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あーちゃん(夏の海)
佐々木さん
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少し前の話になるが、一人暮らしを始めるとなんとなく寂しくて、
会社帰りに商店街を歩いていると、ほとんどの店が閉まっていた。
しかし、ふと目に留まったのは、
祖母が着ていたような古風な服が並ぶ小さな店で、
気になって店の中へ足を踏み入れていた。
その店に入ると、懐かしい服と独特な匂いがして、
その香りを子供の頃に嗅いだような気がしたひかりは、
寂しかった心が、だんだんと穏やかになっていった。
「若いお姉ちゃんが着るような服はないけど、大丈夫かい?」
ひかりが、冷やかしにでも見えたのか、
店の奥から出てきた男が、不思議な顔で声をかけてきた。
「すみません、祖母が着ていたような服が飾られていたので、
ちょっと見てもいいですか?」
「もちろんさ、お客様は神様だからね。気に入ったら試着してもいいし、
もちろん、買って貰ってもいいからね。買って貰えるなら嬉しいなぁ。」
店主は、独特な笑顔でにこやかに話し、また店の奥へと戻っていった。
ひかりが店主から受けた印象は、
祖父と似た視線の送り方や、まとっている雰囲気が独特で、
それが嫌という感じもなく、不思議と心地よい気がしていた。
商品を好きに見ていてもいいと言われて、
店に並んだ服を手に取るものの、「高くない?こんなにするの?」
どれも値段が高くて悩んでいた。
ひかりが難しい顔をして服を見ている事に気付いたらしく、
話すタイミングが出来たと、嬉しそうな顔で店主が近づいてきた。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
自分が名前を名乗っていなかったのに気づき、
「あ、浅見ひかりです。佐々木さん、ですよね?」
相手の苗字が、店の名前と一緒だろうと思い聞いていた。
「そうだよ、佐々木健吾。けんちゃんって呼んで、ひかちゃん。」
祖父が私を呼ぶ時と同じ「ひかちゃん」という呼び名に、
「あはは、おじいちゃんが私を呼ぶ時と一緒だぁああ、
けんちゃんてえぇ。おじいちゃんと一緒ォオ。」
思わず笑ってしまっていた。
「おじいちゃんと一緒って、ひどいなぁ、ひかちゃん。」
二人で笑い合い、温かな雰囲気が広がった。
「けんちゃん、この服、高すぎだよぉ。もう少し安いのないのぉ?」
自分の父親よりも、年上の人に話すような態度では無いのだが、
寂しかった心が、懐かしい祖父と話しているような態度を取らせていた。
「これは昔から同じ値段なんだよ。
若い子向けの服も奥にあるかもしれないから探してみるよ。」
「悪いってぇ。けんちゃん。」
「キニシナイでよ、ひかちゃん。チョット待ってて、すぐに戻るから、
待っているあいだは、店の奥でコレでも飲んでてぇええ。」
そう言うと、佐々木は開けていなかったビール缶を差し出し、
ひかりは、その温くなっているお酒を笑って受け取っていた。
「お酒って、お客さんが来たらどうするの?」
「大丈夫、来ないだろうけど、ついでに店番を頼むよ、ひかちゃん。」
一人暮らしのひかりに特に予定などなく、繁華街が賑わい始める時間に、
店の奥にある居間でお酒を飲みながら店主を待っていた。
少しだけ飲んで待っていると、
古くから奥に置かれていたのか、軽く潰れたりへこんだりもしているが、
服が押し込まれているらしく、重そうなダンボールを奥から運んで来た。
「ドサッ。。これ、どうかな?気に入りそう?」
「ありがとうございます、お酒までいただいてしまって。」
ひかりはダンボールの中を探って服を見ていたが、
「うぅうん。ガサガサ。コレぇ?コレってぇえ?ハァ。」
明らかに自分が着ている服とは違う方向の服で、
あまりしっくりくるものは見当たらなかった。
「やっぱり、ひかちゃんが気に入りそうな服は無かった?
