不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

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「晒された胸」灼熱の杭打ち。

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・・・・・視界は靄の中だった。


意識が戻れば抱きしめられていた。

男の腕の中・・・胸の中にいた。


・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・


荒い呼吸。

それでも、

楽になっていた。

しかし、
変わらずに、笛が鳴るような音がしていた。・・・・喉が枯れていた。喉が焼けていた。


ドタリ・・・


他人のもののように右腕がベッドに転がった。

ベッドに寝かされる。


抱えられ、
後ろ手の戒めが外されていたのだと気づいた。


首の下に男の腕があった。


・・・・ようやく、視界がハッキリしてきた。


男が半身を起こして貌を覗いている。


戒めだけじゃなかった。

ブラジャーまでも外されてしまっていた。


恥ずかしい・・・・


初めて胸を見られた。

これまで、
全ては、
ブラジャーの上からだった。

裸身を晒すのは初めてだ。


・・・・しかも明るい部屋。

羞恥が込上げる。

・・・・さっきまで、散々に股間に・・・・膣口に舌による愛撫を受けてきた。

今更恥ずかしがるのはおかしい・・・・・

しかし、


「見られている」


股間とは違い、
男の顔が、すぐそこにある。
より、羞恥心が・・・・視線が刺さった。


・・・しかし、

身体は動かなかった。

未だ、「雲の上」だ。

身体は自分のものではなかった。


見つめ合った。


「喉、湧いたよな・・・・・」


男が笑っている。

なんという優しい笑顔を見せるんだろう・・・・


ベッドサイド。

男がペットボトルをとる。

口に含む・・・・・

そのまま、

キスをしてきた。


水が流れ込んできた・・・・


砂漠で与えられたかのよう。ゴクゴクと飲む。

身体のみならず、口すら上手く動かない。・・・零れた。


繰り返された。

2度・・・・3度。


やっと、人心地ついた。



首の下。

通っていた男の腕。

顎を掴まれ、

貌を右に向けさせられる。



その首筋に唇が這った・・・・舌が這ってきた・・・


はうぅぅ・・・・


・・・・なんという心地良さなんだろう・・・・


なんと穏やかな心地良さなんだろう・・・



暖かい・・・

春のような穏やかさだ・・・・

男に抱かれている。

男の身体が密着していた。


体温・・・人肌がこれほどの幸福を生むとは知らなかった。


・・・・うううぅぅ・・・・はぁ・・・・・・


首筋のキスが上がってくる・・・

耳たぶ・・・・耳の淵・・・・


優しく唇が這ってくる・・・・舌先が襲ってくる・・・



・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はう・・・ああぁぁ・・・・


すぐに、快美に身体が染まっていく・・・・


巨大な噴火を起こした女躰。

沸騰のマグマが爆発したとはいえ、
未だ、体内には火塊があった・・・・・あまりに巨大な熾火となっていた。


這う唇・・・その熾火に酸素を吹きかけた。

唇の後から、愉悦の焔が波打った。


舌先が触れた痕には、

パチパチと皮膚が音を立てた。火花が散った。

悦楽の神経。
ボッ・・・っと、逆立っていくのがわかった。



はぁ・・・はぁ・・・はう・・・うぅ!!・・・・はぁ・・・


すぐに「鳴き声」が上がる。

淫靡な嬌声が上がる。



・・・・どれくらい失神していたんだろう・・・・

おそらく、数分もないだろう。・・・・いや・・・宙を彷徨う間も悦楽に漂わされていた。


「壊れる」

「狂う」

「殺して・・・・」


そこまでに追い詰められた。


本当に壊れてしまうと思った。


・・・・それを防ぐために気を失ったのではないか・・・

気を失うことで、

精神の崩壊を防いだのではないか・・・・


