流れる川

連鎖

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シズナイ

潜入①

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明るく光っている少しだけ大きくなった街を、嬉しそうに見つめていた。
「先輩さあ、夜なんだけど、何で歩いてきたのかな。
転移でいいじゃない。別にさあ。
 。。。。。。。。。。。
あ?。まあ、またなの?少しは働けよなあ。まったくさあ。
でも歩いたから、夜中じゃない。どーやって入るのよ。
 。。。。。
いつもの?うーん、夜中。猫をつれた美女が。。えへへっ。
怪しい女だ。こっちへ来い。で。あれよあれ。。えは。ああ。やめてえ。
きゃああああ。ビリビリ。あ。。。やめて。いやあああ。。
隣の猫が鋭い視線で何かを見ていた。。その時。。。っての?
。。
なんでかな。突っ込んでよ。突っ込んで、そう。あなたの。ぶっといので
激しく。ぐじゅぐじゅに。。そこそこ。。ああああ。

ちょっと、先輩。あ。。。もう、オコサマなんだから。あはは。
バイバイ。。よろしくねえ。」
門の方に向かって、手を振っていた。

どうしよっかな。面倒だしお目付け役も消えたしい。えへへー
「。。。。」
「はいはーい、先輩。お仕事ご苦労様です。もちろん。向かいます。
大丈夫だって、まじめーに、街に入りますよ。
じゃあ、またねえ。」
嬉しそうに街に向かって話していた。

うーん、離れたら絶対にバレちゃうし。あははは。面倒だなあ。
明日ってのもいいんだけど、どっかに。。。あ。。そういえば。

水着だっけ、あははは。なーんで忘れてたのかなあ。海にも入ってない。
海でのポロリ。。きゃああああ。。とかなかったような。
うーん、海イベント回収してなーーい。ごめんなさい、水着が。。とか
「。。。」
「はいはい、先輩も暇よねえ。ちゃんと働いてる?
私みたいに、進入経路考えたりするの。すごく大変なのよ。」
「。」
「飛べとかあ。なーんで。なーんで、ワビサビとか知ってる?
美女は色々とこだわるから、美女なのよ。だからなのよ。わかった?
じゃーね。」

うーん、うーん。ん。。あ。川が通っている。えへへっ。
美女がビショビショ。そーか、ソレにしよ。
あははは。ビショびじょびしょびじょ。

少し離れた場所に、大きな川が流れてるのが見えていた。
その川から支流を取り込んで街に入り、門の方から出ているのが見えた。

遠いなあ。ああ、面倒。美女がビジョビジョ。あははは。。。

。。

エリカはゆっくりと川に近づいて、取り込み側の支流に近づいた。

あれかな。うーん深そうだし大丈夫だよね。

川幅は飛び越えるのは難しい位の二人分ぐらいだが、
何故か底が見えない位に深くなっていた。

「先輩。川から行くよお。ちゃんと仕事よろしくね。」
「。。。、。。」
「よく聞こえなーい、じゃぼーーん。またね。ぶくぶく。」

うーん、真っ暗ねえ。ぶくぶく。ぶくぶく。
まーだかなああ。
あ。。流される。ごうごう。。ぶくぶく。んあははは。あははは。

川に入ってみると、水流が激しく下へ流されて行くのを感じていた。
そのまま少しの間流されると、エリカは突然。
空へ投げ出される感じがした。

ぇぇえええ。なんでよぉぉぉぉ。。きゃああああ。

ごうごうと激しく水が真下に落下して、エリカも一緒に落下していった。
水面に落下すると、ドバッシャーン。バチャアアン。
大きな水しぶきが、エリカの周りに立ち上がった。

ボクボクボク。ぶくぶく。。先輩めえ。前に落とした時の仕返しだなあ。
ひっどい、あの時はちょっとよね。少しだったじゃない。
ひどい、先輩めえええ。今度は上空からよ。
うふふふふ。すっごく高い所からね。どっぱーんよ。あははは。

エリカは、完全に逆恨みの事を思っていた。

ジャバジャバ。。はああ。ジャバジャバ。ジャバジャバ。ふううう。
じゃばああ。。まあ、びじょがビジョビジョ。成功よ。

滝から離れるように一生懸命川岸まで泳いで、
水浸しのまま立ち上がって周りを確認した。

あははは。あーあ。あんな所からかあ。

川岸に立つと、自分が地下の大きな部屋のような空間にいるとわかり、
少し離れた所にさっき落ちてきた滝が見えていた。
よく見ると、川と言うよりも湖のように水が地下に溜まっていた。

