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「羞恥の責め」彼女の理由。
しおりを挟むスエットに右手・・・・指先を侵入させていく・・・
華子が脚を閉じる。
指先の侵入を防ぐ。
閉じ合わされた脚によって、指先は行き止まりとなった。
・・・・・軽い違和感をおぼえた。
脚を閉じられるとは思わなかった。
ボクの左腕は離していない。
華子の頭を抱え、顎を押さえたままだ。
・・・・・剥き出しとなった華子の右耳。
そのまま嬲るように甘噛みする・・・・
「はう・・・・ううぅぅ・・・・」
さっき、
一度絶頂を迎えた女体。
その性感帯の耳を、再び甘噛みされる。
「きゃうぅ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
再び性感に火が放たれる。
歯が、
甘噛みが、
矢となり、華子の性感を掘り起こしていく。
華子は、
「耳」が弱点だった。
・・・・耳は、ほぼ全ての女性の性感帯だけど。
特に弱かったのは、
「耳の穴」だった。
尖らせた舌先を挿入していけば、
パッと一気に燃え上がった。
・・・・おそらく、
「耳穴」自体が性感というわけじゃない。
耳穴という「細い穴」・・・・そこを、尖らせた舌先で破られていく・・・・こじ開けられていく感覚に官能の焔が燃え上がるんだろう。
・・・・そして、顎を押さえつけられれば、尚一層に感度が上がった。
ことさら、手に力を入れて顎を押さえつけた。
「カリっ!」
音がするほど・・・・華子にわからせるほどに耳を噛んだ。
・・・・そう・・・
華子の好きな愛され方は・・・・・
好きな責められ方は・・・・・
「脚、開くんだ」
耳元で囁く。
敢えての命令口調だった。
「・・・・はい・・・・・」
華子が、弱々しく・・・・か細い返事をする。
・・・・いつもの「THE・宝塚」
別人の華子がそこにいた。
・・・・・おずおずと・・・・おずおずと・・・・両脚、太腿が開かれていく・・・・・
指先を侵入させていく・・・・
・・・華子が脚を閉じるとは思わなかった。
少し傲慢な考えだけれども・・・・
贅肉のない下腹部。
触っている。
触られている。
意志を伝えながら指先を忍ばせていく・・・・
顎を押さえつけ、耳を甘噛みしたままだ。
コンビニ駐車場で、
初めてキスをして以来、
華子は、
ボクに「されるがまま」だった。
・・・・・おそらく・・・
早い段階から・・・
華子は、
ボクとSEXすることを考えていたんじゃないかと思う。
たぶん・・・
理由は色々あるだろう。
・・・そして、
ボクの正体が「ポンポコポーン」
彼女の憧れの存在・・・・ヒーローのような存在・・・・その「人物」だとわかってからは、
「SEXする」
その決心を絶対的なものにしたんだと思う。
だからこそ、
ボクの「なすがまま」となった。
それは、
「貴男に全面的に身体を任せます」
その意思表示なんだと思っていた。
だから、
初めて胸への愛撫を受けた時も、
1mmも嫌がる素振りを見せなかった。
むしろ、
「触ってください」
そう言うが如く、胸を突き出してきたくらいだ。
・・・・そして、
そこまで信頼されているからこそ、
ボクは、
華子を抱こうと決心したんだった。
・・・・ちょっと、言葉は違うけれど、
「意気に感じた」
そういうことだった。
「SEXする」
互いにそう決めている。
互いが、病床の身だ。
普通の人たちより、
「人生の残り時間」が少ない。
その自覚はある。
「恋愛」の駆け引きや、騙し合い。
そんな余計な時間を費やすヒマはない。
だからこそ、
彼女は、「押しの一手」で、
ボクとのSEXを決めてしまった。
そんな態度の中、
スエットに入れた指を拒否されたのは、
なんだか、ちょっと引っ掛かった。
・・・いや、「引っ掛かり」というほど、大きなものでもない。
むしろ、
スエットに・・・・下半身に手が伸びてくれば、
誰でも、
本能的は防御が働くわけで・・・・
当たり前の条件反射のようなものだと言えるわけだが・・・・
贅肉のないお腹をすり抜け・・・・
さらに、指を下げていく。
・・・・ついに、
パンティーの上縁へ・・・・
ギュッ!!
