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「悦楽の果て」女子の本懐。
しおりを挟むズル・・・ズルっ・・・・
串刺しは、体内を止まらなかった。
ミシミシと貫かれた。
膣内いっぱい。灼熱の鋼が横溢してくる。
はう!!!・・・・・
身体内に閃光が交差する。
転がされる・・・
口中。
乳首を転がされる。
・・・・逝っ・・・・っくぅ・・・・
あと・・・あと・・・ひと転がし・・・・
・・・あと・・・一撃・・・・
ミシっ!・・・・
膣壁が軋む。
その杭打ちで「悦楽の果て」届かなかった。
ユルユルと、
蠢動・・・抽送を繰り返し進んできた。
滑らかに、
膣壁を充たして進んでくる。
確実に進んできた。
確実に撃ち込まれてきた。
確実に貫かれてきた。
・・・・それにしても・・・・
どれほどの巨大さなのか。
進んでも進んでも終着はなかった。
口に含んだ巨大さが蘇る。
先端の、
人体とは思えないほど張り詰めた、
重たげな質量・・・呼吸ができないほどの熱量を思い出す。
・・・・あの、巨大な、淫らしい先端が・・・処女孔・・・ミシミシと進んでくるのがわかった。
圧倒的な存在感だった。
膣壁を押し拡げ、
膣壁を切り裂き進んでくる。
膣壁のヒクつきに合わせて押し入ってきた。
・・・・ズル・・・・ズル・・・・
押し入ってくる圧迫感・・・・
処女の膣壁。
ミチリ・・・ミチリ・・・充満しながら壁面を擦りあげてくる・・・・捻じ込まれてくる・・・
5mm進んでは3mm後退した。
・・・・繰り返す・・・・繰り返す・・・
引き抜かれるときには、
膣壁・・・その肉壁を、
先端・・・亀頭のエラに絡めつかせて引き摺り出された。
快楽ではなかった。
最早、苦しさだった。
・・・・しかし、不快ではなかった。
膣壁を根こそぎ削り落とされる。
膣路を掻き回される。
・・・そこに、破られた痛みが伴った。
はうぅぅ!!!
・・・それでも、
滑らかに抽送される。
最初の窄めた門を破られて以降、
滑らかに撃ち進んできた。
初めて拡げられる膣壁。横溢感に恐れをなした。
我が身に別の生き物・・・・雄が侵略してくるのだ。
文字通り、
「杭打ち」だった。
罪人を処断するが如く、
杭打ちの刑。
まだまだ、撃ち終わる気配がない。
・・・永遠に、貫かれ続けるのではないか・・・
恐怖・・・・
膣路を喰い破り・・・胃を破壊し・・・脳天までに、その槍先が突き抜けるのではないか・・・・
膣内。破られた痛みがあった。
侵略の度、ピリピリと訴えてきた。
はう・・・ああ・・・はぁ・・はぁ・・・・
杭打ちとされた下半身。
裏腹に、自由になる上半身は快楽に踊らされた。
貌を振り、
顎を上げ、
シーツに爪を立て、
悦楽の鳴き声を上げた。
口中。
乳首を転がされる。
滑らかな唾液の中。
痛々しいほどに勃起した、
敏感となった先端を転がされる。
もう一方は、指で挟まれ揉みしだかれた。
また・・・・逝く・・・・
・・・こんどこそ・・・逝きたい・・・・
同じリズムで転がされ続けた。
絶妙だった。
逝き果てるには、耳掻き1/3ほどの強さ・・・そして速さが足らなかった。
上半身の快楽。
下半身の痛み。
綯交ぜとなって漂わされた。
・・・・い・・・・イ・・・イク・・・・
しかし、
決して逝かせてはもらえない。
痛みに揺り戻されながら、
胸を転がされる悦楽。杭打ちの拷問が襲う。
痛み・・・「気つけ」が失神を許さなかった。
突芯。
責められ続け、気を失った。
胸への責めだけなら、再びの失神もあっただろう。
しかし、
ピリピリと、
塩を擦られる膣壁。
それが気つけとなって、
「悦楽の果て」
迎えられない。
迎えさせてもらえない。
イ・・・・い・・・逝く・・・
その手前で、針を刺すような痛みで戻される。
快楽と苦悶。
同時に味あわされ続けた。
繰り返された・・・繰り返し続けられた・・・
煮詰められていく。
グツグツと・・・・
針の痛みがあるがために、決して沸騰には至らない。
今までの、
どれよりもの業火で焼かれながら、
決して沸点を迎えられなかった。
グツグツ・・・煮詰め続けられる。
泡を吹くほどに熱せられながら、決して吹き零れることがなかった。
火塊は真赤に染まっていた。
悦楽のエネルギー。
悦楽のマグマは、
出口を求めて、新たなヒビ割れを走らせる。
焔を吹き上げていた。
・・・しかし、爆発することなく充満していった。
・・・煮詰められる。
煮詰められ、スープとなった女躰。
ミシ・・・ミシ・・・ミシ・・・・
ギシ・・・ギシ・・・・膣壁を軋ませ杭が打ち込まれてくる。
巨大な杭。
横溢してくる膣内。
圧迫してくる苦しさ。
・・・・しかし、
それは、悦びだった。被虐が悦びとなった。
・・・・この身体・・・・壊されたいと願った・・・・
メチャクチャにされたい・・・・
膣壁からは、悦びの滴りが流れた。・・・・浅ましいまでに流れ落ちた。
愛液が杭を包み込み、貫かれる手助けとした。
