流れる川

連鎖

文字の大きさ
上 下
26 / 229
トヨトミ①

混浴⑥

しおりを挟む
「ぴた。。。。。ぴた。。。。ぴた 。。」

風呂場を出ていく肉棒を見送った後、
自分も出ようと、椅子から立ち上がって歩き始めていた。

風呂場を歩く温泉の湯気にあてられた身体は、
火照ったように赤みがかかって、夕闇の世界によく似合っていた。

170を超える美しい身体。
100を超えていく、指がめり込む程の柔らかい胸部。
上下の大きさからは、薄い脂肪に包まれた60台の腹部。
胸部とバランスが取れて、持ち上がった90後半の臀部。

身長によく似合った。
手で触ると、筋肉の上にシットリとした脂肪が着いた美しい脚。
柔らかそうなふくらはぎから、アキレス腱がハッキリと浮き出た足首。
身体を支えるのには、ちょうどいい大きさの20後半の足。

風でも吹いていれば、なびいているであろう。美しいストレートの髪。

さっきまで、肉棒を求めて絶叫した女と思えない、
夕闇の静寂が良く似合う、
見た瞬間に平伏すであろう雰囲気を漂わせていた。

「ガラガラ。。。。ガチャガチャ。。。カチン。」

「(来たぞ)(よしよし。きたきた)(たっぷり塗ったぞ。)
(俺も、おれも)(はやく着てくれ)(ハアハア)(エリカ。エリカ)」

脱衣場に戻ると、
めちゃくちゃに脱いでいた服や下着が綺麗に折りたたまれていたが、
何かが足りなくて困っていた。

(タオルは?。。んっ?タオルがないよ。。魔法でってのも。。)

濡れた身体のままだと気持ち悪いので、魔法で乾かそうと思ったが、
風呂場でそうするのも悲しいので、
何かで乾かす事が出来無いか、周りを探していた。

「(困ってる。あはは)(困ってると)(そう、そうだよ)」

周りから、女の困った顔に異常に興奮している声が。。

(うーーん。呼ぶの?また?今度は、スペシャルじゃないしぃ。。)

目の前に無いのだから、
聞かれてるし、覗かれているし、録画までされているのだから、
答えは決まっていた。

もちろん、他の人にタオルを持って来てもらう事だった。

「タオルさーーん?タオル出ろぉぉ?乾かしさーん、誰かいるゥゥ?」

「(いやったああ)(あいつすげぇぇ)(やったア)(行こうぜ)」

何か予定通りに進んだのだろう、嬉しそうな声が。。

(やっぱり、そうなの?そういう感じなの?やっぱり、最近って。。?)

風呂場に誰かを呼び出す事など考えられなかったが、
今では、これが普通なのだと思い直していた。

(変ですよね。覗かれてるし、犯され?て、好きに嬲られて、
 それを沢山の人で楽しんでいるのが、温泉なのでしょうか?)

「ガラガラ。。ガタン。。。ダダダ。。ガタン。ダダダ。
ハイハイハイ。お持ちしましたあぁぁ。ハーイ。来ましたぁぁぁ。
サービスですぅぅぅぅ。ハーイ。サービスですよぉぉぉ。」

「(やったあああ)(やっぱり)(アイツ、よく考えたよなぁぁ)
(アイツは?)(アイツはいいってよ)(よく気がつくよなぁぁ)
(すげーよ。この身体を、これから。)(そうだよ。見るだけじゃなく)」

呼ぶ声が聞こえると、
タオルを持った沢山の男達が、嬉しそうに駆け寄ってきた。

(何人か、さっきいたわよね。
 あの窓で見ていた子。覗いていた子。目の前の子。掛け湯の子も。
 アハッ。キイイイン。。うっ。うぅぅぅん。キイイイン。ググッ。
 わかった。キンキーーーン。わかったから、大人しくしてって。。)

もちろん、タオルなどの備品は、
複数で使っても大丈夫な数が用意され、ちゃんと脱衣場に置いてあった。

それでも、ある男の提案で、
脱衣場にあるタオルを全て隠せば、女が自分達を呼んでくるので、
もし呼ばれたら身体を乾かす振りをして、
見る事、感じる事、触る事、味わう事、嗅ぐ事が、
好きに出来ると提案されていた。

「これって、本当にサービス?」

(今から、この人数に触られるのぉぉ?うぅぅ。この人数にィィ?)

