。あとですねぇえ。
普通の防具と違って、筋力補正。微妙硬質化。微妙肉体再生らしいです。
なにか、特別な加護でも発生するのでしょうか?」
「へぇえ。」
「単純に重いヨロイよりも、早く動けるからかも?
博士が必死に開発しているので、色々と高性能になったらしいですよ。」
「でも、寒いでしょ」
「あっ、それは博士が必死に開発しようとしてますねぇえ。
なんかのフィールド?周りに暖かい何か?障壁?防壁?暖房とか?
まあ、博士の事だから、いつか実現するか、何処かで発見するかも。。
そういえば、今回は寒い地域でしたので見つかるかもしれませんね。」
「ありがとう、次のは見つかった?」
「何か見つかったら、先輩に連絡を入れています。聞いていませんか?」
「ミャ。」
「ついでで悪いんだけど、ビキニ戦士が欲しい。
ホッシイぃいなあぁ。高性能がいいなあァ。てか下さい。あれがいい。
あれよ。あれ。あれをちょうだい。支給して。今すぐにチョウダイ。」
「カチャカチャ。そうですねぇえ。」
「ついでに、暑いからコート以外のも欲しいんだけどぉお。。。」
「そこって、ウリュウですよねぇえ。カチャカチャ。あっ。。。
ヤツの弟子が、ビキニ戦士の布教活動をしてますから聞いてください。」
「うぇっ。。。弟子って。。」
(真面目?むっつり?変態?。。の卵?ウワァ。。無理よ。ムリィイイ。)
最近は博士のお土産ばかりに会っているので、
少し警戒しているらしく、とても嫌そうな顔をして答えていた。
「優秀な男なので、コートの件も対応できると思いますよ。」
「でもさぁ。。。ヤツのデショォオ。」
「そうですか?エリカさんの大好きなタイプですから会って下さい。」
「ヤツの弟子でしょ。ヤツのだよねぇ。エェエ。。ヤツの弟子ならぁ。」
「不思議なんですよね。悪い事も。。。無し。トラブル。。。無し。
人格。。。無害。真面目で品行方正な男ですよ。ソチラでもおぉ。。
女性からの被害報告も。。。うぅん、あり。。。ませんねぇ。」
「真面目すぎて、左遷されたとか?」
「それかもしれませんね。何か別の理由なんでしょうか?不思議です。」
(ムフ。やったあァあ。ビキニ戦士に。。うへへ。ゲヘヘ。うふふふ。)
見ているデータが修正されているだけかもしれないが、
弟子が博士とは違う感じがして安心したのと、
それよりも、目的の格好に着替えられそうなので、
エリカは、全てを自分にとっていい風に考え始めていた。
「真面目かぁあ。アハハハハ。それなら、会ってもイイかなぁ。」
「じゃあ、こちらも、続けて何かあったら連絡を入れておきます。」
「じゃ。お互いの旅に祝福を。」「祝福を」「にゃー」
「じゃあ続けて先輩は、いつものをオネガいします。」「ニャ。」
エリカの報告が終わっても、先輩の仕事はまだ終わっていないようで、
受付嬢はさっきとは異なり真面目な顔をしていた。
しかし、そんなことに興味がないエリカは、
ビキニ戦士になれると思うだけで、嬉しそうな顔で部屋から出て行った。
「ガチャッ。。コツコツ。」
(私は、ビキニ戦士になろう。魔法使いは飽きたァァァ。
魔法使いのエリカは、転職をしてピチピチ。ムチムチなビキニ戦士に、
日中は、前衛になって皆の盾になるよねぇ。
それでぇ。。夜は、皆の慰安婦になってぇ。
ピンチになって、敵からの攻撃を一身に受けている私は、
「みんな。。わ。。わたしが時間を。。は。。はやく、ニゲテェエエ。」
グフフ。。そのあとわぁああ。。げへ。。えへへっ。。
「みんなァあ。逃げてくれたぁ。よかったぁああ。。ガク。。」
「ゲヘヘ。いい女。ジュル。お前は見捨てられたぞぉ。アハハハハ。」
「エリカァアア。エリカがぁ。みんな、エリカガぁあああ。」
仲間は仕方が無く私を置き去りにして逃げ延び、
自分は一人だけで暴漢者達の檻に繋がれてぇえ。
モォオオ。最高よぉお。もちろん、敵には滅茶苦茶にぃいい。
「アイツらは、オマエだけを置いて逃げたぜぇえ。
さあ、俺達の仲間を殺した罰を、お前が受けてもらわないとなぁあ。」
「イヤ。ヤメてぇ。こ。来ないでぇえ。ジャラジャラ。。いやぁあああ。」
もちろん、準備をして助けに来た仲間に助けられてしまうのよ。
「大丈夫か?。何を。何をされていたぁあ。エリカぁ。何をされたぁ。」
「き。。きかないで。な。。なにも無かった。。何もなかったわぁ。」
「ウソダァア。お、おれたちがぁあああ。なぜだぁあ。エリカァアア。」
ギャハハは。最高よぉお。もぉお。ネチネチ聞いてねぇえ。アハハ。
ぐふふ。ネチネチ聞かれて。イヤァ。もぉおおっ。最高ぉおお。
やっぱり、戦士よね。バックから犯されるように、
お尻を突き出して盾を構えるでしょぉお。グフフフ。
前の敵からは、胸の谷間とブルルルンと揺れた乳を見られてぇえ。
ゲヘへ。ぐふふふ。アハハ。さあ、転職ぅ。ビキニ戦士にヨォオ。)
天職を見つけたエリカの一人旅は、これからも続いていく。
開門③
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