ミシ・・・・ミシ・・・・ミシ・・・・
膣壁軋ませ、杭が打ち込まれる・・・・
・・・・女なのだと自覚した。
女なのだと思い知らされた。
・・・・悦びの焔に燃やされた。
人生とは・・・
これでいいのではないか・・・
これこそが、人生・・・
女の、
古来より繰り返されてきた、女の悦びではないのか。
好きな・・・
愛する男に貫かれる。
身体の芯を・・・中心に杭を撃たれる。
撃たれる膣壁。
快感にノタ打ち廻らされる・・・・
それは、
絶対服従の儀式だった。
抑えつけられ・・・
苦しいほどに・・・
暴君ほどに愛されることこそが、
女の幸福ではないのか。
己が膣孔で・・・・己が膣壁で、愛する男を包み込み、
その抱擁で、男に快楽を提供し、
男を、己が身体で逝かせる。
これこそが、
愛ではないのか。
愛してる・・・・愛してる・・・・愛してる・・・・
・・・・いつからか呟いていた・・・
呪文のように呟き続けていた。
・・・見つめられていた。
愛しい男・・・・
優しく見つめられていた。
・・・・そう・・・
絶えず、視線があった。
彼は、
常に、優しく見つめていた。
・・・・おそらく、
ずっと、この眼差しを向けられていたのだ。
この眼差しで、
最大限の注意をはらって、私の身体を扱ってくれていたのだ。
私に、
最大限の快楽をくれた・・・・それは「愛」だった。
真赤に燃え盛る火塊。
杭打ちに揺れる身体。
鳴き声が響き続ける。
「しがみつけ」
優しい眼。
彼が言った。
舌を絡ませた。
ふたりの全て、
万感の想い・・・・その全てが舌先から流れ込んできた。
全てで絡まった。
腕・・・指・・・
舌・・・脚・・・
口腔・・・膣路・・・
身体・・・想い・・・全てで絡みあった。
全てが交錯した。
・・・・・!!!
緩やかな衝撃が走る。
・・・ついに、
杭打ちを・・・全てを飲み込んだ。
灼熱の鋼。
膣内に収め切った。
互いの股間と股間が密着した。
文字通り、
「ひとつになった」
ふたりの身体。
ひとつになった。
彼の全てがわたしに納まった。
覆い被さってきた。
抱き締められる。
彼に抱きつく。
彼にしがみついた。
膣中。
ジンジンと熱い。
・・・・動き出す。
灼熱の鋼。
動き出す。
はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・
規則正しい鳴き声が上がる。
撃たれている。
巨大な杭で撃ち付けられていた。
わたしは・・・・
脚を自ら拓き、
最大限の淫らしき姿で迎えうつ。
彼を1mmたりとも逃がすまいと思った。
股間を最大限に拓き切り・・・股間を・・・膣口をせり出たせ・・・彼の全てを膣内に収めたいと願った。
・・・・願いが叶う。
彼を、全て咥え込んだ。
巨大な・・・・灼熱・・・・真赤に燃え盛った鋼の肉棒。体内、抉るように突き刺さってきた。
ズン・・・ズン・・・
ヘビー級のパンチが膣口・・・処女孔に放たれる。
尚も、突き進んでくる・・・尚も突き抜かれる。
1mmたりとも・・・
根元の根元までに捻じ込まれる。
根元の根元までに咥え込む。
「逝ってしまえ・・・」
耳元で囁かれた。
子宮がキュンと鳴った。
耳の穴。
舌先が刺してくる。貫いてくる。
ピチャピチャと、脳内をしゃぶられた。
・・・・・イ・・く・・・・・い・・・く・・・・
針となった舌先。
脳を掻き回す。
ズン!!
体内。衝撃に染まる。
「悦楽の真珠」
股間から火花が散った。
真白な電流が走る。
杭は根元までに打ち据えられていた。
ズル・・・・ズル・・・
杭が律動するたび、
股間を・・・・
「悦楽の宝石」
快楽の真珠が擦りつけられた。
煮詰め続けられた女躰。
「メス芯」
これでもかと勃起させていた。
抑えつけらえた火塊。
突芯を最大限に張り詰めさせていた。
・・・・そこを擦り上げられた。
ズル・・・・ズル・・・ズル・・・・
男の陰毛のそよぎすらが、
最大限の快感を走らせる。
気が狂うほどの悦楽を生んだ。
・・・・ズル・・・ズル・・・ズル・・・・
規則正しい責め。
真白な光。
全ての電流が子宮を貫く。
・・・・そのままに、脳天までに突き刺さる。
体内。
悦楽のマグマ。全てが噴火を始める。
走った裂け目から、悦楽の龍がうねり出す。
全てが砕け散った。
眩い閃光が走る。
裸体。真白に光り輝く。
いく・・・・イく・・・・逝ぃ・・・
彼の背中。
軋むほどにしがみついた。
軋むほどに爪を立てた。
地響きの痙攣。
髪の毛・・・腕・・・膣壁・・・・足・・・全てが戦慄いた。
「逝・・・くぅ・・・・
・・・・・逝っくぅぅ・・・・・!!!」
全ての先端から放電が走った。
全てが律動に蠢く。
・・・・腕が落ちていく・・・・ベッドに崩れ落ちていく・・・・
首がシーツに沈み込んでいく・・・。
抱き締められていた。
閉じられた瞳。
涙がひとすじ流れた。
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