「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。

ポンポコポーン

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「幸福が降り注ぐ」悦楽の果て。

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亜貴の背中を見下ろしていた。

最も屈辱的な姿勢をとらせていた。

動物的な「絶対服従」の姿勢だ。

動物が背中を見せることは死を意味する。
だからこそ、メスはオスに服従の意志を示すために「尻」を掲げる。
そして、オスは、絶対的な支配を示すために、メスの背中に爪を立て「尻」から貫く。


亜貴に尻を掲げさせ、その尻を掴んでいた。
豊かな弾力の尻たぶ。
犯すように膣を抉った。杭を撃ち埋めた。
すでに時間の感覚はない。
ひたすら、快楽に溺れ浸った。


「幸福」の時間だった。

「至極」の只中に居た。


美しかった。
官能的なウェストライン・・・そしてヒップライン・・・

その躰を支配する。自由にする。
鳴かせ続けた。
逝っても、果てても終わらせはしなかった。


すでに亜貴は軟体動物と化している。
自らの体重を支えることすらできない。
貌を横向きとしてシーツに預け、尻を掲げさせられ、腕は助けを求め彷徨っている。
シーツを掴み、手繰り寄せ・・・何度絶叫し、何度咆哮を上げても終わらせはしない。


亜貴の絶叫が響く。
「悦楽」にのた打ち回り・・・すでに苦悶の域だろう。逃れようと何度も何度も手を伸ばす。
果てては、逝っては、亜貴の膝は崩れ落ちようとする。

・・・・逃がさない。

逃げる尻に指を食い込ませ掴んだ。姿勢を保持させた。
さらに尻たぶを拡げる。後ろの排泄器官すらを晒しものにした。尻穴に外気が触れる。
亜貴には視線が痛いほどに突き刺さっているはずだ。躰内。羞恥が渦巻くはずだ。
・・・・それが証拠に、アナルは、ヒクヒクと恥ずかし気に蠢いた。

その蠢きは、膣径の愛撫となった。
羞恥の穴を視姦しながら、愛撫を受け、更に深いストロークを与える。


震える太腿。
横溢して流伝う愛液の雫。幾筋もの筋となる。
その源泉をオスの幹が抉る。


亜貴の絶叫。


躰が反り返る。
シーツを滑り、躰全てが突っ伏していく。

「軟体動物」

ただの肉の塊と化していた。
骨どころか、肉すらが悦楽の燃え滾る脂と果てていた。

ついに膝から崩れ落ちていく・・・・


・・・させない。


亜貴の腹の下に枕を押し込んだ。大きな枕をふたつ。縦に重ねて押し込んだ。

これで亜貴は崩れ落ちられない。
強制的に、屈辱の姿勢をとらされ続けるしかない。

躰を伸ばし、逃げることも許されない。
ぐったりとした上半身。
力を失った膝。戦慄かせたまま尻を掲げ続けるしかない。
シーツを掴み、呻き、絶叫して鳴き狂う他ない。


・・・逃げられない。

もう、逃げる術はない。
ここから更に犯され続けるだけだ。


オスによって、気が狂うまでに、脳が崩れるまで、好き勝手に、果てしなく嬲りものにされ続ける。


亜貴の「生殺与奪」を握っていた。

逝かせる。

何度でも果てさせる。

灼熱と化したオス。幹ひとつで亜貴を操った。
淫靡な「指人形」と成らしめた。
灼熱の鋼1本で、躰内を貫き、掻き雑ぜ、打ち据え、淫乱までの舞を躍らせる。


「お前はオレのものだ」


躰に、心根に、脳細胞の隅々、骨の髄までに刻み込んでやる。


・・・しかし・・・

すでに限界だった・・・「幸福」の限界を迎えていた。


・・・ついに弾ける時がきた。

灼熱の鋼。
命の尽きる時が来た。


・・・・ここから、亜貴を使って悦楽の最終章を絞り出す・・・

亜貴を味わい尽くす。


杭を子宮口までに捻じ込む。
・・・これまで、誰もが使っていない処女を奪う。
亜貴の処女の肉壁を使う。
・・・あまりの感動に、ブチブチと、毛細血管の切れる音を聞く。

杭に膣径を、処女肉を絡ませ、引きずるように膣口まで引き戻す・・・・返す刀で、深い、深いストロークを浴びせていく・・・


亜貴からリズミカルな・・・最終章の悲鳴が上がり続ける。

生物の鳴き声ではなかった。
獣・・・雌獣・・・その魂の絶叫だった。


愛してる・・・・愛してる・・・・愛してる・・・・


逝かせて!!・・・・お願い!!!


亜貴から懇願の声が上がる。


最後の決定打を撃つ。


・・・視姦し続けた亜貴の後ろの器官・・・排泄器官を優しくなぞった。


ハッ!っと亜貴が反応を示す。


あぅ・・・イヤ!!・・・・ダメ!!!