堪らず、華子が再び脚を閉じる。
ボクの指先を挟み込む。
「閉じるな・・・・」
耳元で再度命じる、
舌先を穴へと捻じ込んでいく・・・・・
華子の最大の弱点を嬲った。
「はう・・・うぐぐぐぅぅぅ・・・・」
顎を押さえられ、
逃げることも、仰け反ることも許されず、
耳穴を蛇頭で犯されていく・・・・
獲物とされた子犬のような呻き声を上げた。
両脚が戦慄きながら開かれていく。
完全に開かれるまで待った。
自ら「脚を開く」
その最大の羞恥を味あわせるためだ。
拡げられた太腿。
三度、
指を侵入させていく・・・・
伸ばした指先・・・・一番先を進むのは中指だ・・・・
こんもりと官能美の柔らかさを示す恥丘へ・・・・
華子の震えが左腕から、
侵入させる指先から伝わってくる。
開かれた脚が戦慄いている。
華子は、精いっぱいの辱めに耐え、脚を開き耐えていた。
指先が進む・・・・
「はうぅ・・・・!!」
微かに、尖った・・・・パンティーの上からですらわかる「雌芯」に触れた・・・・・
さらに、指を伸ばしていく・・・・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はううぅぅぅ・・・・・」
華子が泣きそうな声を漏らした。
官能の鳴き声ではない。
「泣き声」だ。
・・・・・?・・・?!
耳穴を抽送していた舌先が止まった。
パンティーは・・・・魅惑の縦皺は・・・・
水を溢したほどに濡れていた。
伸ばした指に滴るほどだった。
「・・・・淫らしい女だなぁ・・・・・」
わざと、ほくそ笑むように囁いた。
指先で、
パンティーの上からスリットを・・・・魅惑的な縦筋を描く、膣口に・・・淫らしく這わせた・・・・
初めてだろう。
初めて、男に膣口をなぞられる。
「・・・・・こんなに濡らしてたんだな・・・・触って欲しかったんだろう・・・・?」
「・・・い・・・・いや・・・・」
羞恥心に塗れた若い女の声だった。
高い身長。
背筋を伸ばして闊歩する。
韓流スターの華子はそこにはない。
まるで、少女のような、羞恥に狼狽した泣き声だった。
「本当は・・・・ずーーーっと、触って欲しかったんだろう・・・・パンティーの上からでも糸を引くほどヌルヌルしてる・・・・・」
スエットの中。
わざと、撫でては離し、糸を引く様を示した。
「いや・・・・いや・・・・は・・・恥ずかしいです・・・」
華子が、真赤となって首を振った。
・・・・そうだったのか・・・・
華子が脚を閉じた理由。
指の侵入を拒んだ理由。
それは、
この愛液の滲みだったんだ。
この淫らしい染みを知られたくなかったわけだ・・・
・・・・しかし、
これほど「男冥利」に尽きることはない。
ボクの愛撫に感じているという証拠だ。
「もっと・・・滴らせてやるからな・・・・」
ニヤついた冷笑で囁く。
・・・・ならば、
もっと恥ずかしく・・・・もっと羞恥を与えてやる・・・・
指でスリットをなぞりあげる・・・・
「ひゃうぅぅ!!」
華子の鳴き声。
・・・そして、
「愛液を滲ませた」という恥部をなぞられる泣き声。・・・呻き。
官能豊かな女体は、
男にとって、この上ない「宝物」だ。
・・・・これから、
初めて「下半身」への責めを加える。
華子は処女だ。
その全ての「責め」が初めての経験だろう。
これまでの「頂点」が、
女体、強力な性感帯である「乳頭」への責めだった。
華子は、それによって「逝く」という感覚を掴んでいた。
・・・・これから、
それとは比較にならない「雌芯」への責めを開始する。
「宝物の身体」
新たな開発を行う。
・・・・華子がどのような鳴き声・・・どのような痴態を見せるか・・・・
久しぶりだ・・・・
久しぶりに・・・
失った感覚が・・・
想いが・・・・
ボクの中に「嗜虐」の情が・・・小さな焔が灯っていた・・・・
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