流れる川

連鎖

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ウリュウ

街の五日、会合

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ガタガタ。ゴトンゴトン。
馬車が、街が見える所までに近付いた。

「あーあ、もう街ねえ。ここで一泊する?まだ、楽しみましょう。ねえ。いいでしょ。」
厭らしい視線で、また楽しもうと誘う。うふふ。ここで花火ってのも。

「御者として、街に着いたら約束も終わり。街に寄る用事もないし、このまま戻るよ。」
あれから、何・・回も。搾られたって。。ヤバイから。でも、また味わいたい。
悩むー。。うーん、悩むー。誘われてるし。

「わかったわ、じゃあ料金っと。御礼に。私を少しだけあげるから、また。会いましょう。」
体を預けて、激しく貪るようにキスをする。

ズズズッ。ズチュ。ズズ。じゅるるる。。ズズ。じゅるるる。

「ひあああッ。ヒィあッ。びゅううう。ビュるウウ。」
ズボンがヌルヌルになる。止まらない、止まらない。奥から、止めどなく出し続けている。

「ドキン。どくん。ドクドク。どろどろ。どろどろ。」
全身が痙攣して、ビクッ。ビクッ。と動くだけ。気絶している。

。。

ジュルル。べろべろ。ズズ。じゅるる。ズズず。じゅるる。ぺちょぺちょ。。ズズず。じゅるる。

「ん?。。んで?」
寝ぼけた顔で周りを見渡すと、自分を見てくる人が沢山にいた。

あいつらすげえ。。スゴいんだぞ。女にずっとしゃぶらせ続けて。ズットだぞ。
この男は鬼畜だな。こんな往来で奉仕させるなんて、激しい鬼畜プレーだよな。

付き合ってる女。すげえいい女なのに、奉仕だけってなあ。

俺たちなら、絶対に優しくエロい女を。あの身体を。イヤラシイ顔で見ている。

ガヤガヤ。わあわあ。周りに人垣が増えてきた。

見ちゃダメ。こんなとこで。。うわ。鬼畜。女の事。処理の道具って思うやつね。

すげー鬼畜って、こんなプレーするんだな。うわお。すげえな。すげえ。羨ましい。

御者も、エリカをどかして慌ててズボンを直す。
「もういい、ありがとう。もういいから。ありがとう。もういいから。」
何これ、え。これって。どーなってる?

「え?いつまでも続けろ。飽きるまでやれって。俺が飽きるまでって、あなたが無理やりに。
そんな。そんなに。ええ?。私って下手でした?。っふ。ひぃ。ひっく。ヒック。」
半泣きした顔で見ている。

最高ね。背徳感。そう、これよ。すごい視線。
うふふふふふふ。気持ちいい。

やっぱり、鬼畜よ。可愛そう。。あいつ。女の敵よ。あんな子を使い捨てだって、飽きるまで。

「仕事は終了したから、戻るよ。ありがとう楽しかったよ。」
周りの視線が、痛いぐらいに突き刺さってくるのを感じた。

「わかったわ、私に飽きたのね。もういいから行って。もう飽きたのね。私は用済みって。」
半笑いで、馬車から降りる。

「旅は楽しかったわ、また私みたいな弱い女を守ってあげてね。」
楽しそうに、笑いかける。

「弱い?まあ、みんなを守れるように少しでも助けていくよ。ありがとう。」
手を振りながら、慌てて馬車を走らせた。

「また会いましょう。私のナイトさん。」
琥珀色の笑顔で男を見送った。

。。。
。。。

「銀仮面よ。よろしく。」

「はい、こちらで確認します。」
カード箱に差し入れて、画面を確認している。

「銀仮面さんですね。はい、ようこそウリュウへ、確認は終わりました。
どーぞ、街へお入り下さい。」
カードを返された。

「え?いいの?」
びっくりした顔で見ている。

「はい、大丈夫ですよ。お入り下さい。次の方。どーぞ。」
ニコニコ、営業スマイルで話してくれた。

なんで?。ここでは、
なんだその仮面は、仮面を外せ。
怪しい格好して、なんだその格好は商売女か?
商売女は、なあ。別の調査が必要だな。。うひひひ。こっちに来い。

ツッコミがいない。うんダメだ。
「ごめん。ごめん。気を回させてごめんね。」
周りの痛い視線が、エリカに突き刺さる。

。。。

ギルド。ギルドで報告。

入っちゃうよ。えへへー。初任務終了。

あ。あれが、虐殺事件の血まみれ。ひぃー。あの女かよ。すごいボディだな。服装も凶悪だし。
やめとくわ。あれは、ムリムリ・無理だって。眺めておくだけに、しておけって。

。。

「本日は報告でよろしいでしょうか?」
事務的に聞いてくる。

「来いって、あの人が言うし。あとお。受けた強盗の件の終了報告?」
モジモジ、可愛らしく答える。
ゆっくり、あの人がーって、男を指さした。
ひいい・・・悲鳴が聞こえる。

「エリカさんからも聞いてますから、普通にして貰っていいですよ。」
少し怒り気味で、話を進める。

「あはは。そうなの、じゃあ強盗は殲滅。武器屋は見てるわよね。殲滅したわよ。
ついでに、強盗はモンスターが食べたいって、食べてたわよ。
くっちゃ。くっちゃっ。バリバリ。。って美味しそうにね。
せっかくだけど、デザートの追加は、しないであげてね。」
凶悪な顔して、話しかけていた。アハハ。あはは。ダメよ。