そこまでに、

凄まじい「悦楽」だった。



「壊れなかった」

「死ななかった」


・・・・しかし、

それは、

そのまま、

「マグマの蓄積」を意味していた。


男の唇。

男の舌。


・・・すぐに、着火した。


巨大なマグマに、

再び命を吹き込んできた。


身体の中を電流が駆け巡った。


ゾワゾワと、

身体中の神経が逆立つ快楽が襲ってきた。


・・・・男は、左腕に乗るように・・・・抑え込むように、私の左側に陣取っている。


そして、

首下に通した右腕が顎を掴んでいた。

右を向かせて、

晒された耳を甚振っていた。

淵を甘噛みし、

窪みに舌先が躍った。


・・・・ネチャ・・・・ネチャ・・・・ネチャ・・・


耳の穴から、
直接、淫らしい・・・・自らを獲物とする音が響く。

脳に直接捻じ込まれる・・・



・・・・再び、

唇が、首筋に降りて行く。

舌先が首筋を這った。

・・・・鎖骨に這う・・・・


顎を掴んだ指・・・・伸ばされて右腕を掴まれた。

シーツの上。抑えつけられた。


「磔」とされた。


胸を最大限に晒された。


・・・そこを、

ネチリと舌が這う。


鎖骨から、乳房の裾野へと舌先が進んでくる。


唇が触れれば、甘いさざ波が立った。

舌が這えば、
官能の神経を直接に舐られたかの、濃厚な甘美が襲ってきた。

異なる魅惑のハーモニー。
交互に、ふたつの責めがやってくる。


乳房がピンと張り詰めていくのがわかる。


充血していく・・・・

乳首が反り返っていく・・・硬くなっていくのがわかった。


綺麗な桜色。

真っ白な裸体。


その周辺に舌が這っていた。


磔とされ、

尖らせた乳頭を見られている。


明るい部屋。


股間を責められるのとは、

また、違った恥ずかしさがあった。


桜色・・・処女の・・・初めて男に晒した乳首。

中年男の、淫らしい息がふりかかる。



はうぅぅ・・・・うううぅぅぅ・・・



羞恥。辱め。

・・・・しかし、

同時に、愛撫を求めた。


マジマジと視線で嬲られるほうが苦しかった。



・・・はぁ・・・はぁ・・・はうぅぅ・・・・くくぅぅ・・・・・


歯を食いしばる。

薔薇色の吐息が漏れる。


・・・・・ガーターの脚。

擦り合わされる。


今や、

舌先は、

ピンク色の乳輪近くをなぞっていた。

もう片方の乳房。

ヤワヤワと揉み解されていた。


これまでにも、

胸を揉み拉かれ、

乳首を転がされて逝かされてきた。

全ては、ブラジャー超しの責めだった。


回数を重ね、

感度が上がっている。

必ずに、


「逝く」

その秘所となっていた。


・・・・そこに、初めて、舌先が迫っていた。


重いほどに張り詰めた乳房。

痛いほどに尖った乳首。



今すぐに、

舌先は乳輪を嬲りそうだった・・・輪郭を這っていた。



貌を振る。


両の腕が、

指が、

シーツを掴んだ。



・・・・気が付けば、

男は、覆い被さっていた。

胸元。
蠢く、男の頭があった。



・・・・逝きたい・・・・

・・・・逝きたい・・・


・・・・舐られたい・・・・



「メス芯」


口中で転がされた悦楽。

身体に刻印となって残っていた。


・・・・その責めが蘇る。


気を失うほどに・・・・壊れるほどの悦楽


・・・・乳首を口に含まれれば・・・

口中で、

ザラつく舌腹で転がされれば、

どれほどの甘美に撃たれるのか・・・・



・・・・・ジュン・・・・


膣口から溢れ出すのを感じた。


ドクンと、
愛液が染み出すのがわかった。



・・・・その膣口に熱を感じていた。


ジュっと・・・愛液が音を立てて蒸発するほどの熱量・・・・灼熱に燃え滾った獣がいた。


鋼が・・・・

灼熱の鋼が、処女の・・・・処女の・・・

愛液に塗れた、処女の膣口にあてがわれていた。


涎・・・果汁・・・・

淫液を滴らせた、


「処女孔」


灼熱の杭。


今、貫かんと、

切り裂かんとしていた。




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