どうしよっかな、そうだ。

「せんぱーい。地下の湖に落ちちゃったけど、どーにかしてよお。」
「。。。、。。」
「ひっどい、飛ばないのが悪いって何よ。美女がビジョビジョ作戦よ。」
「。。。」
「あははは。ありがとう。そうなんだ。さすが先輩。
落としたことは、許してあげるからね。えへへー。じゃあ。」
嬉しそうに話していた。

滝とは反対側に歩くと、地下には似合わない高価な旅館が見えて来た。
旅館に近づくと、壁沿いに上に向かってパイプが伸びてるのが見えた。

あれかな。あ。。人がいた。うーん。どうしよっか。
隠密進入だったっけ、派手なのはダメかな。隠れてもダメ。。
うーん。じゃあ、いつもの。

「せんぱい。あのね。お願いがあるの。ちょっと助けて欲しいな。」
「。。。、。。。、。。」
「そっかあ、それね。ありがとう先輩。さすが、最高。えらい。じゃね。」

全裸になって、湖に入りバシャバシャしてろ?誰か来たら寝てればいい
まあ、いっか。実行よ。

相棒は、入っててね。で、隠密だし仮面よね。

「ジャバジャバ。ジャバジャバ。。。ジャバジャバ。。。
あ、気づいた。寝ちゃおう。」
美女がジャバジャバ作戦よ。あははは。



「おーい、大丈夫かあ?」
「またかよ。気持ち悪いから、行こうぜ。」
二人連れの旅館店員が近づいてきた。
「まあ待てって、金目のもの有るかもだろ。」
「じゃあ、お前だけ見にいけよ。俺はいらないし。」
一人はギラギラした視線で、一人は嫌がっていた。
「あれ?女か。うーん、全裸っぽいぞ。」
「身投げかな。勿体ないから俺とヤッてからにしてくれよ。」
一人は興味を無くして、もう一人も帰ろうとしていた。

「ぅぅぅぅ。」
エリカは苦しそうに呻いて、上向きに向きを変えた。

「やべぇ。生きてるぞ。すげえな。拾ったものは俺の物。ダダダ。」
走って、エリカに近づいて行った。
「おい、待てって。。お前、ズルいって。酷いなあ。おい。ダダダ。」
慌てて、もう一人の店員が男も近づいてきた。

二人ともエリカの身体を見て、こおりついていた。
「すげえな。おい、すげえ身体。」
「やべえな。この女だと、すぐに。。。」
少しだけ困った顔で話し出した。
「ああ、多分あれだよな。どうしよっか。」
「沢山楽しんだ後でも、良いんじゃないか。
ある程度。看病が必要だって。な。そうだろ?」
厭らしい笑みで、二人とも笑っていた。
「ああ、そうだな。仕方ないって、二人の看病が必要だってな。」
「裏切るなよ。一蓮托生だからな。
みんなには、身投げした中年女を看病してるだぞ。」
悪い笑みで、笑いあっていた。

「おい、おねえさん。大丈夫かい?」
店員①は、顔を見ながら話しかけていた。
「。。ん。うぅぅ。。」
エリカは何回か左右に身体をふった。
店員の目の前で、身体を動かす度に胸が左右に動いていた。
「おい、大丈夫かい?。。おい、おい。」
我慢できなくなって、胸を手で押して起こすふりをしていた。
身体を押す度に指先が沈み込んでいき、
ふわふわ。すげえな、柔らかい感触で満たされていた。

その光景を見ていた店員②が
「ぐいい。。どん。。おい、代われって。いいだろ。」
我慢できなくて肩を引っ張り、店員①をエリカから引き離していた。

その乱暴な声に反応したように
「あ。。。きいやゃああああ。。やめてえええ。助けて。。いやあああ。」
今起きたように目を見開いたエリカは、
突然目の前に現れた男にびっくりして、奇声をあげて助けを求めた。

「いや。。。やめて。やめてええ。」
背中を見せて建物の方に逃げ出そうとしたが、腰が抜けて
お尻を地面につけて、しゃがみこんでしまった。

それでも必死に男から逃げようとして、
腕を背中側にして、お尻を引きずるように後ろへ、後ろへ下がって行った。

「ごめんなさい。やめて。お願い。やめて。。」
男が怖いのか、顔は半泣きで懇願していた。

「誰も助けは来ないから、大人しくしてな。
俺たちから逃げようとしても、何処にも逃げ場は無いけどな。」
腰が抜けて、エリカの脚はまるで男を誘うようにM字に脚が広がっていた。

エリカは、相手の男が複数いるのがわかって、とうとう動きを止めた。
「やめて。。。いやあ。。やめて。こないで。こないで。。」
いっそう情欲を誘うように、段々と声が消えさるような声で懇願していた。

耳元で二人の男は
「わかってるよな。一蓮托生だからな。」
小声で相手に話していた。
「ああ、別にいいだろ。もちろんな。」
嬉しそうに話していた。


エリカの一人旅は続きます。
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