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冒険②

淀み⑨

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少年の顔は、さっきまで申し訳なさそうにしていたのが嘘のように、
椅子に座っている男の顔は、予定通りに獲物が目の前にいるので、
二人とも嬉しそうに笑っていた。

「(たすけて。恥ずかしいの。もう、やめていいよね?)(。。。)」

真っ白なお尻をギリギリ隠しているスカートは、
立っている人からの視線を隠す事は出来るのだが、
ローテーブルに手を付いてまで覗いてくる男の目線には、
無駄に扇情的に動くスカートと割れ目が浮き出たショーツなど、
直接見せているよりも相手を興奮させる道具と言うだけで、
見せたくない場所を隠すという意味は一つも無かった。

必死に覗こうとしている男の顔を、
言えばいつでも味わう事が出来ると、少年の薄暗い心が囁いていた。

「ダン。。。」

(いいね。その泣きそうな顔が最高だよ。もっと恥ずかしがってくれ。)
(ハアハア。シルさんごめんなさい。シルさんが。シルさんが。。)

二人とも女の嫌がっている姿に興奮して、ズボンが大きく膨らんでいた。

「わかったわよ」

(マスター。襲っちゃダメですからね!!)

我慢も限界になってきたが、強気に声を出して必死に耐えていた。



「(もう。助けてぼっくん。。もうダメよ。もういいでしょ?)」
「(ごめんなさい、できません。)ぐいいい。」

(あはは、ダメですから座ってて下さいね。ダメですよ。
 でも、その顔が似合っています。シルさんの泣き顔が最高です。)

いつまでも座ろうとしない女に我慢できなくなった少年は、
肩を掴んで、泣き顔の女を無理矢理座らせていた。

「きゃ。。。。。。。。。ばふううん。。。」

「シルさん。。。ごめんなさい。。。ちゃんと、座ってください。
(あっ。。ごめんなさい。見えてます。早く隠して、見えてますよ。)」

(ごめんなさい。シルさん。うううぅ。丸見えです。
 シルさんの下半身を、アイツが覗いています。)

嬉しそうな顔で、恥ずかしそうにしている女をジロジロと見ていた。

「( 早く隠さないと、覗かれちゃいますよ。シルさん。早く隠して。)」

(え。。。ショーツが見えてる。これ!中まで見られちゃっているの?)

急に斜め後ろへ引っ張られていたので、
バランスを崩して椅子に強くお尻が押し付けられ、
ヒールを起点として、だらしなく脚が左右に広がっていた。

それだけで、胸で隠されている下半身が女から見えるはずが無いのだが、
背中へ引っ張られながら椅子に座っていたので、
お尻は椅子の前側に、肩は背もたれに押し付けられ、
腰を前に突き出して、脚を広げて男を迎え入れるように座っていた。

「。。。ひぃ。」

(そんな。アソコを見られちゃっている?見ているの?
 わたし、目の前で覗かれている?ぼっくん以外の人に見せているの?)

脚の間には、嬉しそうに両手をテーブルに付いて身を乗り出し、
丸見えになった下着と、泣いている女の顔を交互に見ている男がいた。

「ゴホン。。ほうほう、これはこれは。。これは強烈ですね。
こうする為に着ているとは、さすがはベテラン冒険者のシルさん。
匂いも垂れ流しですか?これも予定通りに出しているんですね。
こうされたら、男は絶対に視線を送って隙を見せていますね。」

(そうそう、この微妙に隠す幅と。表面に浮き出る大陰唇の形だよ。
 ぷっくりとして美味しそうに誘ってくる感じに、小陰唇の谷間も。。

 しかも、美女が恥ずかしい顔をして誘っているのがあああぁぁ。

 もっと泣いてくれ。叫んでくれ。恥ずかしいよな。恥ずかしいだろ?)

男が感心したように?嬉しそうに?満足そうに?泣き顔を見て笑ってから、
丸見えになったショーツに顔を近づけて、
発情している匂いや、ヒクヒクと寂しそうに動く女性器に満足すると、
また反応を確かめようと、泣いている女に笑いかけていた。

「キヤアアア。。。いやあああああ。。ひやあああああ!」

見せている事にも驚いていたが、
少年にしか見せたことの無い場所をジックリと覗き込まれて、
交互に反応を確認して、笑ってくる羞恥に耐えられなくなっていた。



「ヒックヒック。。。もうイヤ。もうイヤ。もイイ。帰る!」

意思が強そうなしっかりした平行眉も、
困ったように寄せているシワが眉間に出来て、
微かに垂れたアーモンドのような可愛い二重の目も、
涙を流すのを我慢しているのか、悔しそうに少し閉じられて、
挑戦的な濃いピンク色の厚い下唇も、
下唇を噛んでいるので薄くなり、悔しそうに口角を下げていた。

泣いている顔なのだが、
悔しそうに必死に我慢している顔がいじらしくて、
一段と男たちを喜ばせていた。

「シルさん。ごめんなさい。ごめんなさい。」

(シルさん。かわいいいい。このまま犯されて。。ぐちゃぐちゃ。
 ドロドロに。。。アイツにも。もちろんアイツらにも。。えっ?)

もちろん、正直な肉棒はビクビクと動いて我慢汁を吐き出していた。

「そろそろ、仕事の話をしてもいいかな?」

(もう少しだらしなく脚をずらすか、または脚を組めって、
 それも嫌なら、膝を正面に向けて膝下は左右に開くんだろうかあああ!)