全裸。また全裸の男達ならいいが?いや、それもマズイが、
自分一人だけ全裸、他の人はしっかりと服を着て準備していた。

(あいつ凄いよな)(脱衣場で全裸だと、変に思われて逃げられるってよ)
(全裸だと、逃げられるのか。。)(ああ、そうだってよ)
(あと、逃げても捕まえる為に服を着ていろってよ)
(そうだな。よく考えるよなぁぁ)(本当に、よく考えているなぁぁ)
(膨らんでるの見られるのもな)(ちっさいとな。アハハ)(うるせえ)

もちろん、服を着ているのも、あの男の指示だった。

全裸の自分を取り囲むように、
よく見えないが、多分十人以上のサービス要員が、
タオルを持って触ろうとしてきたので、

「ほんっつつとぉぉにィィ。。サービスなの?」

もう一度確認したが、

「はい」「そーですよ」「そうだよ」「はい」。。。。。。。。。

もちろん、言う事は一緒。
怒号のような、少し不満がのった声で一斉に言い返してきた。

(この人達も、たまたまクジで負けたようなもんですし、
 ハズレ券だと思ったら、逆転で当たりって感じだと、
 そりゃあ、必死になりますよね。あはは。)

「優しくお願いね。ケンカは、無しよ。」

(たぶん、さっきと一緒なのよね。さっきのかァァァァ。
 うっっん。ダメよ。キイーン。疼いちゃダメ。ゔぅぅ。)

さっきと同じ事をすればいいと思い直して、
全裸のまま両手両足を広げて、男達に全てを魅せていた。

「うおおおお」「おれ、そこ」「すっげぇぇ」「クンクン。ふぅぅ」

身体に群がってくる男達に向かって、

「だから。。ケンカは、ダメ。」

(ふぅぅ。。さっきの、そう。。さっきのように。ハアハア。)

さっきの行為がフラッシュバックして、何度も下腹部が疼いていたが、
喧嘩しそうな流れを止めようと、必死に声を出して牽制していた。

(いい匂いだ)(ハアハア。出そう)(うぅぅ)(さっき、ここから)

二人は正面から、
しゃがんだまま女性器を楽しみ、足先から膝まで拭いていた。

二人は背面から、
しゃがんだままお尻を楽しみ、膝から脚の付け根まで拭いていた。

一人は後ろから、
中腰で立ってアナルを楽しみ、柔らかいお尻から肩まで拭いていた。

一人は前から、
中腰で立って割れ目を楽しみ、肉芽の上から下乳まで拭いていた。

二人は少し離れた左右から、
立ち上がって美しい顔を間近で見ながら、
指先から腕。脇。肩。乳房の始まりまで拭いていた。

他の男達もいるのだが、
拭くことも触る事も出来なくて、
女が発する心地良い匂いを全身に浴びながら、感じているだけだった。



これだけ魅力的な女を、好きに触っているのだから、
我慢出来ない人が、
美しい胸の周りを拭かれる度に、ユサユサと揺れている姿に誘われて、
乳房を拭こう?触ろうと。。。

「だめよ。ヤメテ。。。」

女の不快感を隠さない冷たい声が聞こえると、
周りで呆然と見ていた男たちに、すぐに押さえつけられていた。

「ドン。。」「ああ、ケンカはキライよ。」

また女の声が聞こえたので、
押さえつけていた手も、すぐに離されていた。



(うぅぅん。ハアハア。もうダメ。ハアハア。もうダメよ。)

複数の男たちの独特な体臭と、全身を探るように揉む稚拙な愛撫。
何度も吐き出されている精液に我慢できなくて、

「あっ。ありがとう。
もういいわ。もう乾いたから、君のタオルを貸して。」

タイミングが悪くて、
さっき止められていた可哀想な男に話しかけていた。

「はっ。。ハイィィ。」

(オレ?おれもいいの?)

