「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。

ポンポコポーン

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「知ってしまえば元へは戻れない」今日1日だけしか会えない。

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・・・今日1日しか会えない・・・

「もうすぐ着くよー」 

10時を回ったところで亜貴からメールが来た。

窓から外を見ていた。
亜貴の車が入ってきた・・・停まる。

亜貴が降りてくる。
・・・・ホントにタメ息の出るような美しさだ。
ジーンズの足が長い。美しい立ち姿だった。

ボクが手を上げる。亜貴が手を振る。笑顔が眩しい。

玄関が開いて、亜貴が入ってくる。

手にはお弁当。・・・今日も、夜の分も用意してくれている。

・・・・笑顔でお弁当をテーブルに置く・・・・


・・・・ダメだ・・・ガマンできない・・・


亜貴の手を掴んで奥の部屋に・・・布団に倒れ込んだ。

キス・・・舌が絡みあう。
昨日一日会えなかった。それだけで焦燥感に駆られていた。・・・そして、禁断症状だった・・・この舌が欲しかった。


「知ってしまえば元へは戻れない」


人間は、知ってしまえば、知らなかった前には戻れない。
・・・ボクは亜貴の舌を知ってしまった・・・亜貴とのキスを知ってしまった。
もう戻れない。・・・亜貴の舌が・・・このキスがないと生きていけない。
禁断症状で狂ってしまう。

昨日は、亜貴は旦那さんとふたりっきりだった・・・

「SEXしてたらどうしよう・・・」

嫉妬で狂いそうだった。

・・・・不思議だった。
亜貴を可哀想だと思った。

・・・・亜貴が旦那に犯されていたらどうしよう。犯されたら可哀想だ・・・そんなふうに思っていた。
亜貴が、自ら・・・積極的にSEXするはずがない・・・亜貴はボクのものだ。
亜貴は、義務として旦那とSEXをさせられている・・・それは「犯される」ことと同じだ。・・・・亜貴を、そんな目にあわせたくなかった。


「亜貴・・・愛してるよ・・・」

「愛してる・・・カズくん・・・」


バタバタと、舞台での早着替えのようにバタバタと急いで上着を脱がせた。Tシャツを取った。ジーンズを脱がせた。・・・シンプルなブルーの下着。
ボクも下着だけになって布団にもぐりこんだ。

・・・・こんなこと信じられなかった。

アメリカ映画なんかでよくある。
我慢できなくて、二人きりになった瞬間にSEXが始まる・・・そんなことはあり得ないと思っていた。・・・少なくとも日本人には。そしてボクには・・・

我慢できなかった。
さすがに映画みたいに、すぐに挿入するなんてできないけど・・・そんな恐れ多いことできない・・・
だけど、我慢できなかった。
部屋に入った亜貴を、蜘蛛が獲物を捕獲するように絡めとった。
すぐに布団に押し倒した。

・・・ブラを外した。

キスの・・・亜貴の舌に未練を残しながら耳に唇を這わせる・・・・亜貴の耳も魅惑的だ・・・今日もシンプルなピアスが光っている。注意して・・・耳を傷めないように唇を、舌を這わせる・・・すぐに亜貴のスイッチが入る。甘い吐息が漏れる。
胸の稜線を愛撫する・・・優しく・・・優しく・・・ジワリ、ジワリと先端へ・・・乳頭へと指を近づけていく。・・・硬くなっていくのがわかる・・・胸全体に張りが入っていく・・・
耳の裏側から首筋へ・・・スッとした贅肉のない首筋・・・唇を、舌を這わせていく・・・亜貴を味わいながら、亜貴の弱点を探していく・・・亜貴の性感帯を・・・亜貴に鳴き声を上げさせるスイッチを探っていく・・・
弱点はピンポイントだ。5mm・・・1mm違えば、もう外れる・・・だから1mm刻みで舌を這わせていく・・・
再度、耳にもどる・・・


「愛してる・・・愛してる・・・亜貴・・・」


耳元で囁きながら、輪郭を甘噛みして、舌を尖らせて内側をなぞる・・・指が乳頭をとらえていた。・・・人差し指と中指で挟んだ・・・胸全体を揉みしだきながら指で愛撫を加える・・・

亜貴の美しい両脚が切なそうに擦り合わさっている。

・・・・早く亜貴の中に入りたかった。・・・両脚をかき開き・・・魅力的な、熱い果実にまみれた、亜貴の身体に押し入りたかった。・・・膣を味わいたかった・・・
それでも、一昨日に一度味わった・・・いや何度も何度も味わった・・・その分の余裕があった・・・だから、今日は亜貴の全てを味わいたかった。
全て・・・隅々まで・・・できるなら、誰も触れたことのない亜貴の身体を愛したかった・・・


胸の突端全てを口に含む・・・乳輪に舌を使う。・・・左手を走らせる・・・下げていく・・・脇腹・・・ショーツ・・・素通りさせて太ももへ・・・堪らない感触だった・・・張り、肌触り・・・完璧だった。

