不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

文字の大きさ
上 下
65 / 69

「殺して・・・」宇宙へ逝き果てた。

しおりを挟む


はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・


・・・逝く・・・イ・・・く・・・逝っちゃう・・・・



朦朧としていた・・・・


・・・荒い息・・・・


喘ぐ・・・・



包まれていた。


体内を横溢し・・・・躰全てを巨大な杭が横溢している。・・・・そして律動を繰り返していた。


鋼の灼熱が躰内を焼いた。



暖かく包まれていた。


暖かさに守られていた。


密着していた。


寸断することなく、
膣径を律動する杭棒。


・・・・膣径は・・・・躰内は、発熱するほどの暖かさで満たされていた。


・・・抱き締められていた。


腕に抱かれていた。



暖かい・・・・


背中・・・肩越し・・・男の鼓動を聞いた。



胸に抱かれ、

・・・抱き締められ、


貫かれ続けていた。



はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・


・・・壊れる・・・・壊れる・・・・壊れるちゃうよぉ・・・・



・・・すでに、

眼は見えなかった。

白く、霞みがかかっていた。


膣径を貫かれ、

快楽を与え続けられた。


数限りなく・・・・寸分も休まされず、鳴き続けさせられた・・・


躰を抱かれ・・・・躰を貫かれ・・・・・


宙を漂っていた・・・・


「悦楽」という只中に浸され続けた・・・・

波にのまれ・・溺れた・・・


・・・・肉体のみならず、その精神すらを抱き締められていた。



・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・

・・・死ぬ・・・・死ぬ・・・死んじゃう・・・・もう・・・死んじゃう・・・



苦しかった呼吸すらが楽になっていた・・・・



・・・・いや・・・生きているのか・・・・死んでいるのかすらわからなかった・・・・



すでに・・・

躰の悦びではなかった。


魂を愛されていた。

魂が悦楽に浸っていた・・・・・



・・・・・逝・・・く・・・・逝く・・・・



・・・・また、

激しい肉の悦びが襲ってくる・・・・・



動けぬ躰・・・・


焼かれる膣壁・・・・


押さえつけられた躰・・・


抱き締められた躰・・・・



・・・・胸・・・か・・・・


乳首から鋭い肉悦が刺さってきた。


躰内・・・・黄色い電流が駆け巡る・・・・・



膣口・・・・・・胸・・・・耳・・・・・全てに悦びが走る・・・・


・・・・更なる浮遊・・・・


・・・・留まってはいられない・・・・


また、躰が宙へと投げ出される・・・・



掴む・・・・懸命に掴んだ・・・・・爪を立て、懸命に掴んだ・・・・・

この世に留まるために、

懸命に掴んだ・・・・



・・・・・口内にも悦びが撃たれた・・・・


懸命にしゃぶった・・・・

懸命に舌先で掴んだ・・・・


・・・・喘ぐ・・・・


・・・・殺して・・・・殺して・・・・こ・・・ろ・・・して・・・・



荒い呼吸・・・・・酸欠となった・・・・・


意識が白濁していく・・・・・・



・・・・耳元・・・・・男の囁き・・・・・



言葉が脳に突き刺さった。


男、

躰全てに横溢し、

躰全てを貫かれた。


ギシギシ・・・・


ミシミシ・・・・


膣壁を軋ませ、

口腔を軋ませた。


根こそぎ削り・・・・引き摺り出していった・・・・


ギシ・・・ギシ・・・ギシ・・・・


ミシ・・・ミシ・・・・


膣壁・・・口腔・・・・躰のみならず、

世界が軋む音を聞いた。



パン!



躰中。
真白なスパークが駆け巡る。


留まれない・・・・・


留まれない・・・・


指先から零れ落ちていく・・・・


舌先から滑り落ちていく・・・・


全てに稲妻が走った。



・・・・・弾ける・・・・・・!!



・・・・・・全てが外れた・・・・・


留まる箍が外れた。


絶叫を放つ。



躰を脱ぎ棄てた・・・・・


精神・・・・魂・・・生命の根源のみとなる・・・



一直線・・・・・宇宙へと逝き果てた・・・・・・



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

処理中です...