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「果てなき責め」宙へと舞った。
しおりを挟むはうぅ!・・・・うううぅぅ・・・・
・・・もう、息ができなかった・・・・
ベッドの上。
自由になる上半身。
貌を振り、悶え狂った。
すでに、
仰け反る体力も失っていた。
あまりの快楽。
苛まれる責め苦。
呼吸ができなかった。
酸素がなかった。
涎を垂らし、
笛のような呼吸音が鳴る。
悦楽の空を漂わされていた。・・・フワフワと雲を漂った。
最早、肉体はない。・・・意識だけが快楽の空にいた。
抑えつけられ、拓かれた脚。
股間に這う舌先。
新たな責めが始まっていた。
ぎゃうううううう・・・・ぅぅぅ・・・・・!
文字通りの悲鳴を上げた。
・・・・舌先が針となっていた。
針が真珠の淵を刺した・・・・真珠・・・包皮・・・その隙間を舌が這う・・・
剥き出されている・・・「真珠」・・・さらに、包皮から、発掘されるが如く、舌先が掘り起こす。
最大限の「剥き出し」とされた。
人生で初めて空気に触れた・・・・悦楽の神経・・・・剥き出しとなった、快楽の源泉。その神経。
針先が襲う。
舌先が嬲る。
舌先が舐る・・・・
転がされる。
初めて空気に触れる粘膜。神経。
針となった舌先が襲った。
逝く・・・・逝くの・・・・逝・・・く・・・くぅ・・・!
勃起に勃起を重ねた、
快楽の源泉。
その剥き出しとなった神経に舌先が這った。
ひとたまりもない。
残りの酸素。
全てを使って仰け反った。
痙攣するほどに堕ちた。
・・・すぐに、また逝く。
逝かされてしまう。
逝かされ続ける。
・・・・・きゃううぅぅ・・・!!!!!
・・・・やめ・・・て・・・・
・・・・ゆる・・・して・・・・ゆ・・・る・・して・・・
おね・・がい・・・・お・・・ね・・が・・い・・・
過呼吸の中。
瀕死の態で喘いだ。
断末魔。
許しを請う。
助けてと懇願した。
・・・・しかし、舌先は許さない。
更なる追撃が襲う。
弾いた。
拳となった舌先。
七色に光る快楽の宝石。
最大限の勃起。
最大限に膨れ上がった「淫らしき真珠」
弾かれた。
舌先。槍先を叩きつけられる。
槍先で弾かれる。
槍先の連打が襲う。
左右から・・・上下から弾かれる。
全くの、容赦のない攻撃が繰り出された。
女躰。
閃光が駆け巡る。
脳までに尖鋭な電流が突き抜ける。
・・・ダメ・・・・いや・・・
・・・ぐ・・・ぎゃうぅぅぅ・・・・・!!!!
・・・・・イ・・・くぅ・・・・
・・・・逝・・・っくぅ・・・・
・・・・イっく・・・・ぅぅぅぅ・・・・・!!!!
断末魔の絶叫。
命の果ての咆哮。
鋭い槍先が交差する中、
女躰。
奥底から何かが燃え上がる。
巨大な焔の塊が吹き上がる。
深層に溜まった、
グツグツと燃え滾るマグマ。
噴火を求めて・・・・出口を求めて湧出る。
ゴボゴボと、火塊が沸き起こる。
口をつく、譫言。
殺して・・・・殺して・・・・殺して・・・・
・・・・殺してください・・・・
ザラつく舌が真珠を擦りつける。
針先が連打を撃つ。
地響き。
身体の奥底から地鳴りが湧いた。
い・・・く・・・・いくのぉ・・・・逝く・・・・いくぅぅぅ・・・・
・・・・仰け・・・反る・・・・
痙攣を起こしながら、
ブルブルと震え、
快楽に慄き、
後ろ手に縛られた女躰。
ドドドドドド・・・・・・
身体の奥底から、
音がするほどに噴火した。
散々に湧き滾らされた、悦楽のマグマ。
ついに、
溶岩が噴出した。
体内。大噴火の爆発が起こる。
精神が宙を舞った。
地上全てを突き抜け、
眩い光のエレベーター・・・・時空を超えて昇っていく。
・・・漆黒の空間までに突き抜けた。
ポン・・・・
弾かれた様。宇宙に放り出された。
幽体離脱の如くだった。
空を飛んだ。
空を突き抜け、宙へと舞った。
・・・・私は意識を失ったんだった・・・・
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