不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

文字の大きさ
上 下
22 / 69

「羞恥の責め」彼女の理由。

しおりを挟む


スエットに右手・・・・指先を侵入させていく・・・



華子が脚を閉じる。

指先の侵入を防ぐ。


閉じ合わされた脚によって、指先は行き止まりとなった。



・・・・・軽い違和感をおぼえた。

脚を閉じられるとは思わなかった。




ボクの左腕は離していない。

華子の頭を抱え、顎を押さえたままだ。



・・・・・剥き出しとなった華子の右耳。



そのまま嬲るように甘噛みする・・・・



「はう・・・・ううぅぅ・・・・」


さっき、
一度絶頂を迎えた女体。

その性感帯の耳を、再び甘噛みされる。



「きゃうぅ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」



再び性感に火が放たれる。

歯が、

甘噛みが、

矢となり、華子の性感を掘り起こしていく。



華子は、


「耳」が弱点だった。


・・・・耳は、ほぼ全ての女性の性感帯だけど。



特に弱かったのは、


「耳の穴」だった。


尖らせた舌先を挿入していけば、


パッと一気に燃え上がった。



・・・・おそらく、


「耳穴」自体が性感というわけじゃない。

耳穴という「細い穴」・・・・そこを、尖らせた舌先で破られていく・・・・こじ開けられていく感覚に官能の焔が燃え上がるんだろう。



・・・・そして、顎を押さえつけられれば、尚一層に感度が上がった。



ことさら、手に力を入れて顎を押さえつけた。



「カリっ!」

音がするほど・・・・華子にわからせるほどに耳を噛んだ。



・・・・そう・・・


華子の好きな愛され方は・・・・・


好きな責められ方は・・・・・



「脚、開くんだ」



耳元で囁く。

敢えての命令口調だった。



「・・・・はい・・・・・」


華子が、弱々しく・・・・か細い返事をする。


・・・・いつもの「THE・宝塚」

別人の華子がそこにいた。



・・・・・おずおずと・・・・おずおずと・・・・両脚、太腿が開かれていく・・・・・



指先を侵入させていく・・・・



・・・華子が脚を閉じるとは思わなかった。

少し傲慢な考えだけれども・・・・




贅肉のない下腹部。


触っている。


触られている。


意志を伝えながら指先を忍ばせていく・・・・


顎を押さえつけ、耳を甘噛みしたままだ。



コンビニ駐車場で、

初めてキスをして以来、

華子は、

ボクに「されるがまま」だった。



・・・・・おそらく・・・


早い段階から・・・


華子は、

ボクとSEXすることを考えていたんじゃないかと思う。


たぶん・・・


理由は色々あるだろう。



・・・そして、


ボクの正体が「ポンポコポーン」


彼女の憧れの存在・・・・ヒーローのような存在・・・・その「人物」だとわかってからは、


「SEXする」


その決心を絶対的なものにしたんだと思う。



だからこそ、

ボクの「なすがまま」となった。


それは、



「貴男に全面的に身体を任せます」



その意思表示なんだと思っていた。


だから、

初めて胸への愛撫を受けた時も、

1mmも嫌がる素振りを見せなかった。

むしろ、


「触ってください」


そう言うが如く、胸を突き出してきたくらいだ。



・・・・そして、

そこまで信頼されているからこそ、

ボクは、

華子を抱こうと決心したんだった。


・・・・ちょっと、言葉は違うけれど、



「意気に感じた」


そういうことだった。



「SEXする」


互いにそう決めている。


互いが、病床の身だ。



普通の人たちより、


「人生の残り時間」が少ない。


その自覚はある。



「恋愛」の駆け引きや、騙し合い。

そんな余計な時間を費やすヒマはない。



だからこそ、


彼女は、「押しの一手」で、


ボクとのSEXを決めてしまった。



そんな態度の中、

スエットに入れた指を拒否されたのは、

なんだか、ちょっと引っ掛かった。


・・・いや、「引っ掛かり」というほど、大きなものでもない。


むしろ、

スエットに・・・・下半身に手が伸びてくれば、

誰でも、

本能的は防御が働くわけで・・・・

当たり前の条件反射のようなものだと言えるわけだが・・・・



贅肉のないお腹をすり抜け・・・・

さらに、指を下げていく。



・・・・ついに、

パンティーの上縁へ・・・・



ギュッ!!



