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「公明正大なSEX」淑女の豹変。
しおりを挟む初めての「お泊り」は、
軽井沢だったよな。
やっぱり、教育施設・・・・なんか、「伝統文化」の伝承・・・・そんなテーマの施設だった。
東京から向かって、
午後一番で、その施設の見学をして、
・・・・けっこう長い時間がかかった。
夜は、
地元のレストランで食事。
Mimiはワインを頼んでた。
予定は、全て終わったんで、
リラックスタイムってことなんだろう。
軽井沢は、
オフシーズンだと、そんなに人がいないんだよな。
ホテルも安かった。
・・・・ホテルは、
費用は、みんなボクが支払っていた。
今とは違う時代だしな。
「デート費用は男が払うもの」
そんな時代だったからな・笑。
それに、
ボクは、18歳から働いていたし、
この当時・・・・ボクは24歳くらいだったけど、
すでに、仕事も順調で・・・・・
最初は、「クズサラリーマン」だったけれど、
引き上げてくれた先輩のおかげで、
同年代の1、5倍くらいの給料をもらっていたからな。
この程度の費用は、なんてことはなかった。
まして、
Mimiは、
留学生。
家庭は裕福だとはいえ、大学生だからな。
彼女に出させるわけにはいかないさ。
・・・・・これは、当時の当たり前で、
別に、ボクが特別ってことじゃない。
食事を終えて、
・・・・・そして、ホテルに入った。
ツインルーム。
チェックインを済ませ・・・・
部屋に入った瞬間だったな。
「パチン!」
スイッチが入ったように抱き合った。
I Love You・・・
どちらからもなく囁き合い・・・・求めあう・・・・
舌を絡めながら、
彼女は、ボクのシャツのボタンを外していた。
・・・・そして、スラックスに手が伸びてきた・・・・
互いが、互いを脱がし合う。
ホントに、こんなことがあるんだなって思った。
よくさ、
海外の映画とか観てると、
もう、なんか、
部屋入って、
すぐに「始まっちゃう」じゃん???笑。
まったく、
あの通りの展開だった。
なんか、
日本人とは違うんだなぁーーーーって・笑。
ジワァ~~~~~・・・・みたいな、
「前フリ」とかは一切なし。
「一緒に泊る」
それで、
もうSEXする意志は通告してるでしょ?。・・・そんな感じ。
Mimiは、
普段は、
どうにも、
その「育ちの良さ」が滲み出るんだけど・・・
この時は違ったな・笑。
なんか、「動物」・・・・それも、「肉食獣」
身体のしなやかな、
スレンダーな「雌獣」って感じだった。・・・・・まぁ、ボクより、背高いしな。
それでも、
白人さんとは違って、
やっぱり華奢で、
肌の色だって日本人に近い。
それでも、
胸の容。
お尻の容が、
やっぱり違う。
ツンとしてるっていうか、
とにかくスタイルが・・・・こう、映画に出てくるみたいな美しさだった。
・・・舌を絡め・・・
互いの服を脱がせ・・・
ベッドの周りに洋服が散らかっていく・・・
「もう、我慢できない!!」
そんな感じで、
甘い嬌声を上げながらボクに跨ってきた。
・・・・どうも、
この辺も人種の違いみたいで、
とにかく、
「ひとつになる」
それが大事みたいなんだよな。
前戯とか・・・・
もう、そんな時間はもどかしい!!
まずは、
「ひとつになる!!」
彼女が、
ボクに跨り、
自らの体内に収めていく・・・・深く深く・・・深くひとつになっていく・・・・
その時の、Mimiの笑顔を今でも忘れない。
嬉しそうな・・・
なんとも、喜びに満ち溢れた笑顔だったんだよな。
ボクを、身体奥深くに沈め・・・
安心した貌ってか、
安堵したような貌で、キスをせがんできる。
舌を求めてくる。
I Love You・・・・
・・・・そして、
満足そうにボクの顔を見ながら、
腰を使っていくんだった。
・・・・これまで見たことのない艶めかしいMimiの姿。
高速にグラインドされる腰。
・・・・なんだか、
日本人とは全然違っていた。
湿度がないってか・・・・
「ひとつになれた!!」
その喜び・・・・明るい太陽の下・・・・公明正大なSEX!!
健康的な・・・・
なんだか、
爽やかなスポーツの匂いがするような・・・・そんなSEXだった。
言葉は不自由だった。
互いに、「辞書」片手の会話だ。
でも、
SEXには言葉はいらない。
「I Love You」
それで全てが伝わった。
「淑女」
かなぐり捨てた彼女の・・・・「素」の姿があった。
激しく、
激しく、
激しく、お互いが快感を追い求めていく・・・
人生で、
忘れられない、
素晴らしいSEXだった。
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