また今度、もっと良いのが奥にあるから今度来た時に見せてあげるよ。」
そんな佐々木の残念そうな顔を見ながら、
ひかりは気になっていたことをぽつりと口にした。
「けんちゃん、変なことを言うけど、絶対に笑わないでね。絶対よ!」
「ん?どうした?」
「私、田舎育ちだから普通の店に入るのが怖くてね。
服も似合うかどうかわからないし、
胸とかお尻が大きくて、サイズがなかなか見つからないのよ。」
「ひかちゃん。」「アハハハハ。ハァああ。どうしてもネェ。」
こんな恥ずかしい話題を、男性にする事などなかったが、
何故か彼と話していると、すんなりと口に出ていた。
「そういうことか。じゃあプロの俺が測って、似合うのを探してあげるよ。」
「えっ。」
「服っていうのは、人に着てもらうためにあるんだからさ。
好きや嫌いで、服を選んだら駄目なんだよ。
ひかちゃんみたいに若い子なら、色々とためさないと勿体ないよ!」
その言葉に、ひかりは思わず笑いながらも納得して、
「アハハハハ。けんちゃんへん。アハハハハ。
じゃあ、似合うのを探してよぉお。アハハハハ。ヨロシクネェえ。」
今日会ったような男にやらせる事でもないが、
寂しい心と美味しいお酒で大胆になったらしく、佐々木に測らせていた。
「93、腕を下げて。スゴイね。アンダー60。コレは服が無いよね。」
「ハァ。。。あははは。デスよねっぇええ。でしょぉお。」
「次はウエストを測るよ。へぇ、細いな。60。。いや、56だな。」
「えっ、本当に?やった!」
「じゃあヒップ。。85。。ン。90?アレ。。うぅうん。85カナァ。」
「いやぁ。はあぁあ。やっぱり、垂れているのかなぁ。そっかぁ。」
そんな軽いやりとりが続く中、
佐々木はひかりに合いそうな服を探し出し、彼女に差し出した。
「これ、どうだい?」
「うーん、ちょっと露出も多いし、派手すぎない?」
「大丈夫だよ、俺のプロの目を信じてくれ。」「ウゥうん。そおかなぁ。」
「ひかちゃんの身体って、コレぐらいじゃないと似合わないよ!」
「そうかなぁ。けんちゃんが選んでくれたしぃい。でもなぁあ。」
最初はひかりも、その大胆すぎるデザインに眉をひそめていたが、
熱心に進めてくる彼の熱意に押されて、服を受け取ることにしていた。
その後も、お酒を飲みながら、二人は笑い合い、
気づけば友達のような雰囲気が漂っていた。
「フゥ。けーんちゃん。いくらぁあ。アレぇ。」
「じゃあ、これをひかちゃんとの友達の記念に、プレゼントをするよ。」
「けんちゃん、それは悪いよ。お金を払うぅ。フゥう。ゴクゴク。」
「ダメ。どうせ店の奥で寝ていた服だから、
ひかちゃんに着てもらうだけで、満足してくれるよ。」
「じゃあ、お酒もおいしいし、
また今度何かお返しをするから、それでいい?」
「それでいいよぉお。でも約束だよ。約束だからね。ひかちゃん。」
「はいはーいいぃ。けーんちゃんと約束しましたぁ。
あははは。ひかちゃんは、けんちゃんのお願いを聞きまぁあっす。」
知り合いもいない都会に一人で出て来て、
話し相手もいなかった彼女の心に、田舎の祖父に似た友達が出来ていた。
佐々木さん
会社帰りに商店街を歩いていると、ほとんどの店が閉まっていた。
しかし、ふと目に留まったのは、
祖母が着ていたような古風な服が並ぶ小さな店で、
気になって店の中へ足を踏み入れていた。
その店に入ると、懐かしい服と独特な匂いがして、
その香りを子供の頃に嗅いだような気がしたひかりは、
寂しかった心が、だんだんと穏やかになっていった。
「若いお姉ちゃんが着るような服はないけど、大丈夫かい?」
ひかりが、冷やかしにでも見えたのか、
店の奥から出てきた男が、不思議な顔で声をかけてきた。
「すみません、祖母が着ていたような服が飾られていたので、
ちょっと見てもいいですか?」
「もちろんさ、お客様は神様だからね。気に入ったら試着してもいいし、
もちろん、買って貰ってもいいからね。買って貰えるなら嬉しいなぁ。」
店主は、独特な笑顔でにこやかに話し、また店の奥へと戻っていった。
ひかりが店主から受けた印象は、
祖父と似た視線の送り方や、まとっている雰囲気が独特で、
それが嫌という感じもなく、不思議と心地よい気がしていた。
商品を好きに見ていてもいいと言われて、
店に並んだ服を手に取るものの、「高くない?こんなにするの?」
どれも値段が高くて悩んでいた。
ひかりが難しい顔をして服を見ている事に気付いたらしく、
話すタイミングが出来たと、嬉しそうな顔で店主が近づいてきた。
「お姉ちゃん、どうしたの?」
自分が名前を名乗っていなかったのに気づき、
「あ、浅見ひかりです。佐々木さん、ですよね?」
相手の苗字が、店の名前と一緒だろうと思い聞いていた。
「そうだよ、佐々木健吾。けんちゃんって呼んで、ひかちゃん。」
祖父が私を呼ぶ時と同じ「ひかちゃん」という呼び名に、
「あはは、おじいちゃんが私を呼ぶ時と一緒だぁああ、
けんちゃんてえぇ。おじいちゃんと一緒ォオ。」
思わず笑ってしまっていた。
「おじいちゃんと一緒って、ひどいなぁ、ひかちゃん。」
二人で笑い合い、温かな雰囲気が広がった。
「けんちゃん、この服、高すぎだよぉ。もう少し安いのないのぉ?」
自分の父親よりも、年上の人に話すような態度では無いのだが、
寂しかった心が、懐かしい祖父と話しているような態度を取らせていた。
「これは昔から同じ値段なんだよ。
若い子向けの服も奥にあるかもしれないから探してみるよ。」
「悪いってぇ。けんちゃん。」
「キニシナイでよ、ひかちゃん。チョット待ってて、すぐに戻るから、
待っているあいだは、店の奥でコレでも飲んでてぇええ。」
そう言うと、佐々木は開けていなかったビール缶を差し出し、
ひかりは、その温くなっているお酒を笑って受け取っていた。
「お酒って、お客さんが来たらどうするの?」
「大丈夫、来ないだろうけど、ついでに店番を頼むよ、ひかちゃん。」
一人暮らしのひかりに特に予定などなく、繁華街が賑わい始める時間に、
店の奥にある居間でお酒を飲みながら店主を待っていた。
少しだけ飲んで待っていると、
古くから奥に置かれていたのか、軽く潰れたりへこんだりもしているが、
服が押し込まれているらしく、重そうなダンボールを奥から運んで来た。
「ドサッ。。これ、どうかな?気に入りそう?」
「ありがとうございます、お酒までいただいてしまって。」
ひかりはダンボールの中を探って服を見ていたが、
「うぅうん。ガサガサ。コレぇ?コレってぇえ?ハァ。」
明らかに自分が着ている服とは違う方向の服で、
あまりしっくりくるものは見当たらなかった。
「やっぱり、ひかちゃんが気に入りそうな服は無かった?
