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「殺して・・・」宇宙へ逝き果てた。
しおりを挟むはぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・
・・・逝く・・・イ・・・く・・・逝っちゃう・・・・
朦朧としていた・・・・
・・・荒い息・・・・
喘ぐ・・・・
包まれていた。
体内を横溢し・・・・躰全てを巨大な杭が横溢している。・・・・そして律動を繰り返していた。
鋼の灼熱が躰内を焼いた。
暖かく包まれていた。
暖かさに守られていた。
密着していた。
寸断することなく、
膣径を律動する杭棒。
・・・・膣径は・・・・躰内は、発熱するほどの暖かさで満たされていた。
・・・抱き締められていた。
腕に抱かれていた。
暖かい・・・・
背中・・・肩越し・・・男の鼓動を聞いた。
胸に抱かれ、
・・・抱き締められ、
貫かれ続けていた。
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・
・・・壊れる・・・・壊れる・・・・壊れるちゃうよぉ・・・・
・・・すでに、
眼は見えなかった。
白く、霞みがかかっていた。
膣径を貫かれ、
快楽を与え続けられた。
数限りなく・・・・寸分も休まされず、鳴き続けさせられた・・・
躰を抱かれ・・・・躰を貫かれ・・・・・
宙を漂っていた・・・・
「悦楽」という只中に浸され続けた・・・・
波にのまれ・・溺れた・・・
・・・・肉体のみならず、その精神すらを抱き締められていた。
・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・
・・・死ぬ・・・・死ぬ・・・死んじゃう・・・・もう・・・死んじゃう・・・
苦しかった呼吸すらが楽になっていた・・・・
・・・・いや・・・生きているのか・・・・死んでいるのかすらわからなかった・・・・
すでに・・・
躰の悦びではなかった。
魂を愛されていた。
魂が悦楽に浸っていた・・・・・
・・・・・逝・・・く・・・・逝く・・・・
・・・・また、
激しい肉の悦びが襲ってくる・・・・・
動けぬ躰・・・・
焼かれる膣壁・・・・
押さえつけられた躰・・・
抱き締められた躰・・・・
・・・・胸・・・か・・・・
乳首から鋭い肉悦が刺さってきた。
躰内・・・・黄色い電流が駆け巡る・・・・・
膣口・・・・・・胸・・・・耳・・・・・全てに悦びが走る・・・・
・・・・更なる浮遊・・・・
・・・・留まってはいられない・・・・
また、躰が宙へと投げ出される・・・・
掴む・・・・懸命に掴んだ・・・・・爪を立て、懸命に掴んだ・・・・・
この世に留まるために、
懸命に掴んだ・・・・
・・・・・口内にも悦びが撃たれた・・・・
懸命にしゃぶった・・・・
懸命に舌先で掴んだ・・・・
・・・・喘ぐ・・・・
・・・・殺して・・・・殺して・・・・こ・・・ろ・・・して・・・・
荒い呼吸・・・・・酸欠となった・・・・・
意識が白濁していく・・・・・・
・・・・耳元・・・・・男の囁き・・・・・
言葉が脳に突き刺さった。
男、
躰全てに横溢し、
躰全てを貫かれた。
ギシギシ・・・・
ミシミシ・・・・
膣壁を軋ませ、
口腔を軋ませた。
根こそぎ削り・・・・引き摺り出していった・・・・
ギシ・・・ギシ・・・ギシ・・・・
ミシ・・・ミシ・・・・
膣壁・・・口腔・・・・躰のみならず、
世界が軋む音を聞いた。
パン!
躰中。
真白なスパークが駆け巡る。
留まれない・・・・・
留まれない・・・・
指先から零れ落ちていく・・・・
舌先から滑り落ちていく・・・・
全てに稲妻が走った。
・・・・・弾ける・・・・・・!!
・・・・・・全てが外れた・・・・・
留まる箍が外れた。
絶叫を放つ。
躰を脱ぎ棄てた・・・・・
精神・・・・魂・・・生命の根源のみとなる・・・
一直線・・・・・宇宙へと逝き果てた・・・・・・
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