堪らず、華子が再び脚を閉じる。

ボクの指先を挟み込む。



「閉じるな・・・・」



耳元で再度命じる、


舌先を穴へと捻じ込んでいく・・・・・


華子の最大の弱点を嬲った。



「はう・・・うぐぐぐぅぅぅ・・・・」



顎を押さえられ、

逃げることも、仰け反ることも許されず、

耳穴を蛇頭で犯されていく・・・・


獲物とされた子犬のような呻き声を上げた。



両脚が戦慄きながら開かれていく。


完全に開かれるまで待った。


自ら「脚を開く」


その最大の羞恥を味あわせるためだ。



拡げられた太腿。



三度、

指を侵入させていく・・・・


伸ばした指先・・・・一番先を進むのは中指だ・・・・



こんもりと官能美の柔らかさを示す恥丘へ・・・・



華子の震えが左腕から、

侵入させる指先から伝わってくる。



開かれた脚が戦慄いている。

華子は、精いっぱいの辱めに耐え、脚を開き耐えていた。



指先が進む・・・・



「はうぅ・・・・!!」



微かに、尖った・・・・パンティーの上からですらわかる「雌芯」に触れた・・・・・



さらに、指を伸ばしていく・・・・・・



「はぁ・・・はぁ・・・はううぅぅぅ・・・・・」


華子が泣きそうな声を漏らした。


官能の鳴き声ではない。


「泣き声」だ。



・・・・・?・・・?!



耳穴を抽送していた舌先が止まった。


パンティーは・・・・魅惑の縦皺は・・・・

水を溢したほどに濡れていた。

伸ばした指に滴るほどだった。



「・・・・淫らしい女だなぁ・・・・・」



わざと、ほくそ笑むように囁いた。



指先で、
パンティーの上からスリットを・・・・魅惑的な縦筋を描く、膣口に・・・淫らしく這わせた・・・・


初めてだろう。


初めて、男に膣口をなぞられる。



「・・・・・こんなに濡らしてたんだな・・・・触って欲しかったんだろう・・・・?」



「・・・い・・・・いや・・・・」



羞恥心に塗れた若い女の声だった。

高い身長。

背筋を伸ばして闊歩する。

韓流スターの華子はそこにはない。


まるで、少女のような、羞恥に狼狽した泣き声だった。



「本当は・・・・ずーーーっと、触って欲しかったんだろう・・・・パンティーの上からでも糸を引くほどヌルヌルしてる・・・・・」


スエットの中。

わざと、撫でては離し、糸を引く様を示した。



「いや・・・・いや・・・・は・・・恥ずかしいです・・・」



華子が、真赤となって首を振った。



・・・・そうだったのか・・・・


華子が脚を閉じた理由。

指の侵入を拒んだ理由。


それは、

この愛液の滲みだったんだ。


この淫らしい染みを知られたくなかったわけだ・・・



・・・・しかし、

これほど「男冥利」に尽きることはない。



ボクの愛撫に感じているという証拠だ。



「もっと・・・滴らせてやるからな・・・・」


ニヤついた冷笑で囁く。


・・・・ならば、

もっと恥ずかしく・・・・もっと羞恥を与えてやる・・・・


指でスリットをなぞりあげる・・・・



「ひゃうぅぅ!!」


華子の鳴き声。

・・・そして、

「愛液を滲ませた」という恥部をなぞられる泣き声。・・・呻き。



官能豊かな女体は、

男にとって、この上ない「宝物」だ。



・・・・これから、

初めて「下半身」への責めを加える。

華子は処女だ。

その全ての「責め」が初めての経験だろう。


これまでの「頂点」が、

女体、強力な性感帯である「乳頭」への責めだった。

華子は、それによって「逝く」という感覚を掴んでいた。


・・・・これから、

それとは比較にならない「雌芯」への責めを開始する。



「宝物の身体」


新たな開発を行う。


・・・・華子がどのような鳴き声・・・どのような痴態を見せるか・・・・



久しぶりだ・・・・


久しぶりに・・・

失った感覚が・・・

想いが・・・・


ボクの中に「嗜虐」の情が・・・小さな焔が灯っていた・・・・


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

処理中です...