また今度、もっと良いのが奥にあるから今度来た時に見せてあげるよ。」
そんな佐々木の残念そうな顔を見ながら、
ひかりは気になっていたことをぽつりと口にした。
「けんちゃん、変なことを言うけど、絶対に笑わないでね。絶対よ!」
「ん?どうした?」
「私、田舎育ちだから普通の店に入るのが怖くてね。
服も似合うかどうかわからないし、
胸とかお尻が大きくて、サイズがなかなか見つからないのよ。」
「ひかちゃん。」「アハハハハ。ハァああ。どうしてもネェ。」
こんな恥ずかしい話題を、男性にする事などなかったが、
何故か彼と話していると、すんなりと口に出ていた。
「そういうことか。じゃあプロの俺が測って、似合うのを探してあげるよ。」
「えっ。」
「服っていうのは、人に着てもらうためにあるんだからさ。
好きや嫌いで、服を選んだら駄目なんだよ。
ひかちゃんみたいに若い子なら、色々とためさないと勿体ないよ!」
その言葉に、ひかりは思わず笑いながらも納得して、
「アハハハハ。けんちゃんへん。アハハハハ。
じゃあ、似合うのを探してよぉお。アハハハハ。ヨロシクネェえ。」
今日会ったような男にやらせる事でもないが、
寂しい心と美味しいお酒で大胆になったらしく、佐々木に測らせていた。
「93、腕を下げて。スゴイね。アンダー60。コレは服が無いよね。」
「ハァ。。。あははは。デスよねっぇええ。でしょぉお。」
「次はウエストを測るよ。へぇ、細いな。60。。いや、56だな。」
「えっ、本当に?やった!」
「じゃあヒップ。。85。。ン。90?アレ。。うぅうん。85カナァ。」
「いやぁ。はあぁあ。やっぱり、垂れているのかなぁ。そっかぁ。」
そんな軽いやりとりが続く中、
佐々木はひかりに合いそうな服を探し出し、彼女に差し出した。
「これ、どうだい?」
「うーん、ちょっと露出も多いし、派手すぎない?」
「大丈夫だよ、俺のプロの目を信じてくれ。」「ウゥうん。そおかなぁ。」
「ひかちゃんの身体って、コレぐらいじゃないと似合わないよ!」
「そうかなぁ。けんちゃんが選んでくれたしぃい。でもなぁあ。」
最初はひかりも、その大胆すぎるデザインに眉をひそめていたが、
熱心に進めてくる彼の熱意に押されて、服を受け取ることにしていた。
その後も、お酒を飲みながら、二人は笑い合い、
気づけば友達のような雰囲気が漂っていた。
「フゥ。けーんちゃん。いくらぁあ。アレぇ。」
「じゃあ、これをひかちゃんとの友達の記念に、プレゼントをするよ。」
「けんちゃん、それは悪いよ。お金を払うぅ。フゥう。ゴクゴク。」
「ダメ。どうせ店の奥で寝ていた服だから、
ひかちゃんに着てもらうだけで、満足してくれるよ。」
「じゃあ、お酒もおいしいし、
また今度何かお返しをするから、それでいい?」
「それでいいよぉお。でも約束だよ。約束だからね。ひかちゃん。」
「はいはーいいぃ。けーんちゃんと約束しましたぁ。
あははは。ひかちゃんは、けんちゃんのお願いを聞きまぁあっす。」
知り合いもいない都会に一人で出て来て、
話し相手もいなかった彼女の心に、田舎の祖父に似た友達が出来ていた。
佐々木さん
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