突然雰囲気が変わって、ビックリして周りが見てきた。

「あんまり、虐めちゃダメよ。可哀想でしょ。スッキリしたみたいだし、あんまり虐めないであげてね。」

ああ。そうね。うふふ。

「報告あるんだし、付き合ってちょうだい。こっちは待っていたのよ。何サボっていたの?」

「ハイハイ、行けばいいんでしょ。」
女について行く。

「通信室、貸して貰うわよ。」
「どーぞ、どーぞ。お使いください。」
「ありがとう。」
スタスタ、ふたりとも二階に歩いていった。

どっちも、スタイルいいよな。
服装も二人ともエロいし、似合ってる。



ここね。ガチャ。

「エリカです。誰かいる?」
「エリカさーん。お帰りなさい、てか、またまた、何かありました?」

「バカに会った件は、連絡済みだよね。高位じゃないけどナンバー有るから注意してね。」
「はい、聞いています。大きいらしいので、大規模で予定してます。」

「少し離れて中型がいて殲滅はしたんだけど、そこのコロニーもでかかったのよね。
少し変かも知れないから、注意してね。何かあれば、連絡ちょうだい。」
「解りました。何かあれば、すぐに連絡します。」

「隣村に御者がいて、私の名前だせば協力してくれるけど、荷物運びにでも雇ってあげて。」
「解りました。いつもご心配おかけして、申し訳ございません。」

「あ、こちらからも、要望の貴族への謁見予定を入れました。ギルドの英雄候補ってので、舞踏会に出れます。」
「ありがとう。でも、何かあったらごめんなさいね。」

「いえいえ、もっと我儘言って下さい。楽しみにしています。」
「今回も、ありがとうね。」
「エリカさんからも、私たちを頼って下さい。出来れば、本部にも顔だして下さいね。」

「じゃ。お互いの旅に祝福を。」
「祝福を」



「ありがとう、終わったから」
「いつでもお越しください、お待ちしています。」

「それじゃぁ、あまり虐めちゃダメよ。またね。銀仮面。」

「ハイハイ。また後で。」

受付の前に行き
「貴族の武闘会の招待受けたんだけど、いつ?」

「明日の夕方に、こちらの邸宅で行います。服装も指定されているので、こちらの店で揃えてください。
諸費用はギルドで持ちですので、店に行っていただければ大丈夫です。」
ドキドキ、機嫌が。ドキドキ。

「そんなに怖がらなくてもねえ。うふふ。」
厭らしい手つきで受付の手を触る。綺麗な手。舐め回すように見る。

「はい、すみませんでした。」
ヤバイ。この女。

「冗談よ。また遊びましょ。うふふ。可愛いのね。」
この子も食べちゃいたい。アハハ。可愛い子。
「ありがとう、またね。」

私、気に入られたの?ドキドキ。

。。。
。。

「先輩さあ、店教えてよ。武闘会でしょ。ああ、あっちね。」
「まあ、貴族ねえ。なんでかなあ。。ね。」
機嫌よく歩き出す。

。。

カラカラ。
「店員さん。ギルドから来ました。武闘会の衣装、お願いします。」
凄いけど、ここなのかな。場違いだよね。
うーん。高そう。こんなの着るの?

え?。店員がビックリした顔で見てくる。
「あのー、失礼なご質問になりますが、舞踏会の衣装で良いのでしょうか?」
こんな格好した子が?確か貴族の舞踏会と聞いているんだけど。

「貴族の武闘会とは聞いていますが、何か違いますか?」
あ。。
「先輩さあ、武闘会?まああ・・さか、舞踏会のほう?。当たり前って、酷い。」
「やだよ、先輩やっといてくれないかな。面倒くさい。」
「ハイハイ、助けてくれてありがとう。わかったわよ。ハイハイ。」

ポカーンとした顔で見てくる。
「あのー。大丈夫ですか?」
完全に疑ってる。

「あはは、これカードです。誤解です。誤解。舞踏会行きますので、よろしくお願いいたします。」
ニコニコ笑いかける。
あはは。あーあ。面倒くさい。
「初めてなので、フルセットでお願いします。」

「え。解りました。全てお任せ下さい。全てご用意致します。」
上客。どんどん盛っちゃおう。上客やったあ。
「全てという事は、下着もエステも。。も。。もという事ですね。
時間がかかりますので、こちらでご宿泊されて、そのまま馬車で舞踏会という事になります。」
凄い。よっしゃー。燃えてきたきた。上客だあ。やったあ。

「あはは。ハイハイ。全てギルド持ちですので、どんどん盛ってください。
宝飾でも靴でも。全部どーぞ。馬車でも御者でもバトラーでも、なんでもいいですよ。
貴族へのプレゼントも上乗せしちゃって。」
おハハ。あはは。もうどうでもいいや。先輩めえ。嵌めたな。

「解りました。誠心誠意。全て揃えて魅せます。お客様は、ゆっくりくつろいで下さい。
まずは、全身を綺麗にする為に、お風呂へお入りください。
その後、全身エステに移らせていただきます。」


エリカの一人旅は、終わらない。
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