綺麗に脚を揃えて座っているので、隙間から覗く事も出来なくて、
脚の付け根もスカートで隠しているので、上からも覗けなくなっていた。

「はああああ。。シルさん?もう、泣き止んでください。
こんな格好の冒険者というのも初めてですが、
痴女のような格好をしている理由も分かりましたから、
落ち着いて話を聞いてください。」

「もうイヤ。イヤなの。」

話しかけてくる相手を無視して、
スカートを見ながら、裾を両手で掴んで必死に伸ばそうとしていた。

(最高だ。この女、最高だぞ。あはははっ。)

必死にしている姿も意地らしくて可愛いいが、
左右から上腕で押しつぶされた胸が盛り上がって、
上着からはみだそうとしている姿を見て喜んでいた。

「いつもの冒険者は、鎧で全てを隠していましたが、
貴方のような格好でも、護衛ができると確信しました。
あなたの趣味も理解しましたから、もう泣き止んで貰えませんか?」

(イイネ。あははははは、最高だよ。いいね。鳴き声も最高だ。
 これからは、俺が自由に使ってやるからな。自由に使ってやるぞ。)

さっきまで睨んでいたのに、今では嬉しそうに笑っていた。

「ヒック。。ヒック。。ふぁい、すみません。
違う。これは、無理矢理に。ご主人様が、無理矢理にです。
もうイヤ。もう着ない、もう着替える。
こんな恰好じゃ、イヤよ。もう、いやあああああ。」

両腕で顔を隠して身体を抱え込むように前へ倒れ込んだので、
綺麗なロングヘアが垂れ下がって顔は隠れていたが、
大きな胸が垂れ下がっている姿は、上着の隙間から見えていた。

「(シルさん。ごめんなさい。もう終わりますから。)
(もういい。もうイヤよ。もうやめる。もういいの!)」

「この格好の意味を理解出来ましたか?」「よくわかるぞ。」

「(シルさんも、泣き止んでくださいって。)」

(いいぞ。アハハハハ。こっちも最高だ。)

上着の隙間から、
太ももに押しつぶされた胸が広がっているのが見えて、
胸の中心を通っている紐と、先端を隠している布を妄想していた。

紐の途中に小さい布が付いているティアドロップビキニは、
この男の趣味だし、少年も女が着ている事を知っていた。

「これだけ美しい女性が、こんな扇情的な格好をすれば、
誰だって見てくるし、奥を見ようと隙もできますよね?」

「そうだな。つい覗き込むな。
さっきも覗き込んでしまっていた。あはは。そういう事だよな!」

(すげえな!こっちもかよ。あはは、これも俺が自由に出来るんだよ。)

「(美しい?扇情的?本当に?)(もちろんですって。)
(嬉しい?)(とっても嬉しいです。)
(こんなオバサンでも、感じてくれる?)
(もちろん、そばにいるだけで、ずっと大きくなっています!)」

「えっ。。。と、そうなんです。そうなんですよ。アハハハハ。
似合いますか?あはは、その為なんですよ!
もちろん、趣味ではありません。趣味ではありませんが、
今回の仕事の為に、仕事の為に。。だ。。け、特別に用意しました!!」

(ぼっくんが似合うって、恥ずかしいけど。もう少しで終わるし。。
 終わったら、沢山。。あはははっ。そうよ。終わったら。。。。)

少しだけ機嫌を直して、話に乗っかって笑っていた。

「とっても衝撃的で、良くお似合いです。
仕事の為に用意して頂き有難うございます。」

(お前達だけなんて、絶対に許さないぞ。こいつは、俺が楽しむんだ。)

「少しだけ気になるのですが、私共も護衛を連れています。
力仕事をしている者が多くて、
少し乱暴な男たちが多いのは、わかって貰えますよね?」

「はい。それは分かりますけど。。。」

「いつもの冒険者であれば問題ないのですが、
シルさんのように魅力的な方が、娼婦のような服装で一緒にいると、
男として、どうしても仲良くなろうと近づいて来ますよね?」

「はあぁぁぁ、よく見かけますし、
時々、そういう人とも一緒に仕事をしますね。
その時は。。。そうですねえぇええ。そういう事も多いです。」

「男達の集団に魅力的な女性が混ざって頂くと、
色々なトラブルが起こる事もありますよね?」

「はあ、そういう事はしょっちゅうですね。
まあ、起こっても仕方がないから諦めていますが。。。」

「もちろん、仲良くなって頂きたいのですが、
この格好を見てしまうと、まともな護衛は出来なくなると思います。」

「はあ、まあ。。。ソウデスネ。そうでしょうネ。
やっぱり、ダメですよねぇぇ。そうでしょう。ソウデスネ。」

「(やっぱりじゃない、やっぱり怒られたじゃないの!)
(僕が間違えていたみたい、ごめんなさい。でも大丈夫です。)
(大丈夫って?)(。。。。)」

「だからと言って、ご好意で無理して着て頂いている服を、
やめろというのも違いますし。。」

「(やめていいの?着替えられる!依頼主が言うのなら着替えていいよね。
だって、ダメでしょ。ダメだって、あはははっ。
ねえ、ぼっくん。着替えていいよね。あはははっ。やったあああ!)
(でも大丈夫です。僕が説得しますから合わせてください。)
(えっ?何をするの?合わせるって何?)」


淀み⑨
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