みんなからも省かれて、
少し離れて立っていた男が嬉しそうに、タオルを渡してきた。

「ありがとう。ちょっと待ってね。」

(傷でも入っているのかしら、さっきから、ここが妙に。。)
 
稚拙な愛部でも、触られ続けていると感じてしまい、
敏感な、大陰唇や乳首。柔らかい、乳房やお尻の奥を、
複数の男達が楽しんでいた。

ただ、女性器の粘膜だけは、男達を受け入れていなかった。

もちろん、髪や頭部などは、最初から許していたので、
一人が台になって、交互に入れ替わって拭いていた。

(ここよねぇぇ。ここ。)

さっき刻まれた心の傷の影響なのか、元々持っていた性癖なのか、
それとも尿道に傷が入って疼くのか、

沢山の男が取り囲んでいるのに、
脚を開いたまま膝を曲げ、人差し指と親指で女性器を開いて、
頭を下げて濡れた割れ目を覗きながら、

「エリカさん?」「何か?」「何かありましたか?」「何かしました?」

触っていた誰かが、割れ目を触って何かをした。
誰かズルい男が抜け駆けしていたと、牽制していた。

男たちの視線を集めたまま、
陰核からアナルに向かって、気になった場所を拭くと、

「あ゙っぎゅ。。。。。はうぅぅぅぅ。。ありがとう。返すわ。
アハハ。なんでもない。なんでもないにょよ。あはは。」

(ギヤっっ。。ハアハア。ダメ。ダメよ。ぜったいダメ。
 ここは、ダメぇぇえ。これってなによォォォ。)

変な声が出て恥ずかしかったのか、
声と一緒に、男達の視線が変わったと思ったからか、

可愛く笑ってから、
何も無かったという顔で、タオルを返していた。

「は、、はい。。」

(ハアアア。これが、いい匂いが。ふぅぅ。)

ムワッとする女の匂いが染み込んだタオルを渡していたが、

「アハハ。ありがとう。アハハハハ。」

本当は、尿道辺りをタオルが触れるだけで、
さっきの男達の顔と欲望がフラッシュバックして、
一気に絶頂まで登りそうになったのを、必死に隠していた。

(これじゃあ。はあぁぁ。毎回、触っちゃうじゃないのぉぉぉ。)

濡れていた身体も乾いたのと、
さっきの変な声が恥ずかしくなったので、
少しだけ命令口調で、

「ブラを取ってくれる?」「あ。。っ。。はい。はい、どーぞ。」

大事そうに、両手で畳まれていたブラを渡そうとしてきた。

「そうじゃなくて、両手を広げてから、こういう感じで。。」

何故か手のひらを上向きにして、男にもするように指示していた。

「ハイ。こうですか?」「あっ、そうよ。ソレ。もうちょい、上で。。」

言われた通りになった手に、ブラを広げて置くと、

「ちょっと我慢しててね。」「(おっもぉぉ。。スゲえぇぇ。。)」

お辞儀するように、
ユックリと胸をブラに押し付けて肩紐に腕を通すと、

「後ろ、誰でもいいから、留めて。君は、重いだろうけど、そのままね。」

「(重いが、指が。。ヤバい。顔も近い、近いって)」

すぐそばで、エリカの顔と体臭を感じて興奮しているのと、
指が温かくて柔らかい肉の塊を揉もうとするのを、必死に我慢していた。

「はい。俺がします。グイグイ。。パチ。」

(でけぇ。スゲエよ。この肉が埋もれていく。。)

近くから覗き込むように胸を見ていたが、

「ああ、留めたら、二人で周りの肉を押し込む感じで、お願い。」

(確か、何もしちゃダメなんでしょ?本当に、サービス要員って変よね。
 お風呂で全部させるなんて、これから、お風呂って大丈夫なの?)