軟体動物と成り果てた躰。
アナルに這う指。
それが「気つけ」となった。
最後の気力を振り絞り抗ってくる。
逃れようと、気力の限りで髪を振る。腕が、指が、シーツを滑る。


さらに、尻の穴、その皺を伸ばすようになぞる。
亜貴が括約筋に力を注ぐ。
最後の処女。防御に気力の全てを傾けた。

・・・同時に、キュンと膣径が締め付けてくる。


膣内。何本もの指で愛撫されるが如き蠢動。
狂悦が、ドクドクと血管を浮き上がらせた幹を襲う。

・・・・思わず呻く・・・

魂の迸りが、引き返せない一線を越えた。


渾身の抗い。


深く。深く杭を撃つ。


尻穴に指。


亜貴・・・
ここに触れられるのは「初めて」だろう・・・

後ろを向くことすら泣いて拒んできた。
尻を掲げるなど絶対に許さなかったと言った。

・・・だから・・・ここを触れられるのは・・・ここを愛されるのは「初めて」だろう・・・


さらに指を這わせる。
閉じた排泄器官を指先でなぞる。・・・今にも侵入の意思を示す。括約筋のヒクつき。呼吸のように蠢く。

・・・見られている・・・触られている・・・

人体の最も羞恥の源。排泄器官。尻の穴をなぞられる・・・

ことさらに厭らしさを誇示してなぞる。


うゎっ・・・あうぅぅ・・・・・


亜貴が身を拗らせて鳴く。・・・しかし、拒絶の声じゃない。官能の響きを聴く。


・・・そうだ・・・想像もしなかった「初めて」の快感だろう・・・


亜貴・・・人間の「恥ずかしい部分」は、全てが性感帯なんだよ・・・

・・・ここに舌を這わせたら、舌で押し拡げれば、どれほど美しい鳴き声を上げるだろうか・・・


愛してる・・・・愛してる・・・・愛してる・・・・


「亜貴の初めてが欲しかった」


逝こう・・・

磔となった亜貴の両手。掴んで背中に上げさせる。
背中で手首を交差させた。
逃がさぬように両手首を掴んだ。
亜貴の貌がシーツに押さえつけられる。


・・・・美しい・・・・


最も屈辱的な姿勢をとらせた。
脚を拡げられ、尻を掲げ、後手で手首を掴まれる。

・・・犯される以外何物でもない様。


「奥」の「奥」を使う。

処女地を拡げる。
初めてを使う。
躰。初めての記憶を刻みつける。

・・・・・一生の記憶を叩き込む・・・


全体重を乗せた。
身体の全て。
体重。気力。想い・・・・


愛してる・・・・愛してる・・・・愛してる!!!


渾身。全てを、脈打つ灼熱に、噴火の断末魔を迎えた鋼に乗せた。

亜貴の躰。亜貴の膣径。亜貴の内臓。亜貴の脳髄までに貫く!


両手首を掴み撃ち据える。

己が全てを叩きつける。


身体全てで「悦楽の果て」に向かう。


ストロークを更に深く! 
ピッチを上げる!更に長く!!
亜貴の「奥」の「奥」を使う・・・串刺しとする様に!



・・・ついに・・・

ついに・・・

亜貴を使った「幸福」の時間。
終焉がやってくる。

打ち据える杭・・・すでに、抗えないトリガーが撃たれていた。
もう引き戻せない。
もう「悦楽の果て」・・・・「射精」に向かって、真っしぐらに駆け抜けるしかない。


・・・・愛してる・・・・愛してる・・・愛してる・・・!!


叫んだ。腹の底から叫んだ。声に出して叫んだ。地鳴りの咆哮で包んだ!!


腰を振る。
獣となって腰を振る。
もはや野獣の交尾でしかない。

・・・・そして「魂」の交尾だ。

クシャン、クシャン、クシャン・・・・

亜貴の両の手首を固く掴んだ。
最後の鞭を入れる。

泡を吹くほどの愛液。
飛沫となって卑猥な音と散る。

打ち据える音が響く。

響く。響く。響く!!

ベッドが軋む音。
己が身体。鞭となる。亜貴を打った。


愛してる!・・・・愛してる!!・・・・愛してる!!・・・亜貴!!!


射精。

燃え上がり、三倍もに拡がった尿道口。

迸る。

体内を脳天までに迸る。


一度・・・二度・・・三度・・・


止まらない。

地鳴りのような噴火が脈を打ち湧き上がる。

文字通りの命の噴火。

何億という命の噴火。

白濁したオスの分身が迸る。


脳髄までが流れ出た。身体、全てが飛び散った。

瞬動が続く。

脈動が続く。

ドロドロと、凄まじい衝撃、射精が続く。


痙攣。

命を迸らせた痙攣。

オス。己が命を放出した断末魔。嘶き。



堕ちていく・・・・

覆い被さっていく・・・・・

亜貴に覆い重なっていく・・・・


亜貴の髪に沈んでいった。


亜貴の吐息。汗熱の息吹。薔薇色の香りに包まれた。


愛してる・・・・愛してる・・・・愛してる・・・・あい・・・して・・・る・・・


ふたりのリフレイン。

春の陽射しに木魂した。

春の陽射しに降り注ぐ。


覆い重なったまま。
「幸福」に・・・感動に打震えながら全ての指を絡めた。


ふたりの軟体動物。
ひとつへ綯い交わっていった・・・


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