不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

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「刻み込む」最後の処女孔。

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明るい部屋。


柑橘の残り香。


華子の鳴き声。


・・・・すでに、声は割れてしまっていた。掠れてしまっていた。


美貌からはそぐわない、壊れた鳴き声が上がっていた。


後ろ手に縛り付け、
自由を奪って貫き続けた。


真白な女躰。

桜色の膣口。

樫木ほどに天を突く杭棒。

赤黒く・・・・ドス黒く・・・

淫臭を漂わせ、捻じ込み続けた。

神への冒涜。
そう思わせるグロテスクさだった。


クシャン・・・クシャン・・・


滑らかな、
愛液の弾ける音が響いた。



ボクの身体は・・・


・・・あと、

何回、SEXできるんだろうな・・・・



命を振り絞ったSEXだった。




・・・・・むかし・・・・


ある伝記を読んだことがある。


誰のものか、
どういう物語だったかも忘れてしまった。


しかし、


強烈に覚えていることがある。


物語中。

主人公の男の子が、
「叔父」に会うシーンがある。


物語は戦時・・・太平洋戦争時だ。


その最中。

まだ、少年にもなっていない主人公。・・・・おそらく4、5歳といったところか。



ある日。

叔父が家に訪ねてくる。


幼児と言っていい主人公が、
いきなり、殴られる。


叩かれるではなかった。

「殴られる」だった。


何が起こったかわからない主人公。幼児。


泣くというより、

ただただ、驚く。



叔父が言う。

笑いながら叔父が言う。


こうすれば、

お前は俺を忘れないだろう。・・・と。



場面は、

叔父の、

「出征」の挨拶だったのだ。



叔父は、主人公を殴ることによって、

痛みを与えることによって、


まだ少年にもならない男の子の中に、

強烈な記憶を残した。


一生忘れらえない思い出を刻んだ。



「己が生きた証」


刻み込んだんだった。



・・・・・あと何回SEXができるのか・・・・


・・・いや、


命の期限はいつなのか・・・



ボクは、

強烈に、

華子の中に、

ボクが生きた証を残したかったんだ。



「口から吐き出したら尻孔を破る」



・・・・・もちろん、

SEXの、

「嗜虐の責め」

その念が強くあったのは事実だ。



・・・・そして、

そういう「責め」が、

華子の願望なのだとも理解した上だ。



華子の鳴き声だけが響く。


すでに、

華子は、
「物体」となっていた。


もはや、重力でベッドに張り付くだけの物体だった。


どこか、宙を彷徨い、悦楽の海を彷徨っているのだろう。



「気つけ薬」だ。



・・・・そして、

最大の記憶を刻み込む。



樫木が出入りを繰り返す膣孔。


・・・・・その上、


閉じられた「処女孔」

膣孔と連動し、ヒクつく尻孔があった。



指を突き立てる。

親指。

メリメリと突き立てた。



悲鳴。



断末魔。

殺されるのではないかと言う華子の悲鳴だった。


悦楽の宙から、
この世に戻された悲鳴だった。



抽送を開始する。


膣孔。

尻孔。


両の孔で律動する。


華子が、殺人事件の悲鳴を上げる。


・・・・しかし、逃げられない。



「・・・壊れる・・・・怖い・・・・壊れる・・・・」



尻孔の指。


本能的に、女躰は拒絶する。


尻孔を締めて拒絶する・・・・しかし、
それは、連動して膣孔を締め付けることになる。


灼熱の鋼。

快楽の締め付けを享受する。・・・・・なお一層に膨れ上がる。


膣路をギシギシと・・・・膣壁を削り取るほどに律動する。



「尻孔に指」


・・・・それが、


華子にとっては、

自ら締め付けた膣径によって、

更に、鋼を巨大だと感じることになる。


「両刃の剣」となる。



・・・・そもそも、

「背行為」

バックから貫かれることが、

知らず知らずに腹筋に力を込める体位となり、

膣径を締め付ける。


杭棒を巨大だと錯覚させる体位だ。


・・・・そして、

膣径の締め付けは、

更なる、杭棒の膨張、拡張を生む。



・・・・・最大限に巨大化した杭撃ちが始まる。



「・・・逝く・・・・・逝っく・・・・逝っくぅぅぅ・・・・・!!!!」


逝かせる。


何度も何度も逝かせる。

何度でも何度でも果てさせる。


果て続けさせる。


一気に、


女の躰・・・・SEXを最大限の悦びとする女躰へと開花させる。



「・・・・死ぬ・・・・死んじゃう!・・・もう・・・死んじゃうよぉ・・・・・」



のた打ち回る。


「嗜虐の焔」

焼かれた女躰。

苦悶・・・・悦びの舞を踊る。



深く・・・・深く・・・・深く・・・!!!


脳天までもを撃ち破る。


膣口を貫き、

脳を揺らせて喰い破る!!



華子が壊れた・・・

華子の精神が崩壊した声を聞く。


華子が、

白痴となって絶叫す。



・・・・処女を破った男。


一生忘れさせぬ記憶を捻じ込む。



・・・・・ボクが、


この世に、


「生きた証」


華子に刻み込む!!!



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