亜貴の身体・・手入れが完璧だった。
もともと素肌が綺麗なんだろう。そこに完璧な施術が施されていた。余分な体毛が全くなかった。そして、毛穴のザラつきもない・・・すべすべと、つるりとシルクの肌触りだった。
それでいて肉感が素晴らしかった。

・・・今でも週に1度はバトミントンのコートに立つ。

高校時代の部活の延長・・・遊びだという・・・それでも、筋肉の落ちた身体じゃなく・・・かといって余分な肉がついているわけでもない・・・ジーンズ姿が最も美しい適度な肉感だった。
ジーンズを剥ぎ取ってもそれは変わらない。ジーンズで矯正されてるわけじゃない・・・そのままの美しい脚があった。
・・・そして、ウェストライン・・・・ウェストラインは引き締められていた・・・脚ほどに肉感がない・・・見事に余分な肉を削ぎ落としていた。

時間と費用がかかっているに違いない。
・・・・こんな女性を初めて見た。
それは、ボクの生きている世界が底辺だからなのか・・・これだけ身体に手入れをすることが世間の普通なのか、ボクにはわからない。
ただ、感動していた。
・・・・こんな女性が、普通の世の中に存在するのかと感動していた。

雑誌でしか見たことがなかった。・・・いや、確かにグラビアモデルから比べれば胸は小ぶりだった・・・それとて、見せることを職業としているモデルと比較すればといったことで、ボクの人生で見たことのない引き締まったスタイルだった。・・・「痩せている」んじゃない・・・肉感の素晴らしいスタイルだった。
これまでに、これほどまでに美しい身体に触れたことがなかった。

・・・その身体を愛せる幸運に感動していた。

シルクの太ももの感触を楽しみながら、指先でなぞりながら、内側へと指を滑り込ませていく。
亜貴の脚が焦燥感に駆られたように擦り合わされる・・・ボクの手が挟まれる・・・そのまま上げていく・・指先でなぞりながら・・太ももの感触を味わいながら・・・

乳頭の周りをジワリジワリと舌を這わせていく・・・乳頭がさらに硬くなっていくのがわかる・・・舌先が触れる・・・周りをグルリと一周させて口を離した。
亜貴の舌をもらう。舌を絡める。
指がショーツの縁に到達した・・・スッとなぞる・・・亜貴がキスの下で吐息を漏らす。
亜貴の脚が閉じ合わさる・・・

・・・焦燥感を煽るように、爪先でショーツの上からなぞる。熱を帯びている。
耳を甘噛みした・・・


「脚開いて・・・閉じちゃダメだよ・・・・」


亜貴の脚が開かれた。

甘噛みしながら、ショーツの上から、亜貴の魅惑的なカタチ・・・縦ジワに沿って爪で引っ掻くようになぞる・・・


「クゥ・・・」


亜貴が泣きそうな溜息をもらす。
耳への愛撫を強く・・・・尖った舌先で窪みをなぞる・・・縦ジワに爪を立てる・・・なぞる・・・
亜貴が荒い息で鳴き声を漏らし始める・・・

・・・亜貴が脚をギュッと閉じる。ボクの手を挟む・・・全ての愛撫を止める。


「脚開いて・・・・」


亜貴の脚が緩々と、磁力に逆らうように開いていく・・・

・・・愛撫を再開する。・・・耳をなぞり・・・縦ジワをなぞる・・・
亜貴の鳴き声も再開される・・・オクターブが上がってくる・・・

耳に歯を立てた。ショーツの上からでもわかる・・・硬くなった、亜貴の最も敏感な部分に爪を立てた。亜貴の腰が蠢めいている。


「愛してる・・・愛してるよ・・・」


耳元で囁き・・・再度、胸を口に含んだ・・・乳輪を舌でなぞる・・・硬くなった突端の根元を円を描くようになぞる・・・
爪でクリトリスを・・・突芯をひっかくように・・・弾くようにリズミカルに転がしていく・・・

2点を同時に責められ亜貴が鳴く。・・・抑えた鳴き声じゃない。抑えられない鳴き声・・・鳴くと決めた鳴き声・・・堰を切ったオクターブで鳴き始めた。

・・・このまま続ければ逝く・・・

胸の愛撫と突芯への愛撫・・・リズムを同じに・・・リズムを同じに責めれば逝きやすい・・・
亜貴の脚がボクの言いつけを守ったまま・・・開いたままにガクガクと震えていく・・・爪の責め・・そのリズムに合わせて腰が蠢く・・・亜貴の身体に力が入る。背中が仰け反っていく・・・

・・・・あと3回で逝く・・・2回で・・・1回・・・

止めた。

亜貴のウェストが、ボクの爪を求めて切な気に蠢く・・・


亜貴の下半身に移動する。
両脚の間に身体を入れた。


・・・これから、魅力的な脚を味わう。


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