不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

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「効かない薬」被虐の水音。

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「嗜虐」に染まっていた。


「良識」という衣が、
柑橘の香りによって剥がれ落ちていた。



濃紺のブラとパンティーだけ・・・・そこに、伸びやかな脚を誇張するガーターストッキング。


裸体に黒のレースが映える。

真白な太腿。絶対領域が眩しかった。


その華子を後ろ手に縛った。


・・・・このまま、

煮て食おうが、焼いて食おうが思いのままだ。


・・・・このまま、

尻を掲げさせ・・・尻たぶを拓き・・・縛り付けた両手を掴んで貫くことすらできる。



・・・・全ては、

手の中にあった。

華子の「生殺与奪」・・・全ては、この手にあった。



呆然。・・・何が起こったか理解する間もない華子。
下手人よろしく引っ立てた。


バスルームに入る。


大きな湯舟だった。・・・・かなりの広さだ。


部屋に入って、
すぐにベッドへと進んだのでわからなかった。

隅々に、豪華な調度品が並んでいる。
豪奢なホテル・・・・かなりのランクの部屋なのだと気づいた。


バス、トイレ・・・備え付けの数々が優美だった。


・・・・しかし、

今は、

そんなことは知ったことじゃない。



「嗜虐」に赤く染まっていた。



華子を縛るロープを掴んだまま。

便座を上げる。

そのまま、ジッパーを下げて放尿した。

勢いよく尿が便器へと放物線を描く。


掴んだままの後ろ手・・・・まるで華子を穢してるような音・・・尿の弾ける音が響く。



・・・・冷静な自分がいた。


「勃起しない」


この状況舌ですら、

陰茎には全く変化がなかった。・・・・柔らかいままだ。

何の問題もなく放尿ができた。


本来なら、勃起して、小便などできるものじゃないはず・・・・それが、柔らかいままだった。

陰茎は、

単なる、

「小便の管」と成り果てていた。



・・・・勃起薬は効かないのか・・・・・?



便座を下ろす。・・・・そこに華子を座らせた。


目の前にしゃがみ、

一気にパンティーを剥ぎ取った。



「しな・・・・オシッコ・・・」


真正面に立って言い放つ。



後ろ手に縛られている。

ブラジャーはしたまま。

ガーターストッキングのままトイレに座らされた。

眼は虚ろ・・・官能の色だ。


それ以上は何も言わない。

目前に立って見下した。



「・・・い・・いや・・・」


華子の目の前。

剥ぎ取ったパンティーを拡げた。

愛液が・・・粘ついた処女の果汁をマジマジと見つめる・・・・華子の貌と見比べる。


「・・・ダメ・・・見ちゃイヤ・・・」


懇願して首を振る。


恥ずかしさの極致だろう。

目の前で、

自らが汚した下着を拡げられる。


後ろ手に縛られた上半身。

モジモジと下半身が・・・脚が擦り合わされている。


「生殺与奪」

握った処女の懇願。

哀願の眼。



更なる「嗜虐」の燃料となる。


ズボンを脱ぎ、

パンツを脱ぎ去る。


華子の前に立つ。



「お口でしな」


口元に、陰茎を突き出した。

・・・・目の前、放尿したばかり・・・残尿が滲んでいる・・・・その、中年男のペニスを突き出した。


おずおずと、華子が口に含んでいく。


・・・ヌルリと・・・柔らかな処女の口中に含まれた。


パッと、
一瞬で脳内が官能の薔薇色に染まった。

「小便の管」

それを中心に、砂糖菓子が蕩けて消えていくほどの甘さ。身体を駆け抜ける。



・・・・女を見下す。


美しい・・・・

美しい華子にしゃぶらせていた。


韓流アイドルに引けをとらぬ美貌。

同じように、ツンとした・・・冷笑を浴びせるような顔立ち。



相手にされない・・・・

絶対に相手にされない女だった。


道端で・・・・道路で・・・


建設作業員の・・・労働者の風体では、

絶対に相手にされない女だ。


・・・・いや、

そうでなくとも、相手にされないだろう。


そもそも、
親子近くにも歳の差がある。


この女を相手にするのは、

本来、

この女を抱くことができるのは、


才能豊かな音楽家・・・

あるいは、

富や名声を手に入れた世界の住人だろう。


ベンツ・・・・

高級住宅街の邸宅・・・


全てが、

不釣り合いだった。


・・・・その女を狂わせた・・・

指先ひとつで悦楽を漂わせた・・・

逝かせ続けてきた。


その証拠の品。

水を含んだほどに濡れそぼったパンティー・・・・愛液の痕・・・


・・・・鼻へ・・・

香しい匂いを嗅いだ・・・


華子の上目遣い。


「ダ・・・ダメ・・・」


言わせない。

頭を押さえて、

さらに口中に突き立てた。


「舌使いな・・・・」


女。

自ら前後に頭をゆすりながら、

口中で舌を踊らせる。


闇雲だ。

闇雲な舌使いだった。


モジモジと、脚を擦り合わせながら口を・・・舌を使っている。


処女だ。

初めての経験だろう。


その稚拙さが、

さらなる嗜虐に燃料をくべた。・・・・オスとしての優越をくすぐった。



見下ろしながら。


服を脱ぐ。

シャツを脱ぐ。



女の頭を抑えて、口を使う。・・・・舌使いを味わった。


快楽が押し寄せてきた。

涎が零れるほどの快楽だった。


・・・・・!!


漲っていくのがわかった。


血流を感じた。

今まで閉じていた血管が、開いていくのが・・・・血流というエネルギーが満たされていくのがわかった。



「小便の管」

その栓が開いたのがわかった。


「鋼の杭」へと変貌していった。


体内。

全ての血流が陰茎に流れ込んでいくようだった。



・・・・・堪らない・・・・

・・・・堪らない・・・

・・・堪らない・・・・


堪らない快感・・・・


堪らない気持ち良さだった。


だらしなく口を開き・・・

今にも涎を零れささんばかりだ・・・・



・・・・我慢できない・・・・


・・・我慢できない・・・・


体内の引き金が引かれそうだった。


凶暴に荒れ狂いそうだった・・・・



我慢できないのは華子も同じか。

両の脚が艶めかしく擦り合わされている。


華子の頭を掴んだ。


口を使う。

口中に鋼の杭を突き立てる。


腰を使い、

喉奥の処女を破っていく。



「SEX」だった。


すでに、

処女の口腔を使ってのSEXだった。


突き立てる。


突き立てる。



華子の淫らしい口。

涎を滴らせ、

涎を流してオスへと奉仕する。



突く!

突く!


・・・・手を伸ばす・・・


ブラジャーに手を伸ばす。

カップの中に指を進める。


人差し指、中指で乳首を挟んだ。・・・そのまま、乳房を鷲掴みとして揉み解す。


口中。

杭を突き立てる。

ジュっと火傷するほどの鋼の杭。

舌を焼く。

喉を焼く。


喉奥。

突く!

突く!!!



水音が響く。


擦り合わされる華子の脚・・・・

小刻みに鳴るガーターに包まれた両脚・・・


被虐に染まった華子。

発熱に震える女体。


ゆばりの音だった。


放尿の音が響いた。



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