さっきのように、自分からする事が出来ないのが、ここのルール。
サービス要員とは、全てを委ねる相手の事だと、間違って?理解していた。

「触りますよ!」「えっと。。」

「(何を言われた?)(本当にいいのかよ!)」

「イイわよ。ブラの中に全部を入れないと痛いし、
こういう感じで。ぐねぇぇ。多少乱暴でいいから、ぐねぇええ。」

ブラのホックを留めただけなので、脇から手を入れて、
周りにはみ出した柔らかい肉を掴んで、カップの中に押し込んでいた。

(すげえええ)(でけぇ。こうなるのか)

「ああ」「ああ、はい」「じゃあ、お願い」

柔らかい胸の感触と、間違って触れた乳頭の感触を味わいながら、
いつの間にか、ブラの中、脇、背中、腹部、首、肩、腕、
色んな場所に男達の手が伸びて、胸を整えていた。



「あとは。。」「ワンピースですね。うでを通してください。」

もちろん気が付いていた男が、言うよりも早く服を用意して、
頭と腕を通してから、体に沿って服を舐めるように引き下ろしていた。

「ブルンブルン。。スルスル。。ぐちゅぐちゅ。。」

(いい匂い。ハアハア。こういう匂いか、凄い巨乳だ。はあ、綺麗な肌。
 美しい、とっても。ああ、濡れている。欲しがっている。フウフウ。)

もちろん、無駄に近づいて、
胸の膨らみや谷間。腹部の美しい曲線。
直接見る事も最後になるだろう、
女性器の膨らみや、はみ出した粘膜からシミ出す愛液を楽しんでいた。

「じゃあコート。。。」「はい、どうぞ。。」

コートなど身体にかけるだけで、何もいい事は無いのだが、
すごく嬉しそうな顔で、腕を入れやすいように準備していた。

「ありがとうね。。スルスル。。。スルスル。」

「。。えっ。。」「。。。。チュ。」

エリカの匂いに包まれているだけで幸せだったが、
優しい笑顔が顔に近づいたと思ったら、
頬に何かが触れた感触と、独特な音が聞こえて戸惑っていた。

「うぇええ」「うそ、うそだぁぁ」「俺があァァ」「なぜ、アイツがああ」

「あっ。。ありがとうございましたぁぁぁ。」

(。。。。ブルブル。。ハアアア。ブルブル。いやったああァァァァ。)

今すぐにでも、絶叫しそうなぐらいに嬉しいのだが、
必死に気持ちを押さえつけて、頭を下げていた。

「みんな、ありがとう。街で私を見ても、気にしないでねぇぇぇ。」

(ハアハア。もう無理。。キイーーン。ブルブルブル。うぅぅ。
 みんな、触ってくるし。キンキン。ゔぅぅぅぅ。わかってるぅよォォ。)

優しい笑顔で手を振っていたが、
相手しなかったのが不満なのか、お前の相手は俺だと嫉妬したのか、
ふたつの玩具が、いっそう激しく女を責めていたので、
これ以上、ここで我慢するのは限界だった。

「コン。コンコン。。補充要員さーーん。。。。おーい、帰るわよぉぉぉ。
おーい、店番のひとぉぉぉ。見てるわよねぇぇぇ。」

覗いているのは知っているので、
大声で叫んでいたが、覗いている男の反応は無かった。


混浴⑥
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

令嬢達が海上で拉致されたら、スケスケドレスで余興をさせられました

雑煮
恋愛
船の上で誘拐されたご令嬢たちが裸でダンスさせられたり女体盛りにされる話。

調教専門学校の奴隷…

ノノ
恋愛
調教師を育てるこの学校で、教材の奴隷として売られ、調教師訓練生徒に調教されていくお話

メス牛の生活

Ama
ファンタジー
家畜として調教された少女騎士の朝の光景

【R18】散らされて

月島れいわ
恋愛
風邪を引いて寝ていた夜。 いきなり黒い袋を頭に被せられ四肢を拘束された。 抵抗する間もなく躰を開かされた鞠花。 絶望の果てに待っていたのは更なる絶望だった……

俺の彼女が黒人デカチンポ専用肉便器に堕ちるまで    (R18禁 NTR胸糞注意)

リュウガ
恋愛
俺、見立優斗には同い年の彼女高木千咲という彼女がいる。 彼女とは同じ塾で知り合い、彼女のあまりの美しさに俺が一目惚れして付き合ったのだ。 しかし、中学三年生の夏、俺の通っている塾にマイケルという外国人が入塾してきた。 俺達は受験勉強が重なってなかなか一緒にいることが出来なくなっていき、彼女は‥‥‥

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

処理中です...